国際連合アオゾウ帯監視団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Small Flag of the United Nations ZP.svg   国際連合アオゾウ帯監視団
 
概要 平和維持活動
略称 UNASOG
状況 活動終了
決議 安保理決議915
活動開始 1994年5月4日
活動終了 1994年6月13日
活動地域 チャドアオゾウ地帯
規模 15名
要員派遣国 6ヶ国
犠牲者数 なし
費用 64,471ドル
公式サイト UNASOG

紛争 アオゾウ地帯の領土紛争

国際連合アオゾウ帯監視団(こくさいれんごうオアゾウたいかんしだん United Nations Aouzou Strip Observer Group,UNASOG)はチャドアオゾウ地帯に展開した国際連合平和維持活動1994年5月4日の国際連合安全保障理事会決議915に基づき設立された。リビア軍のアオゾウ地帯からの撤退監視を行なう。

概要[編集]

アオゾウ地帯はリビアとチャドの係争地帯であり、リビアが1973年に侵攻後、1987年まで占領していた。トヨタ戦争時のチャドの攻勢によりリビア軍は撃破され、停戦・和平に伴いアオゾウ地帯からほぼ撤退していた。

1994年2月3日に国際司法裁判所の裁定により、アオゾウ地帯はチャド領とされた。両国は境界画定や残存リビア勢力の撤退のために協議を行い、国際連合へ支援を求めた。4月には国連の先遣要員が調査に入っていたが、国際連合安全保障理事会は5月4日に決議915を出し、最大40日間の期限で国際連合アオゾウ帯監視団(UNASOG)を設立、両国の動きを支援することとした。

UNASOGは国際連合西サハラ住民投票ミッション(MINURSO)より一時的に人員が派遣されて編成された。規模は9名の軍事監視要員および6名の文民スタッフからなる。UNASOGはリビア軍の撤退行動を監視している両国の作業チームの行動を検証する任務を担った。リビア軍の撤退およびその検証作業は順調に進み、6月6日に任務完了報告を行い、6月13日に解散した。