園部聡

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園部 聡
JX-ENEOS
20140606 bs sonobe kobe western.png
オリックス時代
(2014年6月6日 神戸総合運動公園サブ球場にて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福島県いわき市
生年月日 (1995-11-10) 1995年11月10日(23歳)
身長
体重
184 cm
100 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 一塁手三塁手
プロ入り 2013年 ドラフト4位
初出場 2016年7月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

園部 聡(そのべ さとし、1995年11月10日 - )は、福島県いわき市出身[1]野球選手内野手)。右投右打。

2014年から2018年までは、NPBオリックス・バファローズに在籍。2019年からは、社会人野球JX-ENEOS野球部でプレーを続ける。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

勿来第一小学校5年生の時にソフトボールを始めると、勿来第一中学校では軟式野球部の「いわき松風クラブ」に所属。全国大会では、準々決勝への進出を経験した。2013年に東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した内田靖人は、このクラブでチームメイトだった[1]

聖光学院高等学校への進学後は、1年時から4番打者に起用[1]。2年時の春から3年時の夏までは、4季連続で阪神甲子園球場の全国大会へ出場した。2年春の第84回選抜大会では、「4番・一塁手」として2試合に出場すると、通算打率.429(7打数3安打)、1打点を記録[2]。夏の第94回選手権全国大会でも、「4番・一塁手」として2試合に出場すると、通算打率.500(6打数3安打)、1本塁打、4打点という成績を残した[3]。3年春の第85回選抜大会では、「3番(または4番)・一塁手」として3試合に出場すると、打率.417(12打数5安打)、1本塁打、3打点、1盗塁をマーク[4]。夏の第95回選手権全国大会では、「4番・一塁手」として2試合に出場するとともに、打率.500(6打数3安打)、1打点という成績を残した[5]

聖光学院高校への在学中には、一時右肘を痛めながらも、対外試合で通算59本塁打をマーク[1]。3年夏の選手権全国大会終了後には、第26回AAA世界野球選手権大会の日本代表選手に選ばれた[6]。大会では、主に5番打者へ起用。ベネズエラ代表[7]キューバ代表[8]アメリカ代表戦でそれぞれ適時打を放つなど[9]、通算で7打点を記録した[10]

2013年のNPBドラフト会議で、オリックス・バファローズから4巡目で指名[11]。契約金4,000万円、年俸550万円(金額は推定)という条件で入団した。入団当初の背番号は44[12]

オリックス時代[編集]

2014年には、ウエスタン・リーグ公式戦で、6月までに5本塁打を放った。しかし、シーズン中の8月に、右肘の肘頭閉鎖不全反転骨移植手術を受けた[13]。実戦への復帰までに4ヶ月を要するほどの手術であったことから、リハビリへ専念することを前提に、10月28日には球団から支配下登録選手契約の解除を通告[14][13]11月26日には、育成選手として再び契約したことに伴って、背番号を124に変更することが発表された。

2015年には、育成選手として、ウエスタン・リーグ公式戦44試合に出場。通算打率は.110(82打数9安打)で、本塁打を放てず[15]支配下登録選手への復帰には至らなかった。

2016年には、ウエスタン・リーグ公式戦65試合に出場すると、二軍の日本人選手ではトップの9本塁打をマーク。14試合に出場した6月には、打率.308(52打数16安打)、5本塁打、10打点という好成績で、リーグの月間MVPを受賞した[16]7月1日に支配下登録選手契約へ移行すると、背番号を00へ変更するとともに、プロ入り後初めての出場選手登録[17]7月3日の対千葉ロッテマリーンズ戦(QVCマリンフィールド)に「6番・指名打者」としてスタメンで一軍公式戦へのデビューを果たすと、2回表の第1打席で一軍公式戦初安打、7回表の第4打席で決勝の適時打を放ったことによって初打点を記録した[1][18]。「7番・指名打者」としてスタメンに起用された9月18日の対福岡ソフトバンクホークス戦(福岡ヤフオク!ドーム)に出場すると、9回表の第4打席で一軍公式戦初本塁打をマーク[19]。一軍公式戦全体では、16試合の出場で打率.204、1本塁打、6打点という成績を残した。

2017年には、背番号を44に戻したが[20]、一軍公式戦への出場機会はなかった。ウエスタン・リーグ公式戦には、通算で84試合に出場。杉本裕太郎に次いでチーム2位の7本塁打を放つ一方で、打率は.183にとどまった。

2018年には、ウエスタン・リーグ公式戦74試合の出場で、5本塁打、31打点、打率.224をマーク。しかし、2年連続で一軍公式戦への出場機会がなく、10月4日に戦力外通告を受けた。園部自身はNPB他球団での現役続行を希望していたため、11月13日には、シートバッティング形式の12球団合同トライアウトタマホームスタジアム筑後)に参加。5人の投手と対戦したが、1四球を含む無安打という結果で終わった[21]ため、NPB他球団から獲得のオファーを受けるまでには至らなかった。12月2日付で、NPBから自由契約選手として公示[22]

オリックス退団後[編集]

2019年1月21日に、JX-ENEOS野球部へ入ることが発表された[23]

選手としての特徴[編集]

好きな選手はマニー・ラミレスで、打撃フォームを参考にしている[24]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2016 オリックス 16 57 54 3 11 3 0 1 17 6 0 0 0 0 2 0 1 24 0 .204 .246 .315 .560
NPB:1年 16 57 54 3 11 3 0 1 17 6 0 0 0 0 2 0 1 24 0 .204 .246 .315 .560
  • 2018年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



一塁 三塁
























2016 オリックス 3 14 2 0 1 1.000 2 0 2 0 0 1.000
通算 3 14 2 0 1 1.000 2 0 2 0 0 1.000
  • 2018年度シーズン終了時

表彰[編集]

  • ウエスタン・リーグ月間MVP:1回 (2016年6月)

記録[編集]

初記録

背番号[編集]

  • 44 (2014年、2017年 - )
  • 124 (2015年 - 2016年6月30日)
  • 00 (2016年7月1日 - 同年終了)

代表歴[編集]

高校時代

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e オリ園部さまさま 支配下即プロ初出場V打 4日前まで育成の苦労人 スポニチ Sponichi Annex 2016年7月4日掲載
  2. ^ 第84回選抜高校野球 3月26日第2試合結果3月29日第2試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  3. ^ 第94回高校野球選手権 8月11日第2試合結果8月17日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  4. ^ 第85回選抜高校野球 3月23日第3試合結果3月28日第2試合結果3月31日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  5. ^ 第95回高校野球選手権 8月9日第1試合結果8月15日第1試合結果 スポニチ Sponichi Annex
  6. ^ 日本代表に高橋光、松井らを選出 台湾で18歳以下W杯 スポニチ Sponichi Annex 2013年8月22日掲載
  7. ^ 安楽2安打16K完封 日本3連勝/詳細 日刊スポーツ 2013年9月2日掲載
  8. ^ 安楽10K完封 日本全勝で決勝進出/詳細 日刊スポーツ 2013年9月6日掲載
  9. ^ 日本、米国に敗れ初優勝ならず/詳細 日刊スポーツ 2013年9月8日掲載
  10. ^ 聖光学院・園部がプロ表明「どこでも」 日刊スポーツ 2013年9月13日紙面から
  11. ^ 2013年度ドラフト会議 契約交渉権獲得選手 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2013年12月14日配信
  12. ^ オリ4位園部に背番「44」和製ブーマーだ 日刊スポーツ 2013年11月19日紙面から
  13. ^ a b オリ園部 育成から再起「44番」取り戻す 日刊スポーツ 2014年11月20日紙面から
  14. ^ 戦力外通告のお知らせ オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2014年10月28日配信。育成選手契約締結のお知らせ オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2014年11月26日配信。
  15. ^ 2015年度 オリックス・バファローズ 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ) NPB.jp 日本野球機構
  16. ^ 2016年6月度「ミズノ月間MVP賞」受賞選手 NPB.jp 日本野球機構
  17. ^ オリックス園部を支配下登録 背番号「00」 日刊スポーツ 2016年7月1日掲載。新規支配下選手登録 2016年度 NPB.jp 日本野球機構。公示(出場選手登録・抹消) 2016年7月 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  18. ^ 2016年7月3日 千葉ロッテ 対 オリックス 成績詳細 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  19. ^ この打席で使用したバットは中田翔にもらったものだという。オリックス園部“中田バット”でプロ初本塁打 日刊スポーツ 2016年9月19日紙面から。2016年9月18日 福岡ソフトバンク 対 オリックス 成績詳細 オリックス・バファローズ オフィシャルサイト
  20. ^ 背番号変更のお知らせ オリックス・バファローズ オフィシャルサイト 2016年12月12日配信
  21. ^ 48人が参加 プロ野球合同トライアウト/詳細日刊スポーツ 2018年11月13日配信
  22. ^ 2018年度自由契約選手NPB.jp 日本野球機構
  23. ^ JX-ENEOS野球部 2019年シーズン入部予定選手についてJX-ENEOS野球部 2019年1月21日配信
  24. ^ オリックス園部、支配下3日目でチーム救う大仕事 日刊スポーツ 2016年7月4日紙面から

関連項目[編集]