在京AMラジオ局送信所

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在京AMラジオ局送信所(ざいきょうAMラジオきょくそうしんじょ)では、東京都に本社があり、関東広域圏を放送エリアとする民放中波(AM)ラジオ放送送信所について述べる。

概要[編集]

  • 民間の在東京都AM(中波)ラジオ放送事業者のうち、TBSラジオ文化放送埼玉県に、ニッポン放送千葉県に、それぞれ親局送信所を設けている。ニッポン放送はかつて東京都足立区東六月町に設けていた。(現在も予備送信所として存続)
  • 3社ともに、FM(超短波)補完中継局を設置している。(墨田区の東京スカイツリー)

送信施設概要[編集]

放送局名 送信所名 コールサイン 周波数 出力 放送対象地域 放送区域内世帯数 送信所置局住所
TBSラジオ 戸田送信所 JOKR 954kHz 100kW 関東広域圏 1519万8151世帯 埼玉県戸田市氷川町3丁目3番51号(戸田競艇場付近)
文化放送 川口送信所 JOQR 1134kHz 約1600万世帯 埼玉県川口市赤井3丁目9番16号(辰井公園隣接)
ニッポン放送 木更津送信所 JOLF 1242kHz 1614万2549世帯
関東地方全世帯の約82.4%をカバー
千葉県木更津市椿318番地(東清川駅北方)
  • ニッポン放送はステレオ放送を実施。かつて同様にAMステレオ放送を実施していたTBSラジオと文化放送は、前者が2011年1月30日の放送終了時をもって、後者は2012年2月5日深夜(6日未明)の放送終了時をもってそれぞれ、ステレオ放送を終了した。
  • TBSラジオは、1951年12月25日(開局日)から1960年11月29日まではラジオ東京、1960年11月30日から2001年9月30日までは東京放送、2001年10月1日から2016年3月31日まではTBSラジオ&コミュニケーションズ
  • 上記3社はいずれも万が一送信できない場合や大掛かりなメンテナンスが行われる際に使用される予備送信所も設けられており、TBSラジオは港区赤坂のTBS放送センター内[1]、文化放送はかつて社屋があった新宿区若葉に、ニッポン放送はかつての送信所だった足立区にある。いずれも出力は1kWで送信される。
    • 2014年9月3日にTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の3社に対し、FM補完中継局(通称:ワイドFM)(それぞれTBSラジオ墨田FM補完、文化放送墨田FM補完、ニッポン放送墨田FM補完)の予備免許が付与され、3社ともに東京都墨田区東京スカイツリーに補完中継局(墨田放送局)を開局、2015年12月7日に本放送を開始した。これにより、災害発生時に各本送信所での放送継続が困難となった場合の対策や都心部の難聴等の解消を目的として放送が行われる[2][3]
  • 送信所敷地は関係者以外立入禁止であるが、文化放送川口送信所は春の花見シーズンに地元町会・商店会の主催で行われる「川口桜まつり」の会場として敷地が開放される[4]。一方、ニッポン放送木更津送信所の敷地内には、三菱電機が設置した太陽光発電システムがある。
  • TBSラジオ戸田送信所では2018年12月8日から、施設で使用する電力をすべて再生可能エネルギーで賄っている。新潟県上越市の小規模水力発電施設など複数の発電施設からみんな電力を通じて供給を受けている[5][6]

放送エリア[編集]

  • 尚、TBSラジオの公式発表上の可聴エリアは、「放送区域」(0.25mV/m圏)は関東1都6県完全にカバーし、さらに周辺県の50%(福島・長野50%、静岡70%、山梨100%、新潟5%各人口比)をカバーである[7]

注釈[編集]

関連項目[編集]