在日タイ人
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総人口 | |
50,179 人 (2017年)[1] | |
居住地域 | |
関東地方、長野県、愛知県 | |
言語 | |
タイ語、日本語 | |
宗教 | |
仏教 |
在日タイ人(ざいにちタイじん)は、日本に一定期間在住するタイ国籍の人々である。日本に帰化や亡命した人、およびその子孫のことをタイ系日本人と言う。
概要[編集]
日本国法務省によれば、2019年末の時点で54,809人のタイ人が日本に在留している[2]。都道府県別に見ると、もっとも多いのが東京の7,435人、次に千葉県5,114人、茨城4,381人、神奈川3,916人、埼玉2,790人、愛知県2,226人、長野県2,100人の順となり関東地方に集中している。
日本におけるタイ人は労働者として1980年代末から急増し始め、多くのタイ人が短期ビザで入国し単純労働者として生活していた。その多くがそのまま違法滞在者となり、1993年にはその数は55,380人に達し[3]、大都市圏近郊を中心に建設現場や農場、工場等で多くのタイ人が不法就労を行っていた。しかし、2011年1月1日時点では不法滞在者数は3,558人[4]に減少している。そのため90年代よりは在日タイ人コミュニティは縮小していると言える。
現在は、労働者よりも留学生や国際結婚として来日し滞在しているタイ人が主流である。また、2017年以降はサッカーJリーグにおいて各チームがタイ人選手を積極的に獲得し始め、チャナティップ・ソングラシン、ティーラシン・デーンダー、テーラトン・ブンマタンのように活躍する選手が出てきている。
脚註[編集]
- ^ 在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表 法務省
- ^ “令和元年末現在における在留外国人数について”. 法務省. 2020年4月18日閲覧。
- ^ 外国人登録の状況と不法滞在者
- ^ 法務省:本邦における不法残留者数について(平成25年1月1日現在)
関連項目[編集]
- 日泰関係
- Category:タイ系日本人 - 日本に帰化した元タイ人およびその子孫
- 日系タイ人
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