坂井直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
坂井直
さかい なおし
生誕 1910年8月13日
日本の旗 日本 三重県三重郡桜村
死没 1936年7月12日
日本の旗 日本 東京府東京市渋谷区
所属組織 大日本帝国陸軍の旗 大日本帝国陸軍
軍歴 1932年 - 1936年
最終階級 歩兵中尉
テンプレートを表示

坂井 直(さかい なおし、1910年(明治43年)8月13日 - 1936年(昭和11年)7月12日)は、日本陸軍軍人

経歴[編集]

陸軍少将坂井兵吉の次男として三重郡桜村(現在の四日市市桜町)に生まれる。 1932年に陸軍士官学校を卒業(第44期)した後は、陸軍歩兵少尉として歩兵第三連隊に所属。1934年陸軍中尉となる。

同連隊に所属していた安藤輝三大尉の国家改造思想に影響を受け青年将校運動に参加。1936年(昭和11年)2月26日、高橋太郎少尉、麦屋清済少尉、安田優少尉と共に重機4、軽機8、小銃、ピストルなどを備えた襲撃部隊を率いて、四谷区仲町三丁目(現:新宿区若葉一丁目)の斎藤内大臣の私邸を二手に分かれて襲撃、警備の警察官の抵抗を難なく制圧して、斎藤を殺害した(二・二六事件)。逮捕後は叛乱罪(群衆指揮等)で死刑判決。同年7月12日銃殺処刑された。享年27。

二・二六事件の直前、2月9日には、平田辰男(ひらたときお、陸軍航空兵中佐[1]明野陸軍飛行学校材料廠長[2])の長女孝子と諏訪神社にて挙式。 事件前の2月22日から週番勤務につき連隊に駐在したため、孝子との共に暮らしたのは二週間程度であった。

演じた俳優[編集]

映画
  • 竹中弘道(『叛乱』、1954年)
  • 高城裕二(『銃殺』、1964年)役名は坂口中尉
  • 加藤昌也(『226』、1989年)

脚注[編集]

  1. ^ 工藤美代子 著 昭和維新の朝 二・二六事件と軍師齋藤瀏 (日本経済新聞社, 2008) p.233
  2. ^ 陸軍省 編 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 (偕行社, 1935) p.1071

参考文献[編集]