城市郎

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城 市郎(じょう いちろう、1922年 - 2016年)は、発禁本の蒐集、研究家として知られる。「発禁本」などの著書がある。

略歴[編集]

1922年、仙台生まれ。1937年、読売新聞社に入社し、正力松太郎の秘書を務めたという。1943年に召集を受け、南方で敗戦を迎え、1946年に復員した。

会社勤めの傍ら、古書の蒐集を行っていたが、1956年、書痴・斎藤昌三を訪ね、発禁本の蒐集、保存を勧められた[1]。以後は好色本から左翼思想書に至る発禁本のコレクションに専念した。

1965年に「発禁本」(桃源社)を刊行し、以後も発禁本に関する書を多数刊行。コレクションは1万点を優に超えるとされる[2]

2011年、蔵書約7000点を明治大学に寄贈した[3]

著書[編集]

  • 発禁本(1975年)
  • 続・発禁本(1975年)
  • 発禁本 明治・大正・昭和・平成 城市郎コレクション(別冊太陽、1999年)
  • 城市郎の発禁本人生(別冊太陽、2003年)

注釈[編集]

  1. ^ 城一郎「発禁本」あとがき
  2. ^ 城一郎「性の発禁本」プロフィール
  3. ^ 明治大学中央図書館「城市郎文庫展」[1]