塩化ピクリン

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塩化ピクリン
塩化ピクリンの構造式
IUPAC名 トリクロロニトロメタン
別名 クロルピクリン
クロールピクリン
クロロピクリン
組成式 CCl3NO2
式量 164.38 g/mol
形状 無色液体
結晶構造
CAS登録番号 76-06-2
密度 1.7 g/cm3, 液体
水への溶解度 0.162 g/100 mL (25 °C)
融点 −64 °C
沸点 112 °C
出典 ICSC

塩化ピクリン(えんか—)・IUPAC名トリクロロニトロメタン化学式 Cl3CNO2 で表される、炭素塩素窒素酸素からなる化合物

当初は毒ガスとして開発されたが、1918年に燻蒸剤(農薬の一種)として有用であることが判明した。燻蒸剤としての主な目的は蓄えられた穀物の処理にあった。また、殺菌・殺虫剤(商品名:クロルピクリンなど)として土壌燻蒸剤として利用されることもある。

窒息性毒ガスとしても比較的有名であり、第一次世界大戦中にはホスゲンとともに使用されたがその毒性はホスゲンに比して低かった。また目に対しても強烈な刺激作用を持ち、催涙ガス的な作用があることでも知られている。

性質

常温ではいくぶん粘性のある無色の液体である。蒸気は空気より重く、その相対蒸気密度は 5.7 である。衝撃または熱を加えることにより爆発する可能性があること、光や熱などで分解して塩化水素窒素酸化物など有毒な気体を生じることから、取り扱いには注意を要する。


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化学兵器
血液剤 : シアン化塩素 (CK) – シアン化水素(AC)
びらん剤: ルイサイト (L) – サルファマスタード (HD, H, HT, HL, HQ) – ナイトロジェンマスタード (HN1, HN2, HN3) – ホスゲンオキシム (CX) – エチルジクロロアルシン(ED)
神経ガス: G剤: タブン (GA) – サリン (GB) – ソマン (GD) – シクロサリン (GF) – GVガス

V剤: VEガスVGガスVMガスVXガス

窒息剤: 塩素ガスクロロピクリン (PS) – ホスゲン (CG) – ジホスゲン (DP)
無力化ガス: Agent 15 (BZ) – KOLOKOL-1
嘔吐剤: アダムサイトジフェニルクロロアルシンジフェニルシアノアルシン
催涙剤: トウガラシスプレー (OC) – CSガスCNガス (mace) – CRガス
焼夷剤: 三フッ化塩素
対物剤: パイロフォリック


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