夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車

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夕張鉄道DD1000形ディーゼル機関車(ゆうばりてつどうDD1000がたディーゼルきかんしゃ)は、夕張鉄道で使用されていたディーゼル機関車である。

概要

夕張鉄道の貨物輸送合理化に伴い、日立製作所1969年に製造され、DD1001・1002の2両が在籍した。形式はDD1000形。国鉄DD13 111以降の500PS車だが、同鉄道の最大勾配22.7パミールにおいて960tの荷重を牽引するという使用条件にあわせ、DMF31SB形にインタークーラを取り付けたDMF31SBI形を採用し出力が600PSにアップされているほか、ボンネットの形状もDD13とは異なる簡易工作型となっている。また、同線に存在したトンネルにあわせ、ボンネットに逆U字状のツララ切を装備した。 21形に混じって石炭列車を牽引したが、1975年の廃止後は1001は北炭化成工業所専用鉄道(同線の廃止後は北炭清水沢専用線を経て釧路開発埠頭に譲渡)、1002は北炭真谷地専用鉄道に譲渡された。

主要諸元

  • 最大寸法:全長13,600mm、全幅2,960mm、全高2,849mm
  • 機関(変速機):DMF31SBI (DBS138)
  • 台車:DT-113形式

参考文献

  • 日立評論 第51巻 第12号
  • 服部朗宏「私鉄・専用線のDD13 Part1」
鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2007年11月 No.797