夜明けの序曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

夜明けの序曲』(よあけのじょきょく)は、宝塚歌劇団で上演された一本立てのミュージカル作品。花組[1][2]公演。

新派劇の創始者の川上音二郎貞奴夫妻らを描いた。

作品の概要[編集]

1982年の初演ではこの作品がさよなら公演となった花組男役トップスター松あきらが音二郎を、若葉ひろみが貞奴を演じた。このとき、順みつきは外部出演のため休演であった[3]

本作の東京宝塚劇場公演は1982年芸術祭[3]出品作品となり、同賞大賞を受賞。また、男役トップ目前に坂東八十助(5代目)と結婚(のち離婚)のために退団した寿ひずるの宝塚最後の出演作品ともなった。

公文健が主題歌の作詞を提供している[3][4]

1999年の再演は、愛華みれの花組男役トップスターお披露目公演となった。また、元雪組副組長などを歴任した専科・岸香織が、当公演出演を最後に定年退団している。

公演記録[編集]

1982年
宝塚公演の形式名は「宝塚グランド・ロマン[3]」で2部40場[3]
新人公演・配役(宝塚・第一部、東京・第一部)
新人公演・配役(宝塚・第二部、東京・第二部)
1999年
  • 1月1日 - 2月7日[4](新人公演:1月19日[4]) 宝塚大劇場公演
  • 4月3日 - 5月10日[7](新人公演:4月13日[7]) TAKARAZUKA1000days劇場(東京)公演
形式名は「宝塚グランドロマン[2]」。2部40場[2]
第1部:雪のマンハッタン[4]、第2部:花のモンマントル[4]
専科所属の出演者[4]松本悠里岸香織、城火呂絵
新人公演・配役

スタッフ[編集]

1982年(スタッフ)[編集]

宝塚大劇場

1999年(スタッフ)[編集]

※氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通。

キャスト[編集]

本公演キャスト
  1982年花組 1999年花組
劇場 宝塚大劇場 東京宝塚劇場 宝塚大劇場
TAKARAZUKA1000days劇場
川上音二郎 松あきら[5] 愛華みれ[4]
貞(マダム貞奴) 若葉ひろみ[5] 大鳥れい[4]
高浪定二郎 高汐巴 寿ひずる 匠ひびき[4]
櫛引弓人 平みち 朝香じゅん 伊織直加[4]
仁田鶴吉 新城まゆみ 麻月鞠緒 矢吹翔
三上繁 岸香織 岸香織[4]
藤川岩之助 宝純子 大伴れいか
津坂幸一郎 朝香じゅん 梓のぼる 春野寿美礼[注 1][4]
ジョージ・モルガン 明日香都 磯野千尋
ユキ 松本悠里 松本悠里[4]
お勝 城火呂絵 城火呂絵[4]
ジョージ 瀬川佳英 水夏希
丸山蔵人 陣夏実 柊和希 瀬奈じゅん
演出(スタッフ) 植田紳爾酒井澄夫

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈[編集]

  1. ^ 岡本綺堂と二役

出典[編集]

  1. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 152、216.
  2. ^ a b c d e f 90年史 2004, p. 96、99.
  3. ^ a b c d e f g h 100年史(舞台) 2014, p. 152.
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap 90年史 2004, p. 96.
  5. ^ a b c d e f g h i 100年史(舞台) 2014, p. 299.
  6. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 216.
  7. ^ a b c d 90年史 2004, p. 99.
  8. ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 200.
  9. ^ a b c d e f g h i 100年史(人物) 2014, p. 201.

参考文献[編集]

  • 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。