大友康夫

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大友 康夫(おおとも やすお、1946年3月24日[1] - )は日本絵本作家埼玉県秩父生まれ[1]セツ・モードセミナー出身[2]東京都在住[3]

経歴[編集]

中学生の頃から不登校だった[4]。ファッションモデルや役者、マグロ仲卸見習[5]、運送屋[5]、運転手などの様々な職業を経て、我が子の持ってきた『ぐりとぐら』に触発されて[2][3]絵本を描き始める。3年かかって第一作品『あらいぐまとねずみたち』(こどものとも217号、1974年)を刊行した[4]。この作品をきっかけに渡辺茂男と出会い、渡辺が文章を担当し、大友が絵を描き後に「くまくんの絵本」シリーズとなる『どうすればいいのかな?』は1977年に刊行された[4]

2011年にはJRの車掌として勤務した経験のある竹村宣治と『いちばんでんしゃのしゃしょうさん』を出版[6]、竹村との作品はほかに『いちばんでんしゃの うんてんし』(2013年)がある。

主な作品[編集]

  • 『あらいぐまとねずみたち』(初出「こどものとも」217号、1974年 絵本1977年)
  • 『ざりがにのおうさま まっかちん』(福音館書店 1991年)
  • 『ぼくのママが生まれた島セブ フィリピン』(福音館書店 2010年)なとりちづと共著。
  • 『いちばんでんしゃのしゃしょうさん』(福音館書店 2011年)竹村宣治(たけむらせんじ)文。
  • 『ぼくのママはうんてんし』(福音館書店 2012年)

くまくんの絵本[編集]

福音館書店から刊行。文は渡辺茂男による。

  • どうすればいいのかな?』「年少版こどものとも」1号(1977年)、絵本1980年
  • 『いただきまあす』「年少版こどものとも」14号(1978年)、絵本1980年
  • 『こんにちは』「年少版こどものとも」27号(1979年)、絵本1980年
  • よういどん』「年少版こどものとも」42号(1980年)、絵本1986年
  • 『どろんこどろんこ!』「年少版こどものとも」49号(1981年)、絵本1983年
  • 『ぼくうんてんできるんだ!』「年少版こどものとも」58号(1982年)、絵本1983年
  • 『ぼくおうちをつくるんだ!』「年少版こどものとも」67号(1982年)、絵本1984年
  • 『いってきまあす』「年少版こどものとも」76号(1983年)、絵本1984年
  • 『おとうさんあそぼう』「年少版こどものとも」86号(1984年)、絵本1986年
  • 『おふろだ、おふろだ!』「年少版こどものとも」100号(1985年)、絵本1986年

くまたくんの絵本[編集]

あかね書房から刊行[7]。文は渡辺茂男による。

  • 『ぼくパトカーにのったんだ』1979年
  • 『ぼくおよげるんだ』1979年
  • 『アイスクリームがふってきた』1979年
  • 『ぼくまいごになったんだ』1980年
  • 『くまたくんのおるすばん』1980年
  • 『ぼくしんかんせんにのったんだ』1981年
  • 『ぼくキャンプにいったんだ』1981年
  • 『ぼくひこうきにのったんだ』1986年
  • 『くまたくいんちのじどうしゃ』1986年
  • 『ぼくじてんしゃにのれるんだ』1989年

参考文献[編集]

  • 『絵本作家のアトリエ 3』 福音館書店、2014年、81-92頁。ISBN 978-4-8340-2763-1。 

脚注[編集]

  1. ^ a b 『児童文化人名事典』 日外アソシエーツ、1996年、103頁。 
  2. ^ a b 大阪国際児童文学館編 『日本児童文学大事典 第1巻』 大日本図書、1993年、143頁。 
  3. ^ a b あのねメール通信2014年2月19日”. 福音館書店. 2019年4月15日閲覧。
  4. ^ a b c 絵本作家のアトリエ 3 2014
  5. ^ a b 『児童文学者人名事典 日本人編 上巻(あ-さ行)』 出版文化研究会、1998年、244頁。 
  6. ^ 大友康夫さん『いちばんでんしゃの しゃしょうさん』インタビュー”. 絵本ナビ. 2019年4月15日閲覧。
  7. ^ くまたくんのえほん”. あかね書房. 2019年4月15日閲覧。