大宮司進

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大宮司 進
基本情報
本名 大宮司 進(だいぐうじ すすむ)
通称 シティー派キックボクサー
魔裟斗の盟友
階級 ライト級K-1
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1978-01-08) 1978年1月8日(41歳)
出身地 北海道札幌市
身長 167cm
体重 58kg
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大宮司 進(だいぐうじ すすむ、1978年1月8日 - )は、日本男性キックボクサーK-1ファイター。北海道札幌市出身。ISKAオリエンタルアジアスーパーフェザー級王者、初代M-1スーパーフェザー級王者。シルバーウルフ所属で、同ジム所属の魔裟斗を長年支えるセコンドでもあった。正道会館北海道支部出身。

来歴[編集]

プロデビュー[編集]

1998年9月27日、「K-1 GRAND PRIX '98 開幕戦」のフレッシュマンファイトでプロデビュー兼K-1デビューを果たした。中西一覚を左フックで2R0:24TKOで下しデビュー戦を白星で飾った。2001年、正道会館からシルバーウルフに移籍。 2001年9月、前田尚紀に判定勝ち。

アジア王座獲得[編集]

2002年3月、花戸忍に判定負け。

2002年8月6日、東京六本木ヴェルファーレで行われた「Wolf Revolution -resurrection-」に参戦。第2試合のISKAオリエンタルアジアスーパーフェザー級王者決定戦(3分5R、肘無し、60kg契約)に出場し、クリストファー・マクドナルド(イギリス)と対戦。当初はダン・ローリングス(アメリカ)と対戦する予定だった。1Rに右足の脛を痛め、左足でローキックを放つ戦法に切り替えた。2R終盤に左ローキックでダウンを奪い主導権を握るが、5R目には右脛の痛みから左足でローキックを放つことも出来なくなり、パンチ主体に切り替えた。試合を終始圧倒した大宮司が5R判定3-0で勝利し新王者になった。実は大宮司は、背中の怪我のせいで、短い期間しか練習が出来ていなかった。しかし、この王者決定戦には問題点があった。それは、ISKAには最初からスーパーフェザー級という名前の階級は存在していないにもかかわらず(60kg未満級にはライト級という名称の階級が既に存在していた)、スーパーフェザー級という名称が用いられたのか。そして、2008年10月の上松戦の直前に、大宮司の王座が世界王座ではなく「アジア王座」だったということが判明した点である。しかし、当時メディアでは「世界王座」として報道され、本人も自身の獲得した王座が世界王座であると信じていた[1]。その後、防衛戦不履行のため、いつのまにか王座は剥奪された。本人はこのことを2008年10月1日の上松大輔戦の直前まで知らなかった。こうした勝手な剥奪は、大宮司の盟友である魔裟斗の世界ウェルター級王座にもいえる。ただし、同じ日にISKAの世界王座を獲得した小比類巻太信の王座は、魔裟斗同様、一切防衛戦を行っていないにもかかわらず未だに剥奪されていない。加えて、当時のISKAのサイトでは、ニュースやランキングのセクションに、大宮司のタイトル戦のことが一切書かれなかった。これらは、キックボクシングの王座の管理がいかにいい加減かを物語るエピソードである。ただし、K-1側が上松戦直前にISKAに大宮司の世界戦を打診したところ、大宮司の王座は既に剥奪されていることを伝えたことから、少なくともISKA本部において、大宮司がアジア王座を獲得したことは事実として認識されていることが明らかになった[2]

2002年12月、花戸忍にKO負け。

2003年5月、全日本キックライト級最強決定トーナメント2003準決勝で大月晴明にKO負け。

2005年2月11日、アメリカ合衆国ニューヨークで行われた「Combat at The Capitale III -The Combat vs. IKUSA-」に参戦。メインイベントのWKAプロムエタイインターナショナルスーパーライト級王者決定戦(2分5R)でシェネン・マセオ(アメリカ)に5R判定0-3負けし、王座獲得にはいたらなかった。

M-1王座獲得[編集]

2006年5月、石川直生に判定勝ち。2006年9月、真王杯の準決勝で桜井洋平にKO負け。

2007年3月4日、ディファ有明で行われた「M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ」に参戦、M-1スーパーフェザー級王座決定戦(3分5R、ムエタイルール)に出場。TURBФに5R判定2-0で勝利し、初代M-1スーパーフェザー級王者となった。6月3日、「M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ」のメインイベントでアタチャイ・フェアテックスと対戦。2Rに左ハイキックでダウン。3Rに左ストレートで2度のダウン。4Rに膝蹴りでダウンし、最後に左ストレートでダウンしたところでタオルが投入されTKO負け。

2007年8月、山本真弘にKO負け。

2008年3月9日、「M-1 FAIRTEX ムエタイチャレンジ」におけるM-1スーパーフェザー級防衛戦で長崎秀哉と対戦し、5R左フックでKO負け。王座から陥落した。

K-1ライト級出場[編集]

2008年10月1日、K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINALに出場。試合はISKAオリエンタル世界ライト級王座決定戦(3分3R+延長2R、60kg契約)として行われ、上松大輔と対戦。これは、自身の保持していたISKA王座が、長期間の王座防衛戦不履行により剥奪されていたからである。試合は、1R開始29秒左膝蹴りを受けKO負けし、かつて保持していた王座を取り戻すことは出来なかった。試合後のインタビューでは、試合のことを憶えていないと語り、「もうこれで引退します。」と引退を明言した[3]

引退試合[編集]

2009年11月7日、自主興行「SILVERWOLF presents FINAL REVOLUTION 〜大宮司進 FINAL〜」を開催し、「大宮司進引退エキシビションマッチ」(K-1ルール・3分2R)として魔裟斗と対戦した[4]。また、FIRE BALLAK-69ZEEBRAがライブを行った[4]

現在はトレーナーとしてシルバーウルフにて後進の指導にあたっており、長島☆自演乙☆雄一郎K-1 WORLD MAX 2010 〜-70kg Japan Tournament〜王者に導いている。

2015年1月1日、歌手JAMOSAと結婚。4月9日には長男が誕生した。

戦績[編集]

キックボクシング 戦績
36[5] 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
18 4 0
14 8 6 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 上松大輔 1R 0:29 KO(左膝蹴り) K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL
【ISKAオリエンタル世界ライト級王座決定戦】
2008年10月1日
× 長崎秀哉 5R 1:36 KO(左フック) M-1 FAIRTEX SINGHA BEER ムエタイチャレンジ
「Legend of elbows 2008 〜CRASH〜」
【M-1スーパーフェザー級タイトルマッチ】
2008年3月9日
× 山本真弘 2R 2:33 KO(3ノックダウン:左ストレート) 全日本キックボクシング連盟『Kick Return』
Kickboxer of the best 60 Tournament 〜開幕戦〜
【Aブロック 1回戦】
2007年8月25日
× アタチャイ・フェアテックス 4R 1:33 TKO(タオル投入) M-1 FAIRTEX SINGHA BEER
ムエタイチャレンジ「獲武-腕 物語 2007」
2007年6月3日
TURBΦ 5R終了 判定2-0 M-1 FAIRTEX SINGHA BEER
ムエタイチャレンジ「BATTLES OF FATE 2007」
【M-1スーパフェザー級王座決定戦】
2007年3月4日
× 桜井洋平 1R 0:56 KO(右ストレート) ニュージャパンキックボクシング連盟
真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE VIII 〜前進〜)
【真王杯 60kg級 準決勝】
2006年9月24日
山田健博 5R終了 判定3-0 ニュージャパンキックボクシング連盟
真王杯 55kg・60kg オープントーナメント(ADVANCE VII 〜前進〜)
【真王杯 60kg級 1回戦】
2006年7月22日
石川直生 3R終了 判定2-0 全日本キックボクシング連盟「CROSSOVER」 2006年5月14日
× TURBΦ 3R終了 判定0-3 IKUSA GP <-U60 SUPERSTAR☆Z> TOURNAMENT 〜FINAL STAGE
【リザーブマッチ】
2005年9月19日
アダム・ザ・アグレッサー 3R終了 判定2-0 WOLF REVOLUTION 2005年5月25日
× シェネン・マセオ 2分5R終了 判定0-3 Combat at The Capitale III -The Combat vs. IKUSA-
【WKAプロムエタイインターナショナルスーパーライト級王者決定戦】
2005年2月11日
× 武藤孝之 3R 2:20 TKO(カット) マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「SUPREME-1 〜最高のキック〜」 2004年1月18日
クリスティアン・トリミングス 2R 0:22 KO(右ローキック) WOLF REVOLUTION meets LUZ 2003年12月15日
森本達也 5R終了 判定3-0 BRAVE 2003 2003年7月21日
× 大月晴明 3R 2:21 KO 全日本キックボクシング連盟
全日本ライト級最強決定トーナメント 〜決勝戦〜
【準決勝】
2003年5月23日
金沢久幸 3R終了 判定2-0 全日本キックボクシング連盟
全日本ライト級最強決定トーナメント
【1回戦】
2003年3月8日
× 花戸忍 2R 2:34 KO 全日本キックボクシング連盟「BACK FROM HELL-II」 2002年12月8日
クリストファー・マクドナルド 5R終了 判定3-0 Wolf Revolution -resurrection-
【ISKAオリエンタルアジアスーパーフェザー級王座決定戦】
2002年8月6日
梅下湧暉 1R 2:38 KO(膝蹴り連打) IKUSA「-初陣- Kick vs. Techno」 2002年6月16日
× 花戸忍 3R終了 判定0-3 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
KING COMBAT-2002 - KICK BOXING 60kg TOURNAMENT 日本最強決定戦
【1回戦】
2002年3月30日
蔵満誠 5R終了 判定1-0 J-NETWORK「J-BLOODS」 2002年1月20日
前田尚紀 5R終了 判定2-0 全日本キックボクシング連盟「BULLET」 2001年12月9日
エマニュエル・ラドニッキ 2R 2:00 KO(パンチ連打) 渋谷クラブサミット99「Future shock fair -ON POINT-」 2001年9月8日
明日華和哉 1R 2:15 KO(3ノックダウン:ローキック) Wolf Revolution 〜Third Wave〜 2001年6月22日
梅下湧暉 5R終了 判定1-0 Wolf Revolution 〜Second Wave〜 2001年1月12日
× ランバー・ソムデートM16 3分5R終了 判定0-3 K-1 J・MAX 2000年11月1日
高野洋一 5R終了 判定1-0 WOLF REVOLUTION 〜First Wave〜 2000年7月26日
× ガオグライ・ゲーンノラシン 判定 ラジャダムナン・スタジアム 2000年4月9日
蔵満誠 5R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟「WAVE-XIII」 1999年11月22日
遠藤慎介 3R終了 判定1-0 K-1 REVENGE '99
【フレッシュマンファイト】
1999年4月25日
× 高田英樹 3R終了 判定0-2 K-1 GRAND PRIX '98 決勝戦
【フレッシュマンファイト】
1998年12月13日
興津伊久磨 1R TKO(3ノックダウン) K-1 JAPAN '98 〜神風〜
【フレッシュマンファイト】
1998年10月28日
中西一覚 2R 0:24 TKO(左フック) K-1 GRAND PRIX '98 開幕戦
【フレッシュマンファイト】
1998年9月27日


獲得タイトル[編集]

人物[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

前王者
2007年王座新設
初代M-1スーパーフェザー級王者

2007年3月4日 - 2008年3月9日

次王者
長崎秀哉