大野拓弥

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大野拓弥
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基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 埼玉県越谷市[1][2]
生年月日 (1986-09-08) 1986年9月8日(32歳)[1]
身長 162cm[1]
体重 46kg[1]
血液型 B型[1]
騎手情報
所属団体 JRA[1]
初免許年 2005年[1]
免許区分 平地[3]
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大野 拓弥(おおの たくや、1986年9月8日 - )は、日本中央競馬会(JRA)に所属する騎手

来歴[編集]

父は馬主の大野裕[2]

小学校6年生のときに乗馬クラブに行き、乗馬を始めたことがきっかけで騎手を目指す[4][2]

2002年、21期生として競馬学校に入学。同期には小島太一鮫島良太塚田祥雄らがいる。[5]目標とする騎手は横山典弘騎手[4]。また、騎手のなかでは、比較的珍しい左利きである。ペンも箸も左手で持つ。

2011年1月23日、デビューから7年連続となる9回目の単勝万馬券を演出し[6]、単勝万馬券男として週刊Gallop 7月10日号で「7年連続で単勝万馬券を出してる男、知ってる?」という表題で取り上げられる(9回の単勝万馬券はJRA現役騎手最多、7年連続は新記録)。

人気薄の馬を馬券に絡めるので「穴男」「穴の大野」として知られ[2]、特に福島競馬場や中京競馬場、小倉競馬場の小回りを得意とする。

2005年に杉浦宏昭厩舎所属でデビュー。初騎乗は3月5日、中京第1競走でナンヨージルバに騎乗したが、スタート直後に落馬し競走中止[4]。3月13日に中山第4競走のフレンチクルーラーで初勝利[7]。この年は11勝を挙げ、民放競馬記者クラブ賞を受賞した。

重賞初騎乗は2006年4月23日、フローラステークスでミルキーウェイに騎乗し、18番人気で6着[8]

GI初騎乗は2007年5月20日、優駿牝馬でマイネルーチェに騎乗し、15番人気で6着[9]

2008年7月16日に所属をフリーに変更した。

2010年5月8日、新潟競馬 3歳未勝利マシラに騎乗し、単勝33,150円、3連単6,711,890円で当時の新潟競馬史上最高払戻金となる。[10]

2011年1月23日、小倉競馬 2歳未勝利 ゴールドロジャーに騎乗し、デビューから7年連続・JRA現役騎手最多となる9回目の単勝万馬券を記録する。

2011年12月10日、第47回中日新聞杯小倉競馬場)で11番人気のコスモファントムに騎乗、1着となり初の重賞競走勝利を挙げた[11]

2012年9月2日、第48回新潟記念新潟競馬場)で7番人気のトランスワープで優勝し、函館記念、新潟記念の2勝で2012サマー2000シリーズのチャンピオンとなる[11][12]

2012年12月26日、日刊スポーツ新聞社制定、日本中央競馬会協賛の「中央競馬騎手年間ホープ賞」を受賞する。受賞理由は「トランスワープで重賞2勝をあげ、2012サマー2000シリーズチャンピオンに導いたこと、自身最多となる48勝を挙げトップジョッキーの仲間入りとなったこと、今年更なる飛躍が期待できること」などがあげられている。

2014年10月5日、第48回スプリンターズステークスで13番人気のスノードラゴンで優勝。GI10回目の挑戦で初勝利を挙げた[11]

2017年8月26日、新潟1Rで勝利し、JRA通算400勝を達成[13]

2019年1月27日、東京8Rでハルクンノテソーロに騎乗し勝利。JRA通算500勝を達成。

主な騎乗馬[編集]

騎乗成績[編集]

年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率 表彰
2005年[25] 11 16 15 310 .035 .087 .135
2006年[25] 31 32 36 576 .054 .109 .172
2007年[25] 28 36 38 633 .044 .101 .161
2008年[25] 23 33 39 578 .040 .097 .164
2009年[25] 17 22 28 571 .030 .068 .117
2010年[25] 14 21 35 484 .029 .072 .145
2011年[25] 34 30 36 660 .052 .097 .152
2012年[25] 48 56 61 778 .062 .134 .212 中央競馬騎手年間ホープ賞[26]
2013年[25] 37 59 57 782 .047 .123 .196 フェアプレー賞(関東)[27]
2014年[25] 40 42 36 708 .056 .116 .167 フェアプレー賞(関東)[28]

連載[編集]

月刊誌競馬最強の法則トレセン最前線コーナー「大野拓弥騎手の今月のひと鞍」が2015年11月現在掲載中[29]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 大野拓弥(プロフィール)”. netkeiba.com. 2016年1月19日閲覧。
  2. ^ a b c d 大野裕オーナー、息子拓弥と夢見る重賞制覇 親子を直撃 - スポニチアネックス。2019年8月28日5時30分発信、同年同月31日閲覧。
  3. ^ 平成28年度 騎手免許試験合格者 (PDF)”. 日本中央競馬会 (2016年2月11日). 2016年3月25日閲覧。
  4. ^ a b c 大野拓弥騎手(4)『英才教育が成功!?“大野騎手”誕生のルーツとは』 - netkeiba.com、2016年2月2日閲覧
  5. ^ 騎手課程卒業者名簿 - 日本中央競馬会、2016年2月1日閲覧[リンク切れ]
  6. ^ 単勝万馬券・通算11回全記録 - 大野拓弥騎手オフィシャルサイト、2016年2月1日閲覧
  7. ^ 2005年全成績 - 大野拓弥騎手オフィシャルサイト、2016年2月1日閲覧
  8. ^ 2006年1月成績 - 大野拓弥騎手オフィシャルサイト、2016年2月1日閲覧
  9. ^ 2007年1月成績 - 大野拓弥騎手オフィシャルサイト、2016年2月1日閲覧
  10. ^ Racing Topics 2010.5.16 - JRAホームページ
  11. ^ a b c Gレース・記録の部屋 - 大野拓弥騎手オフィシャルサイト、2016年2月1日閲覧
  12. ^ 中央競馬騎手年間ホープ賞に大野拓弥 - nikkansports.com、2016年2月2日閲覧
  13. ^ 大野拓弥騎手がJRA通算400勝達成”. netkeiba.com. 2017年9月1日閲覧。
  14. ^ サウンドトゥルーが突き抜けGI・3勝目!/JBCクラシックnetkeiba.com、2017年11月3日閲覧
  15. ^ 第48回スプリンターズS(G1)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  16. ^ 第47回中日新聞杯(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  17. ^ 第48回函館記念(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  18. ^ 第48回新潟記念(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  19. ^ 第47回小倉大賞典(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  20. ^ 第5回レパードステークス(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  21. ^ 第5回みやこステークス(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  22. ^ 第51回関東オークス【指定交(G2)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  23. ^ 第5回JBCレディスクラシ(G1)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  24. ^ 第19回TCK女王盃競走(G3)”. netkeiba.com. 2016年2月23日閲覧。
  25. ^ a b c d e f g h i j 大野拓弥(年度別成績) - netkeiba.com、2016年1月19日閲覧
  26. ^ 松田直樹 (2012年12月26日). “中央競馬騎手年間ホープ賞に大野拓弥” (日本語). 日刊スポーツ. 2015年10月2日閲覧。
  27. ^ 平成25年度の厩舎関係者表彰受賞者が決まる” (日本語). 日経ラジオ社 (2013年12月30日). 2015年10月2日閲覧。
  28. ^ 平成26年度厩舎関係者表彰 (PDF) - 日本中央競馬会、2015年10月2日閲覧
  29. ^ 競馬最強の法則 KKベストセラーズ 124頁