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大飯郡

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福井県大飯郡の位置(1.高浜町 2.おおい町 黄:明治期 薄緑:後に他郡から編入した区域)

大飯郡(おおいぐん)は、福井県若狭国)の若西(じゃくせい)とも呼ばれる。

人口17,957人、面積284.59km²、人口密度63.1人/km²。(2021年4月1日、推計人口

以下の2町を含む。

郡域

1878年明治11年)に行政区画として発足した当時の郡域は、下記の区域にあたる。

  • 高浜町の全域
  • おおい町の一部(名田庄各町を除く)
  • 小浜市の一部(鯉川・岡津・加斗・飯盛・西勢・東勢)

歴史

近世以降の沿革

日置村、青村、上津村、横津海村、関屋村、蒜畠村、六路谷村、高野村、今寺村、小和田村、高屋村、中山村、難波江村、小黒飯村、神野村、神野浦、音海村、上瀬村、日引村、宮尾村、下村、下鎌倉村、上鎌倉村、山中村、下車持村、上車持村、馬居寺村、和田村、岩神村、薗部村、笠原村、子生村、坂田村、立石村、畑村、鐘寄村、中津海村、三松村、高浜村、東勢村、西勢村、飯盛村、本所村、岡津村、鯉川村、長井村、大島村、尾内村、上下村、市場村、下薗村、山田村、芝崎村、岡田村、小堀村、犬見村、野尻村、父子村、万願寺村、広岡村、神崎村、岡安村、笹谷村、鹿野村、小車田村、佐畑村、石山村、福谷村、川関村、安井村、久保村、三森村、川上村
  • 明治4年
  • 明治8年(1876年
    • 8月21日 - 第2次府県統合により滋賀県の管轄となる。
    • 川関村・安井村が合併して安川村となる。(72村)
  • 明治12年(1879年)(69村)
    • 5月16日 - 郡区町村編制法の滋賀県での施行により、行政区画としての大飯郡が発足。郡役所を高浜村に設置。
    • 下鎌倉村・上鎌倉村が合併して鎌倉村となる。
    • 上下村・市場村・下薗村が合併して本郷村となる。
  • 明治14年(1881年2月7日 - 福井県の管轄となる。
  • 明治15年(1882年) - 三松村が分割して東三松村・西三松村となる。(70村)

町村制以降の沿革

1.高浜村 2.内浦村 3.青郷村 4.和田村 5.佐分利村 6.本郷村 7.加斗村 8.大島村(紫:小浜市 桃:高浜町 赤:おおい町)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。(8村)
    • 高浜村 ← 中津海村、鐘寄村、畑村、立石村、高浜村[2]、薗部村、岩神村、笠原村、子生村、坂田村(現・高浜町)
    • 内浦村 ← 上瀬村、日引村、宮尾村、下村、鎌倉村、山中村、神野村、神野浦、難波江村、小黒飯村、音海村(現・高浜町)
    • 青郷村 ← 上津村、六路谷村、蒜畠村、今寺村、高野村、中山村、高屋村、小和田村、関屋村、横津海村、青村、日置村、東三松村、西三松村(現・高浜町)
    • 和田村 ← 和田村、馬居寺村、上車持村、下車持村(現・高浜町)
    • 佐分利村 ← 川上村、三森村、久保村、安川村、福谷村、石山村、小車田村、佐畑村、鹿野村、笹谷村、神崎村、岡安村、広岡村、万願寺村(現・おおい町)
    • 本郷村 ← 本郷村、小堀村、岡田村、父子村、野尻村、芝崎村、山田村、尾内村、犬見村(現・おおい町)
    • 加斗村 ← 長井村(現・おおい町)、鯉川村、岡津村、本所村、飯盛村、西勢村、東勢村(現・小浜市)
    • 大島村(単独村制。現・おおい町)
  • 明治24年(1891年)4月1日 - 郡制を施行。
  • 明治45年(1912年)4月1日 - 高浜村が町制施行して高浜町となる。(1町7村)
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年7月1日 - 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
  • 昭和10年(1935年)時点での当郡の面積は160.30平方km、人口は17,560人(男8,529人・女9,031人)[3]
  • 昭和30年(1955年
    • 1月10日 - 加斗村の一部(長井)が本郷村に編入。
    • 1月15日 - 佐分利村・本郷村・大島村が合併して大飯町が発足。(2町4村)
    • 2月11日 - 高浜町・青郷村・和田村・内浦村が合併し、改めて高浜町が発足。(2町1村)
    • 2月21日 - 加斗村が小浜市に編入。(2町)
  • 平成18年(2006年3月3日 - 大飯町が遠敷郡名田庄村と合併しておおい町が発足。(2町)

変遷表

行政

大飯郡長[4]
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 河村久誠 明治12年(1879年)10月27日 明治17年(1884年8月18日 郡長心得から
2 添田良平 明治17年(1884年)8月21日 明治19年(1886年4月28日
3 遠藤政敏 明治19年(1886年)4月28日 明治24年(1891年)6月22日
4 和田五郎 明治24年(1891年)6月22日 明治25年(1892年9月30日
5 萩原縫 明治25年(1892年)10月1日 明治26年(1893年3月4日
6 村野達雄 明治26年(1893年)3月4日 明治29年(1896年4月17日 在任中に死去
7 加藤厚寛 明治29年(1896年)5月18日 明治31年(1898年9月1日
8 山下中二 明治31年(1898年)9月1日 明治33年(1900年8月2日
9 清水永三 明治33年(1900年)8月2日 明治34年(1901年8月24日
10 土持兼白 明治34年(1901年)8月24日 明治35年(1902年5月19日
11 大山重 明治35年(1902年)5月19日[5] 明治37年(1904年12月23日
12 三国貞五郎 明治37年(1904年)12月23日 明治40年(1907年12月10日
13 木下参一 明治40年(1907年)12月10日 明治42年(1909年10月14日
14 岡部直温 明治42年(1909年)10月14日 大正2年(1913年7月7日
15 色川圀城 大正2年(1913年)7月7日 大正3年(1914年)8月21日
16 蒲八郎 大正3年(1914年)8月21日 大正6年(1917年3月15日
17 遠藤所六 大正6年(1917年)3月15日 大正7年(1918年12月28日
18 古村貢三郎 大正7年(1918年)12月28日 大正9年(1920年4月30日
19 真目善平 大正9年(1920年)4月21日 大正10年(1921年3月11日
20 福山正隆 大正10年(1921年)3月11日 大正11年(1922年5月11日
21 木村米次郎 大正11年(1922年)5月11日 大正12年(1923年2月19日
22 岡本斧次郎 大正12年(1923年)2月19日 大正13年(1924年12月17日
23 田井正親 大正13年(1924年)12月17日 大正15年(1926年)6月30日 郡役所廃止により、廃官

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 日本紀略』天長二年七月辛亥条。黒板勝美編『新訂増補国史体系 普及版 日本紀略』第二(前篇下)、1979年、ISBN 4-642-00062-3。第一版は1929年。
  2. ^ この時点では高浜塩土町、高浜若宮町、高浜三明町、高浜事代町、高浜宮崎町の5町が存在。5町は明治14年起立。
  3. ^ 昭和10年国勢調査による。国立国会図書館の近代デジタルライブラリーで閲覧可能。
  4. ^ 大飯郡誌』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 大飯郡誌には「9月19日」とあるが、前任の日付や大山の叙位裁可書を見ても5月の誤りと考えられる。

参考文献

  • 角川日本地名大辞典』18 福井県、「角川日本地名大辞典」編纂委員会、角川書店、1989年11月1日。ISBN 4040011805。
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

先代:
遠敷郡
行政区の変遷
825年 -
次代:
(現存)