大黒町 (横浜市)

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大黒町
—  町丁  —
東京電力横浜火力発電所
大黒町の位置(横浜市内)
大黒町
大黒町
大黒町の位置(神奈川県内)
大黒町
大黒町
大黒町の位置
座標: 北緯35度28分45.04秒 東経139度40分24.22秒 / 北緯35.4791778度 東経139.6733944度 / 35.4791778; 139.6733944
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Yokohama, Kanagawa.svg 横浜市
鶴見区
面積[1]
 - 計 2.155km2 (0.8mi2)
人口 (2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 - 計 -人
等時帯 日本標準時 (UTC+9)
郵便番号 230-0053[3]
市外局番 045 (横浜MA)[4]
ナンバープレート 横浜
※人口は非公表の為、「-」にしています。

大黒町(だいこくちょう)は神奈川県横浜市鶴見区町名[5]住居表示実施済であるが、丁目は設けられていない[6]郵便番号は230-0053[3]

地理と交通[編集]

鶴見区南部の、河川と運河に囲まれた埋立地に位置する。面積は2.155km2[7]。工場や倉庫が立ち並び、人口はごくわずかである[8]。北は大黒運河を挟み生麦、東は鶴見川を挟み末広町、南は大黒埠頭、西は神奈川区宝町に隣り合う。このうち、生麦との間は大黒橋および大黒高架橋、宝町には神奈川産業道路の寿老橋、大黒埠頭には大黒大橋で結ばれているが、末広町との間には橋は掛かっていない。南北に首都高速神奈川5号大黒線の高架橋が通るが、町内には出入口は設けられていない。町内に旅客営業を行う鉄道路線はなく、1934年から貨物専用の新興駅が開設され、当地にある工場の原料や製品の輸送を行っていたが、2010年に廃止されている。町内を運行する路線バスはいずれも横浜市営バスで、鶴見駅前と大黒埠頭方面を結ぶ17系統、生麦新子安駅を結ぶ19系統、平日朝夕を中心に鶴見駅前・生麦と横浜さとうのふるさとを結ぶ181系統が運行されている[9]

歴史と進出企業[編集]

横浜港の発展と工業地帯の拡大を目的として、神奈川県により[10]1928年昭和3年)から生麦地先205万m2の埋立事業が着手、1936年に完成をみた。1937年3月12日にこのうち122万m2に大黒町が新設され、他は神奈川区宝町恵比須町の町域となる。町名は、縁起をかつぎ七福神の一つの大黒天から採られた[11]1926年、大黒町地先に大阪セメント(現在の住友大阪セメント)が横浜工場を建設。1934年に東京硫酸株式会社創立(1939年より、保土谷化学工業鶴見工場)。同年に、貨物専用の高島線新興駅が開業している。1935年、宝製油(1944年に味の素製油に改称、現在のJ-オイルミルズ)横浜工場開設。1936年昭和産業鶴見工場開設。1937年には辰巳倉庫が営業所を開設した。1939年には日東化学工業(現在の三菱ケミカル)横浜工場と日産自動車鶴見工場(現在の横浜工場第3地区)[12]ニチアス鶴見工場[13]が進出したが、第二次世界大戦中の1945年には各工場は空襲で甚大な被害を受けた。戦後も工場用地の需要は旺盛で、1947年には大黒倉庫、1950年には丸善石油(現在のコスモ石油)横浜油槽所、1952年には亜細亜石油(新亜細亜石油を経て、現在のコスモ石油)横浜工場が進出[12]。横浜市は1955年より大黒町地先の埋立に着手。1958年からは大洋漁業(現在のマルハニチロ)の母船基地用地の埋め立てが追加され、すべて完成したのは1961年である。埋立には浚渫土や残土のほか、京浜工業地帯で発生したスラグも使われた[14]。新亜細亜石油、日東化学工業、東京電力横浜火力発電所、大洋漁業が進出した[10]。同年には、大黒町北部に横浜市中央卸売市場食肉市場も開場した[15]

大洋漁業跡地には、1965年5月に大東通商横浜油槽所(2003年に大東タンクターミナルに事業譲渡)[16]1966年3月には塩水港精糖横浜工場、1996年7月には横浜液化ガスターミナルが竣工[17]。塩水港精糖横浜工場には1997年から2004年まで、見学施設「横浜・さとうのふるさと館」が開設されていた。1966年11月から2004年までは、同社の本社も置かれていた[18]。1967年5月1日には住居表示実施[6]1971年から1990年にかけて、大黒町南方の沖合に大黒埠頭が造成され[19]1974年には大黒町と大黒埠頭を結ぶ大黒大橋1989年には首都高速神奈川5号大黒線が開通した。町の北部にアルコール類の輸送設備を有する内外輸送は、2000年に東京・大手町から当地に本社を移転した[20]2004年には、コスモ石油跡地に中古車オークション会場ユー・エス・エスが開設された[21]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
  2. ^ 横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
  5. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p994
  6. ^ a b 神奈川区の町名一覧 (PDF)”. 横浜市市民局 (2016年10月17日). 2017年5月18日閲覧。
  7. ^ 平成17年国勢調査結果 横浜市町別人口指標”. 横浜市統計ポータルサイト. 2017年5月18日閲覧。
  8. ^ 鶴見区町別世帯と人口(2017年4月30日現在の住民基本台帳・外国人登録原票に基づく)”. 横浜市統計ポータルサイト (2017年1月31日). 2017年5月18日閲覧。
  9. ^ 経路・時刻表”. 横浜市交通局. 2017年5月18日閲覧。
  10. ^ a b 鶴見の産業”. 「つるみ このまち このひと」編集委員会、鶴見区役所 (2014年3月13日). 2017年4月28日閲覧。
  11. ^ 横浜の町名』p22
  12. ^ a b 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』pp542-543
  13. ^ 沿革”. ニチアス. 2017年5月18日閲覧。
  14. ^ 横浜港と京浜臨海工業地帯』p23
  15. ^ 横浜市中央卸売市場食肉市場”. 日本食肉市場卸売協会. 2017年5月18日閲覧。
  16. ^ 大東通商の歴史”. 大東通商. 2017年5月18日閲覧。
  17. ^ 横浜液化ガスターミナル常務取締役部長「保安を考える (PDF) 」 、『Zenithかながわ』第28巻、神奈川県安全防災局工業保安課、2006年8月、 1頁。
  18. ^ 沿革”. 塩水港精糖. 2017年5月18日閲覧。
  19. ^ 横浜港の概要 大黒ふ頭”. 横浜市港湾局 (2015年1月15日). 2017年5月18日閲覧。
  20. ^ ユーザー訪問 (PDF) 」 、『ドラム缶工業会会報 ひびき』第49巻、ドラム缶工業会2006年10月30日、 1-3頁。
  21. ^ USSの歩み”. ユー・エス・エス. 2017年5月18日閲覧。

参考文献[編集]