天赦園

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天赦園 白藤太鼓橋

天赦園(てんしゃえん)は、愛媛県宇和島市にある日本庭園。国の名勝に指定されている。寛文12年(1672年)に宇和島藩2代藩主の伊達宗利が海を埋め立てて造成した浜御殿の一部であったが、幕末に7代藩主の伊達宗紀(百歳長寿の大名)が慶応2年(1866年)に築庭した[1]鬼ヶ城連峰を借景とした池泉回遊式の庭園で、大名庭園でもある。


天赦園の名は、伊達政宗が詠んだ漢詩

馬上少年過
世平白髪多
残躯天所赦 
不楽是如何
(馬上に少年過ぎ 世は平にして白髪多し
残躯は天の赦す所 楽しまずして是を如何せん)

の一節にちなみ、余生を十分に過ごしたいという思いが込められており、宗紀は隠棲のためにこの天赦園を築き、庵を結んだ。園内には伊達家家紋である「竹に雀」よりを配しているのが特徴で、珍種も含め約20種もの竹や笹が植栽されている。また、藤原氏とも関わりが深いことから、多くのが植えられ、藤の名所としても名高い。

概要[編集]

  • 総面積は1240m2(そのうち3分の1を池が占める)で、形式は池泉回遊式。昭和43年1968年)5月20日に国指定名勝[2]となった。
  • 建物には旧潜淵館付属茶室・春雨亭がある。
  • 昭和天皇大正11年(1922年)に皇太子時代に休憩所にされ、昭和41年(1966年)に皇后と庭園を散策された[1]

ギャラリー[編集]


関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 宇和島市ホームページ
  2. ^ 文化遺産オンライン(天赦園)

座標: 北緯33度12分55.97秒 東経132度33分38.11秒 / 北緯33.2155472度 東経132.5605861度 / 33.2155472; 132.5605861