太郎坊宮前駅

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太郎坊宮前駅
駅入口 駅名標は太郎坊宮宮司の揮毫(2003/7/4)
駅入口 駅名標は太郎坊宮宮司の揮毫(2003/7/4)
たろぼうぐうまえ
TAROBŌGŪMAE
新八日市 (0.7km)
(1.7km) 市辺
所在地 滋賀県東近江市小脇町753-5
所属事業者 近江鉄道
所属路線 八日市線(万葉あかね線)
キロ程 1.3km(八日市起点)
駅構造 地上駅
ホーム 片式1面1線
乗車人員
-統計年度-
128人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 1913年(大正2年)12月29日
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太郎坊宮前駅(たろぼうぐうまええき)は、滋賀県東近江市小脇町にある近江鉄道八日市線

駅構造[編集]

  • 1面1線の地上駅。終日無人駅である。
  • 戦前には太郎坊宮(阿賀神社)と八日市飛行場が湖南鉄道、後の八日市鉄道(現在の八日市線)随一の観光名所であり、沿線案内図でも共に大きく描かれていた。1927年(昭和2年)には参詣客の激しい増加に対応するため、地元の寄付により駅舎建設を含めた改良工事が行われ、無人駅から有人駅となった。年始には未明に太郎坊宮初詣のための臨時列車が運行され、太郎坊駅への往復割引乗車券が発売された[1]
  • 昭和30年代後半頃に老朽化によって取り壊されるまで、木造の駅舎があった。1940年頃までは売店もあり、駄菓子や紙風船、セルロイド製の天狗のお面を扱うなど、太郎坊宮の土産物店的な役割だったようだ。駅舎が解体され、八日市線内ではいちはやく無人駅となった[2]
  • 駅名標や近江鉄道の公式サイトでは「たろぼうぐうまえ」と表記されている。駅名は付近の阿賀神社の通称の「太郎坊宮」に由来するものであるが、阿賀神社の公式サイトには「太郎坊宮」の読みは「たろうぼうぐう」と書かれている。開業から1998年までの駅名は「太郎坊」だったが、戦前の八日市鉄道時代の車内補充券には当駅のみ「たろぼう」と振り仮名があり、読み方を間違えられやすかった事が伺える[1]
  • 駅入口に掲げられている筆書きの駅名表示は、太郎坊宮宮司の手によるものである。
  • 最近[いつ?]、駅の入り口、柵がオレンジ色に塗装された。

利用状況[編集]

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(東近江市統計書より)

年度 一日平均
乗車人員
2002年 107
2003年 93
2004年 87
2005年 100
2006年 119
2007年 118
2008年 100
2009年 109
2010年 104
2011年 106
2012年 118
2013年 122
2014年 127
2015年 132
2016年 128

歴史[編集]

  • 1913年(大正2年)12月29日 - 湖南鉄道の太郎坊駅として開業。
  • 1927年(昭和2年)5月15日 - 琵琶湖鉄道汽船に合併され、同社の駅となる。
  • 1929年(昭和4年)4月1日 - 八日市鉄道に譲渡され、同社の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)3月1日 - 近江鉄道に合併され、同社の駅となる。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 太郎坊宮前駅に改称。

駅周辺[編集]

田畑と住宅が混在している。駅から太郎坊宮がよく見える。

隣の駅[編集]

近江鉄道
八日市線(万葉あかね線)
快速
通過
普通
市辺駅 - 太郎坊宮前駅 - 新八日市駅

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 高見彰彦「湖南鉄道・八日市鉄道の乗車券と沿線案内」『鉄道史料』(鉄道史資料保存会)No.149 2016年
  2. ^ みんなでつくる なかのよいまち Vol.3(八日市中野地区街づくり協議会)P.2 「なかのよいまち いま・むかし 昭和30年代の太郎坊駅」