奈良交通南紀営業所

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奈良交通南紀営業所(ならこうつうなんきえいぎょうしょ)は、和歌山県新宮市神倉にあり、主に新宮駅を発着する路線を担当していた奈良交通バスの営業所である。

沿革[編集]

モータリゼーションなどの発展や過疎化の進展に伴い、担当する路線の廃止や縮小が続いてきた。2006年10月の改正では八木新宮線とほんのわずかに残った熊野線のみが担当となっていた。

  • 1963年3月1日 新宮営業所を開設。
  • 1988年4月1日 南紀開発がレジャー部門に特化するのに伴い、乗合バス事業と貸切バス事業を譲渡され、新宮営業所を南紀支社に改名。
  • 2002年10月1日 南紀営業所に変更。
  • 2006年9月30日 葛城営業所に統合される形で、南紀営業所は閉鎖、葛城営業所新宮車庫となった。

他の営業所に移管された路線[編集]

八木新宮線(十津川・本宮いでゆライン)[編集]

熊野線[編集]

  • 湯盛温泉杉の湯 - 池原 - 下桑原
  • 湯盛温泉杉の湯 - 池原
    • 全区間自由乗降になっている。
    • 2006年10月1日 下桑原発着が路線再編により登場する。同日より吉野営業所に移管した。
    • 2012年10月1日 吉野営業所閉鎖に伴い葛城営業所に移管する。

太地町町営じゅんかんバス[編集]

奈良交通バス太地線が撤退した後に、太地町が町内交通の利便性改善を目指して設定した路線である。運行は当営業所に委託されている。運行系統は7系統ある。

撤退・廃止路線[編集]

太地線[編集]

鹿のマークの代わりにくじらのマークが描かれた太地線専用車
  • 太地駅 - くじら館 - 町営グランド
  • 太地駅 - くじら館 - 町営グランド - 梶取崎
    • 1988年4月1日 南紀開発より、路線を引き継ぐ。
    • 2001年4月1日 全線を廃止する。なお、代わりに太地町町営じゅんかんバスが運行を開始する(奈良交通受託)。

太地駅発の路線では、鹿のマークの代わりにくじらのマークが描かれた専用のマイクロバス(P-MR112F)が1台で往復していた。検査時は他の路線車が入っていた。

熊野線[編集]

  • 新宮駅 - 熊野市駅 - 池原
  • 新宮駅 - 熊野市駅 - 池原 - 河合
  • 湯盛温泉杉の湯 - 池原 - 上桑原
  • 池原 - 上桑原 - 小井隧道口
    • 2006年10月1日 下桑原 - 湯盛温泉杉の湯、池原 - 湯盛温泉杉の湯の2系統を除き廃止。

新宮駅から熊野市駅など和歌山県、三重県の湾岸沿いを走り、大泊から内陸部に進路を変えて、奈良県下北山村へ運転される路線と下北山村内を運行する二つの系統に分かれる。どちらも運行本数は非常に少なくなっている。新宮駅 - 大泊では、一部の区間を除き三重交通バスが並行して走っていた。