奥多摩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
奥多摩
Mts.Okutama from Daibosatsu-Pass 01.jpg
大菩薩峠から見た奥多摩山域 (2008年5月撮影)
所在地 東京都埼玉県山梨県神奈川県
位置
上位山系 秩父山地
最高峰 雲取山 (2,017.1m)
Project.svg プロジェクト 山
テンプレートを表示

奥多摩(おくたま)とは、登山・ハイキングにおいて東京都西部の山岳地帯を指す言葉である。東京都西多摩郡奥多摩町を中心とするが、周辺の山域を含む。

東京都・埼玉県山梨県長野県にまたがる秩父多摩甲斐国立公園のうち、東部を形成する地域である。同公園の面積は126,259haで、そのうち東京都は35,298haが指定されている[1]

秩父山地関東山地に属し、広義の奥秩父に入る。

地域[編集]

北東部[編集]

「北部」に比べ標高が低い。黒山から日向沢ノ峰は東京都と埼玉県(飯能市)の境界となっている。

北部[編集]

鷹ノ巣山より雲取山(中央)と芋木ノドッケ(右)

主脈は東京都と埼玉県(秩父市)の境界となっており、雲取山へ至る。

  • 蕎麦粒山 (1493m)
  • 天目山(三ツドッケ) (1576m)
  • 七跳山 (1651m)
  • 酉谷山 (1718.3m)
  • 天祖山 (1723.2m)
  • 水松山 (1699.2m)
  • 長沢山 (1718.3m)
  • 芋木ノドッケ (1946m)

中央部1(奥部、奥多摩湖・多摩川北部)[編集]

七ツ石山より雲取山
七ツ石山からの眺め

雲取山から鷹ノ巣山を経て六ツ石山に続く。七ツ石山までは東京都と山梨県(丹波山村)の境界。高丸山からは東京都内の山々。

  • 雲取山 (2017m) - 東京都・埼玉県・山梨県の境界。東京都の最高峰で「奥多摩」の西端。
  • 小雲取山 (1937m)
  • 七ツ石山 (1757m)
  • 高丸山 (1733m)
  • 日陰名栗山 (1725m)
  • 鷹ノ巣山 (1736.6m)
  • 榧ノ木山 (1485m)
  • 倉戸山 (1169m)
  • 六ツ石山 (1478.9m)

中央部2(奥部、奥多摩湖・多摩川南部)[編集]

三頭山から御前山、大岳山を経て日ノ出山に続く。

  • 三頭山 (1528m) - 東京都・山梨県の境界。「奥多摩三山」の一つ。
  • 月夜見山 (1147m)
  • サス沢山 (940m)
  • 御前山 (1405m) - 「奥多摩三山」
  • 鋸山 (1109m)
  • 天地山 (981m)
  • 大岳山 (1267m) - 「奥多摩三山」
  • 高岩山 (920m)
  • 御岳山 (929m)
  • 大塚山 (920.3m)
  • 日の出山 (902m)
  • 麻生山 (794m)
  • ヌカザス山 (1175m)
  • イヨ山 (979m)
  • 大寺山 (940m)
  • 向山
  • 鹿倉山 (1288m)

南部[編集]

三頭山から陣馬山へ笹尾根が続いている。三国峠までは東京都と山梨県(上野原市)の境界、その先は東京都と神奈川県(相模原市)の境界となっている。また、浅間尾根や戸倉三山は東京都の山である。

施設[編集]

交通[編集]

JR青梅線の各駅およびJR五日市線終点武蔵五日市駅が主な拠点となる。雲取山へは、秩父方面から秩父鉄道利用ルートもある。

なお、所要時間はJR青梅線を利用した場合立川駅より奥多摩駅まで約1時間である。[2]

関連著作[編集]

  • 『日本の美林』 著:井原俊一 岩波新書 1997年 ISBN 4004305160 P130 - 137

奥多摩を舞台にした作品[編集]

東京都心部から近いので昔から特撮番組などのロケが行われていた。

その他[編集]

奥多摩周遊道路など、東京近郊のドライブコースとして知られている。

登山道の情報は奥多摩ビジターセンターホームページ[2]で確認ができる。また、登山計画書は、青梅警察署五日市警察署、青梅警察署・五日市警察署管内の交番駐在所、又は奥多摩駅御嶽駅武蔵五日市駅にて受け付けており、警察署には郵送も可能である。

狩猟期(11月15日~翌年2月15日)には目立つ色の服装で、登山道を外れないように注意する必要[2]がある。

脚注[編集]

[ヘルプ]

関連項目[編集]