宇都宮市の地域内交通

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宇都宮市では、超高齢社会や環境問題などに対応するため、従来の鉄道やバスに加え、平成18年度に策定した「生活交通確保プラン」に基づき、公共交通空白地域等において、新たに乗合タクシーなどを活用した「地域内交通」の導入に取組み、様々な交通手段間の連携強化を図ることで、公共交通ネットワークの構築を目指している。
宇都宮市の各地域内交通は、自治体主導ではなく各地域が運営協議会を設置して運営している。

清原さきがけ号[編集]

  • 路線バス型
  • アサヒタクシーの9人乗りワゴン車で運行 
  • 地域住民で組織された「きよはら地域内公共交通運営協議会」が運営
  • 料金は、1回150円、1か月定期券2,000円(税込み)、8枚つづり回数券1,000円(税込み)

歴史[編集]

  • 2006年(平成18年)
    • 7月 清原地区全域の住民へのアンケートを実施
    • 12月 地域内交通実施地域(清原台1~6丁目、光ヶ丘)を決定
  • 2007年(平成19年)
    • 1月 清原地区の7つの自治会で運行計画や費用負担を検討
    • 3月 地域住民の意向アンケート実施(清原台1~6丁目、光ヶ丘)
    • 7月 住民代表による運営協議会「きよはら地域内公共交通運営協議会」を設立
    • 8月 自治会単位の住民説明会を実施
    • 10月 運行事業者を決定
  • 2008年(平成20年)
    • 1月15日 試験運行を開始
    • 5月 宇都宮市地域公共交通会議を開催
    • 8月1日 本格運行を開始
  • 2009年(平成21年)10月1日 停留所以外での自由乗降を実施
  • 2010年(平成22年)11月1日 運行ルート延伸、時刻表および定期料金見直し、9便→8便に減便
  • 2012年(平成24年)7月 利用者5万人を達成
  • 2013年(平成25年)4月1日 運行ルートの見直し(ジグザグ)、8便→7便に減便

とよさとまほろば号[編集]

  • デマンド型
  • アサヒタクシーの福祉型車両NV200で運行
  • 運広範囲は、豊郷地区全域及び福田屋ショッピングプラザ宇都宮店
  • 利用可能者は、豊郷地区在住者で事前登録が必要
  • 運賃は、1回300円(小学生150円、未就学児無料)
  • 運休日は、日曜祝日、年末年始(12/29~1/3)

歴史[編集]

  • 2014年(平成26年)7月
    • 豊郷地区豊かな郷づくり推進協議会内に「豊郷地区地域内交通検討委員会」を設置、先進地区の視察や地域特性を検証
  • 2015年(平成27年)
    • 1月 豊郷地区住民を対象に地域内交通の導入に関するアンケート調査を実施
    • 6月 運行計画の検討、地域内交通の導入に係る住民説明会の開催
    • 8月 「豊郷地区地域内交通運営委員会」を設置
    • 10月 運行計画の策定
    • 11月 運行事業者の決定
  • 2016年(平成28年)3月12日 試験運行開始
  • 2017年(平成29年)3月1日 本格運行へ移行

ひらり号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーが運行
  • 運行範囲は、平石地区全域と河内エリア・宇都宮駅東エリア・石井エリア・清原エリアの主要施設
  • 運賃は、1回300円(小学生150円、未就学児無料)、しょうがい者150円(介護者150円)
  • 運休日は、日曜祝日、年末年始(12/29~1/3)

歴史[編集]

  • 2013年(平成24年)
2月 平石地区まちづくり協議会内に「平石地区地域内交通検討部会」を設置し先進地区の視察や地域特性を検証
10月 平石地区住民を対象に地域内交通の導入に関するアンケート調査を実施
  • 2014年(平成26年) 
    • 6月 運行計画の検討
    • 9月 地域内交通の導入に係る住民説明会の開催
  • 2015年(平成27年)
    • 6月 「平石地区地域内交通運営協議会」を設置
    • 10月 運行計画の策定
    • 11月 運行事業者の決定
  • 2016年(平成28年)3月1日 試験運行開始
  • 2017年(平成29年)3月1日 本格運行へ移行

篠井はるな号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーのセダン型で運行
  • 運行範囲は篠井地区全域、富屋地区及び日光市大沢地区の一部にある医療機関・スーパー・金融機関などの施設
  • 利用可能者は、篠井地区在住者で事前登録
  • 運賃は、1回300円(小学生150円、未就学児無料)
  • 運休日は、日曜日祝日、お盆(8月13日~8月15日)、年末年始(12月31日~1月3日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)
    • 10月 篠井地区全体で「交通行動等に関するアンケート調査」を実施
    • 11月 篠井地区の地域まちづくり組織内に「地域内交通勉強会」を設置
  • 2010年(平成22年)10月 篠井地区全体で「地域内交通の導入に関するアンケート調査」を実施
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 運行計画の検討を開始
    • 6月 運営組織となる「篠井地域内交通運営協議会」を設置、運行計画を決定
    • 8月 運行事業者を決定
    • 11月4日 試験運行開始
  • 2012年(平成24年)
    • 3月 篠井地区全体で「運行内容等に関するアンケート調査」を実施
    • 4月 目的施設の追加、運行時間の拡大を実施。
    • 6月 地域公共交通会議の開催
    • 11月1日 本格運行へ移行

よこかわいきいき号[編集]

  • デマンド型
  • アサヒタクシーの日産NV200で運行
  • 利用可能者は、横川地区連動自治会内在住者(事前登録が必要)
  • 運賃は、大人1回300円。小学生1回150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日祝日と年末年始

歴史[編集]

  • 2008年1月 横川地区全体で「交通行動等に関するアンケート調査」を実施
  • 2010年10月 横川地区の地域まちづくり組織内に「地域内交通勉強会」を設置 
  • 2012年1月 横川地区全体で「地域内交通の導入に関するアンケート調査」を実施
  • 2012年12月1日 試験運行開始
  • 2013年12月1日 市内8番目の地域内交通として本格運行を開始[1]

かみかわち愛のりユッピー号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーのセダン型
  • 利用可能者は上河内在住者で事前登録が必要
  • 運賃は、大人1回300円。小学生1回150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日祝日、年末年始(12月28日から1月4日)

歴史[編集]

  • 2005年(平成23年)8月
    • 上河内住民による「上河内地域公共交通検討委員会」を設置
    • 上河内地域にとってより良い公共交通の構築を検討
  • 2006年(平成24年)
    • 10月 上河内地域のまちづくり組織内に「上河内地域公共交通特別委員会」を設置、運行計画の検討を開始
  • 2007年(平成25年)
    • 1月 上河内地域全体を対象に住民説明会及び地域内交通の導入に関するアンケート調査を実施
    • 4月 運行計画を決定、運営組織となる「上河内地域内交通運営協議会」を設置
    • 6月 運行事業者を決定
    • 10月1日 試験運行開始
  • 2008年(平成26年)10月1日 本格運行へ移行

さぎそう河内号[編集]

  • デマンド型
  • アサヒタクシーが運行
  • 利用可能者は、河内地区住民で事前登録が必要
  • 運賃は、1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日祝日、年末年始(12月31日から1月3日)

歴史[編集]

  • 2010年(平成22年)7月 河内地区まちづくり協議会内に「河内地区地域内交通勉強会」を設置、先進地区の視察や地域特性を検証
  • 2012年(平成24年)
    • 7月 「河内地区地域内交通試験運行検討委員会」を設置、運行計画の検討を開始
    • 12月 河内地区住民を対象に地域内交通の導入に関するアンケート調査を実施
  • 2013年(平成25年) 
    • 9月 運行計画を決定

地域内交通の導入に係る住民説明会の開催(田原コミュニティプラザ、河内生涯学習センター)

    • 10月 運営組織となる「河内地区地域内交通運営協議会」の設置、地域内交通の導入に係る自治会説明会の開催
    • 11月 運行事業者の決定
  • 2014年(平成26年)2月22日 試験運行開始
  • 2015年(平成27年)4月1日 本格運行へ移行

おでかけちゅんちゅん号[編集]

  • デマンド型
  • 雀タクシーが運行
  • 運広範囲は、雀宮地域全域、壬生町、上三川町及び下野市の一部などにある施設
  • 利用可能者は、雀宮地区の針ヶ谷下、針ヶ谷町上坪、針ヶ谷中、雀宮幕田、針ヶ谷栃の葉、さつき、高砂西友の7自治会在住者で事前に利用登録が必要
  • 運賃は1回300円。ただし獨協医科大学病院及びインターパークエリアは1回500円。小学生は半額。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日祝日、年末年始(12月29日から1月3日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)3月 交通行動等を把握するためのアンケート調査を実施
  • 2009年(平成21年)1月 まちづくり組織役員等による勉強会の実施
  • 2011年(平成23年)
    • 7月 まちづくり組織内に地域内交通検討部会及びワーキンググループを設置、運行計画の検討を開始
    • 11月 住民アンケートの実施
  • 2012年(平成24年)
    • 6月 地域説明会の実施
    • 10月 「雀宮地域地域内交通運営委員会」の設立
  • 2013年(平成25年)
    • 3月 運行計画の策定
    • 5月 運行事業者の決定
    • 9月14日 試験運行開始
  • 2014年(平成26年)10月 本格運行開始
  • 2015年(平成27年)
    • 4月 福祉型車両へ変更
    • 7月 高砂西友自治会加入

わくわくとみや号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーのセダン型で運行
  • 運行範囲は、富屋地区全域、篠井地区及び国本地区ならびに上河内地区の一部にある施設
  • 運賃は、1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日、祝日、年末年始(12月31日から1月3日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)10月 富屋地区全体で「交通行動等に関するアンケート調査」を実施
  • 2010年(平成22年)4月 富屋地区の地域まちづくり組織内に「交通部会」を設置
  • 2011年(平成23年)8月 富屋地区全体で「地域内交通の導入に関するアンケート調査」を実施
  • 2012年(平成24年)
    • 4月 運営組織となる「富屋地域内交通推進協議会」を設置
    • 5月 運行計画の決定
    • 6月 運行事業者の決定
    • 11月4日 試験運行開始
  • 2013年(平成25年)11月1日 本格運行へ移行

くにもとふれあい号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーが運行
  • 運行範囲は、国本地区全域、宇都宮環状線周辺及び富屋地区の一部にある施設
  • 運賃は、1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)

 ただし、国立病院機構栃木医療センターは歩行に際して補助具使用または介助が必要など路線バス利用が困難な場合に限り利用可能で1回550円。小学生280円。未就学児無料(保護者同伴に限る)

  • 運休日は、日曜日、祝日、年末年始(12月31日から1月3日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)9月
    • 国本地区全体で「交通行動等に関するアンケート調査」を実施
    • 国本地区の地域まちづくり組織内に「地域内交通勉強会」を設置
  • 2010年(平成22年)
    • 8月 国本地区の高齢者を対象に「地域内交通の導入に関するアンケート調査」を実施
    • 12月 運営組織となる「国本地域内交通推進協議会」を設置、運行計画の検討を開始
  • 2011年(平成23年)
    • 6月 運行計画を決定
    • 7月 運行事業者を決定
    • 10月11日 試験運行開始
  • 2012年(平成24年)
    • 3月 国本地区全体で「運行内容等に関するアンケート調査」を実施
    • 4月 目的施設の追加、運行時間の拡大、運行車両数の見直しを実施
    • 6月 地域公共交通会議の開催
    • 10月1日 本格運行へ移行

みずほの愛のり号[編集]

  • デマンド型
  • 利用可能者は、瑞穂野地区在住者で事前登録が必要
  • 運行範囲は、瑞穂野地区全域、雀宮駅、宇都宮市立南図書館、インターパークビレッジ等
  • 運賃は、1回300円(JR雀宮駅、宇都宮市南図書館は500円)、小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)10月 瑞穂野地区全体で、「公共交通に関する実態調査」を実施
  • 2009年(平成21年)
    • 7月 瑞穂野地区まちづくり協議会内に地域内交通部会を設置
    • 12月 瑞穂野地区全体で、「地域内交通に関するアンケート調査」を実施
  • 2011年(平成23年)
    • 1月 運行事業者を決定
    • 3月29日 試験運行を開始
    • 10月 運行車両の変更、目的地の追加を実施 
  • 2012年(平成24年)
    • 1月 地域公共交通会議の開催 
    • 4月1日 本格運行へ移行

古賀志孝子号[編集]

  • デマンド型
  • 関東交通が運行
  • 利用可能者は、古賀志住民で事前登録が必要
  • 運行範囲は、大谷方面(城山地区市民センター、駒生営業所等)、明保エリア(鷲谷病院等)、鹿沼エリア(上都賀病院、JR鹿沼駅、東武新鹿沼駅等)
  • 運賃は、1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日曜日、祝日、年末年始(12月31日から1月3日)、お盆(8月14日から16日)

歴史[編集]

  • 2008年(平成20年)
    • 10月 城山地区全体で、「交通行動に関するアンケート調査」を実施
  • 2009年(平成21年)
    • 7月 城山地区コミュニティ協議会地域内交通部会において、城山西部地区(古賀志、上福岡、中福岡、下福岡自治会)で地域内交通の検討を進めることを決定
    • 8月 古賀志町地域内交通検討委員会を設置
    • 12月 古賀志町において、「地域内交通に関するアンケート調査」を実施
  • 2010年(平成22年)
    • 8月 運行事業者を決定
    • 12月1日 「古賀志孝子号運営協議会」設置(自治会長、班長、民生委員等で構成)、試験運行を開始
  • 2011年(平成23年)
    • 2月 アンケート調査の実施
    • 4月 運行計画の見直し(土曜日運行等)
    • 6月 アンケート調査の実施、運行計画の見直し(運行ダイヤの変更等)
    • 9月 運行計画の見直し(運行本数の圧縮等)、地域公共交通会議の開催
    • 12月1日 本格運行に移行

板戸のぞみ号[編集]

  • デマンド型
  • 泉タクシーのセダン型で運行(通常は1台で利用者が多いときは車両を追加して対応)
  • 運行範囲は、板戸地域全域と宝積寺駅周辺、高根沢町光陽台・宝石台周辺、清原テクノポリスセンター周辺、関東自動車柳田車庫周辺
  • 1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)
  • 運休日は、日祝日、お盆(8月13日から15日)、年末年始(12月31日から1月3日)

歴史[編集]

  • 1985年(昭和60年)に国鉄の路線バスが廃止以降地域の公共交通はなかった
  • 2006年(平成18年)7月 住民へのアンケートを実施
  • 2008年(平成20年)11月 板戸町地域内公共交通検討委員会を設立
  • 2009年(平成21年)
2月 運行事業者を決定
4月15日 試験運行開始
  • 2010年(平成22年)4月1日 運行開始

清南スマイル号[編集]

  • デマンド型
  • アサヒタクシーが運行
  • 目的地の範囲は、清原地区全域および周辺の施設バス停やクリニック、真岡市の井頭公園・井頭温泉。
  • 利用可能者は、鐺山町、朝日ヶ丘、桑島町、上籠谷町、氷室町の5自治会に在住者で、事前に世帯単位で利用登録および登録料(自治会加入世帯:500円、非加入世帯:1000円)が必要。
  • 運賃は、大人1回300円。小学生150円。未就学児無料(保護者同伴に限る)。
  • 運休日は、日曜日、祝日、年末年始(12月29日から1月3日)。

歴史[編集]

2015年(平成27年)

    • 1月 朝日ヶ丘、桑島町、上籠谷町、氷室町自治会で意見交換会の実施
    • 3月 日常生活の移動状況、地域内交通の必要性についてアンケート調査を実施
  • 2016年(平成28年) 
    • 4月 鐺山町自治会で地域内交通の取組に関する勉強会の開催、「清原南部デマンド交通検討委員会」を設置
    • 7月 地域内交通の利用意向に関する住民アンケート調査の実施
    • 11月 アンケート結果の住民説明会の開催
    • 12月 運行計画の策定
  • 2017年(平成29年)
    • 2月 「清原南部デマンド交通運営協議会」を設置
    • 3月 運行事業者の決定
    • 6月 試験運行開始

脚注[編集]

  1. ^ 雷都レールとちぎ「よこかわいきいき号」正式運行

出典[編集]

清原地域振興協議会30周年記念誌(2015年1月発行) <清原さきがけ号と板戸のぞみ号に関して>