宝塚温泉

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Hot springs 001.svg 宝塚温泉
温泉情報
所在地 兵庫県宝塚市
交通 鉄道 : JR福知山線宝塚駅阪急電鉄宝塚本線今津線宝塚駅
泉質 塩化物泉
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宝塚温泉(たからづかおんせん)は、兵庫県宝塚市(旧国摂津国)にある温泉

泉質[編集]

含炭酸・含鉄・含弱放射能-ナトリウム-塩化物強塩泉 多量にガスを含み、無色透明(採水直後から白濁し、徐々に褐色に濁る)、強い塩味、清涼味、金気を有する。

温泉街[編集]

かつては武庫川の河畔に旅館ホテルが数多く並んでいたが、日帰りレジャーの多様化、さらに景気低迷と阪神・淡路大震災が重なったため、現在はホテル若水ナチュールスパ宝塚宝塚ワシントンホテルのみが営業している。宝塚歌劇団で有名な宝塚大劇場の対岸あたりが該当する。

歴史[編集]

  • 鎌倉時代の開湯と伝えられるが、現在の温泉が発見されたのは1884年のことであり、1887年武庫川右岸に宝塚温泉が開業する。
  • 1897年阪鶴鉄道(現在のJR福知山線)が開通、1910年には箕面有馬電気軌道(現在の阪急宝塚本線)が開通し、大阪方面からの訪問者が増える。
  • 1911年に箕面有馬電気軌道が、乗客誘致のため武庫川左岸の宝塚駅側に「宝塚新温泉」を開業。
  • 1912年に附属施設として日本最初期の室内プールである「パラダイス」が開業したが、蒸気施設の欠陥や男女共泳の禁止などで人気が出ず、時期尚早として翌年には閉鎖される[1]
  • 1914年に宝塚新温泉の閉鎖された室内プールを転用して宝塚少女歌劇団(現在の宝塚歌劇団)の公演が行われるようになった。なお、宝塚温泉側の並びにある宝塚ホテルは、開業当初こそ阪急と無関係であったが、数年後に阪急が施設を引き継いでいる(阪急の宝塚温泉への進出ならびにホテル事業への参入)。
  • 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で一部施設に被害が出る。当時借入金の返済に苦しんでいた「宝塚グランドホテル」がこのとき大きな被害を受けたため、2003年に廃業している。
  • 2002年1月、武庫川の右岸に第3セクターの温泉施設が完成。建築家安藤忠雄が設計した建物は斬新な外観ではあったが、施設の評判は悪く大赤字となる。その後就任した市長の公約でもあったため、わずか1年あまりで一時閉館。2004年9月に民間運営による「ナチュールスパ宝塚」となって再開、さらに2006年に改装リニューアルオープンした。現在では、週末と連休を中心に、子供連れの家族、主婦、若い女性、宝塚歌劇の観客等で賑わいを見せている。

アクセス[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 『宝塚少女歌劇廿年史』 宝塚少女歌劇団 編 宝塚少女歌劇団 1933年