宝木駅
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宝木駅 | |
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![]() 駅舎(2019年11月) | |
ほうぎ Hōgi | |
◄末恒 (5.1 km) (2.9 km) 浜村► | |
所在地 | 鳥取県鳥取市気高町宝木1142 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | A 山陰本線 |
キロ程 | 244.7 km(京都起点) |
電報略号 | ホキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
148人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1907年(明治40年)4月28日 |
備考 | 簡易委託駅 |
宝木駅(ほうぎえき)は、鳥取県鳥取市気高町宝木にある西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である。
快速列車は、米子方面行きは約半数程度が停車するが、鳥取方面行きは平日1本・土休日2本のみの停車である。また、2009年3月14日のダイヤ改正まで平日に限り若桜鉄道若桜線から因美線経由で当駅まで直通する普通列車が1本設定されていた。この列車の折り返し列車は鳥取行き普通列車となっていたため山陰本線→因美線の直通普通列車は存在しなかった。なお、2015年3月14日のダイヤ改正まで米子駅始発の山陰本線→因美線→若桜鉄道若桜線の直通普通列車が1日1本夜に運転されていた。
歴史[編集]
- 1907年(明治40年)4月28日 - 国有鉄道の鳥取仮停車場 - 青谷駅間延伸により開業。客貨取扱を開始。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。山陰本線の所属となる。
- 1914年(大正3年)2月1日 - 宝木村(第2次)成立に伴い、所在地表示が鳥取県気高郡宝木村宝木になる。
- 1955年(昭和30年)7月1日 - 気高町成立に伴い、所在地表示が鳥取県気高郡気高町宝木になる。
- 1970年(昭和45年)12月1日 - 貨物取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 2004年(平成16年)11月1日 - 気高町が鳥取市に編入され、所在地表示が鳥取県鳥取市気高町宝木になる。
駅構造[編集]
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。駅舎は単式の1番のりば側にあり、ホームの連絡は跨線橋による。2003年の鳥取県鉄道高速化事業では一線スルー化工事が行われなかった。
鳥取鉄道部管理の簡易委託駅であり、朝と昼間のみ(土曜日は朝のみ)POS端末による窓口発券を行う。駅構内に山陰合同銀行宝木代理店があったが、2018年7月16日をもって廃止された[1]。便所は改札外に男女別の水洗式便所がある。
のりば[編集]
のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | A 山陰本線 | 上り | 鳥取・浜坂方面 | 一部3番のりば |
2・3 | 下り | 倉吉・米子方面 |
上り本線は1番のりば、下り本線は2番のりばであり、通常の発着にはこの2線が使われる。3番のりばは上下副本線であり、通過待ちに使われる。
2009年3月13日まで設定されていた、平日の鳥取駅 - 当駅間の区間列車は3番のりばで折り返していた。
利用状況[編集]
「鳥取市統計要覧」によると、2019年度の年間の乗車人員は5.4万人で、1日平均の乗車人員は148人と算出できる。
近年の乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 年間 乗車人員 |
1日平均 乗車人員 |
---|---|---|
2010年 | 9.4万 | 258 |
2011年 | 8.8万 | 240 |
2012年 | 8.9万 | 244 |
2013年 | 8.3万 | 227 |
2014年 | 8.2万 | 225 |
2015年 | 7.2万 | 197 |
2016年 | 6.8万 | 186 |
2017年 | 6.3万 | 173 |
2018年 | 6.0万 | 164 |
2019年 | 5.4万 | 148 |
駅周辺[編集]
- 宝木郵便局
- 鳥取市立宝木小学校
- 浜村警察署宝木駐在所
- コメリハードアンドグリーン気高店
- 国道9号
- 鳥取県道165号宝木停車場線
- 鳥取県道182号宝木停車場上光線
隣の駅[編集]
※快速「とっとりライナー」(下りは半数程度、上りは平日1便・土休日2便停車)の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
脚注[編集]
- ^ “店舗ネットワークの見直しについて (PDF)”. 山陰合同銀行 (2018年4月4日). 2018年12月16日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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