宮澤浩一

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宮澤 浩一(みやざわ こういち、1930年5月23日[1] - 2010年7月23日)は、日本法学者。専門は刑法刑事政策・ドイツ刑法。被害者学の大家。東京出身[2]。「宮沢浩一」とも表記される。

生涯[編集]

1948年3月旧制鎌倉中学校(現鎌倉学園)卒業[2]。1953年3月慶應義塾大学法学部法律学科卒業[2]。1955年3月同大学院法学研究科修士課程修了[2](指導教授:宮崎澄夫)。1955年4月同法学部助手[2]。1960年10月同法学部助教授[2]。1966年4月慶應義塾大学法学博士[2]、論題は「被害者学の基礎理論」[3]。1966年4月同法学部教授に就任[2]。1977年に西独・テュービンゲン大学、1988年ザールブリュッケン大学から、それぞれ名誉博士号を授与される[2]。1996年3月慶應義塾大学名誉教授[2]。1997年4月中央大学総合政策学部教授[2]。2001年3月中央大学定年退職。

学外としては、1964年に、西独・ザール大学客員教授[2]。1975年に、西独・ミュンスター大学客員教授[2]。1980年に、西独・ケルン大学客員教授[2]。1986年に、西独・ゲッティンゲン大学客員教授[2]。1988年に、西独・ザールブリュッケン大学客員教授[2]。2001年より、中国・武漢大学客員教授を務める。

公職としては、1975年から1984年まで司法試験第二次試験考査委員(刑事政策担当)[2]。1988年から1991年まで世界被害者学学会会長[2]。1990年から2001年まで日本被害者学学会理事長など務めた[2]

受賞歴[編集]

  • 1989年2月 ドイツ連邦共和国一等功労十字章[2]
  • 1995年10月 ベッカリーア・メダル金賞[2]
  • 2000年3月 瀬戸山賞[2]

親族[編集]

姉妹にピアニストの宮沢明子

主著[編集]

  • 『犯罪学二五講』 慶応通信、1966年初版/1973年増補
  • 『被害者学』 紀伊國屋書店、1967年
  • 『日本の被害者学』 編著、成文堂、1970年-1979年
  • 『演習刑事政策』 共編著、青林書院新社、1972年
  • 『犯罪被害者補償制度』 共編著、成文堂、1976年
  • 『講義刑事政策』 共編著、青林書院新社、1984年
  • 『犯罪被害者の研究』 共編著、成文堂、1996年

脚注[編集]

  1. ^ 『「現代物故者事典」総索引 : 昭和元年~平成23年 2 (学術・文芸・芸術篇)』日外アソシエーツ株式会社、2012年、1064頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 宮澤浩一先生略歴・主要業績」法学研究 84(9)(宮澤浩一先生追悼論文集)
  3. ^ 博士論文書誌データベースによる。

参考[編集]

  • 宮澤浩一古希祝賀論文集編集委員会編『第1巻 被害者学の基礎理論』(成文堂、2000年5月)429頁以下

門下生[編集]