富士見川越バイパス

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一般国道
国道254号標識
富士見川越バイパス
国道254号バイパス
路線延長 8.0 km
開通年 1981年8月1日全線開通
起点 埼玉県富士見市下南畑
終点 埼玉県川越市大字木野目
接続する
主な道路
(記法)
Japanese National Route Sign 0463.svg国道463号
Japanese National Route Sign 0016.svg国道16号
■テンプレート(■ノート ■使い方) PJ道路

富士見川越バイパス(ふじみかわごえバイパス)は、埼玉県富士見市下南畑交差点から同県川越市小仙波交差点に至る国道254号バイパス道路である。

概要[編集]

川越市古市場付近
川越市古市場付近
川越市南田島付近
川越市南田島付近
川越市小仙波交差点 (バイパス終点)
川越市小仙波交差点
(バイパス終点)
勝瀬料金所 (現在は撤去)
勝瀬料金所
(現在は撤去)
無料化直前の料金表
無料化直前の料金表

国道254号(川越街道)の混雑緩和を目的に1977年(昭和52年)に着工。1981年(昭和56年)8月1日に『富士見川越有料道路』として供用開始された。2009年平成21年)7月31日に28年間の料金徴収期間が満了し同年8月1日午前0時から全区間無料開放され[1]、現在の名称に変更された。

立体交差を基本として信号機を少なくする構造を採用し、川越街道経由に比べ平均所要時間を約15分短縮[2]する効果がある。

都市計画決定以前の段階では、片側3車線とした地上一般部に加え、片側2車線とした高架構造の専用部(首都高速道路)を設ける構想があった。

有料道路時代の償還対象区間は、木野目(北)交差点より南側[3]とし、木野目(北)交差点 - 小仙波交差点は無料開放されていた。

路線データ[編集]

  • 路線名:一般国道254号
  • 起点:埼玉県富士見市下南畑
  • 終点:埼玉県川越市大字木野目
  • 延長:8.0 km
  • 規格:第3種第2級
  • 車線数:4車線
  • 車線幅員:3.25 m
  • 設計速度:60 km/h
  • 事業費:約108億円

制限速度[編集]

一般道法定速度である60 km/hであるが、下南畑交差点の直前では40 km/hと標示されている。道路構造が高規格であり、最高速度を上回る速度で走っている車両も多い。このためしばしば白バイ覆面パトカー簡易オービスによる速度取締りが実施される。

歴史[編集]

有料時代[編集]

1日当たりの通行台数は、1993年度(平成5年度)の約1万5400台(達成率101.5%、料金収入約313万3千)をピークに、2008年度(平成20年度)は約9200台(達成率49.1%、料金収入約183万4千円)と低迷した[4]。2008年(平成20年)末までに約1億1700万台が利用したが[1]、通行料金収入だけでは建設資金を満額回収出来ず、約21億円の赤字が見込まれていたことから埼玉県は2009年度(平成21年度)予算で事業清算に伴う補助金21億円を計上し[4]、執行された[5][6]

通行料金[編集]

勝瀬料金所(富士見市)1ヶ所で徴収されていた。

  • 普通車:200円
  • 大型車(1):320円
  • 大型車(2):730円
  • 軽車両等:20円

無料開放後[編集]

道路管理者埼玉県道路公社から埼玉県川越県土整備事務所に変更され、2010年(平成22年)3月31日まで利用しなかった回数券の払戻しを実施した[7]ほか、勝瀬料金所の撤去や道路標識に「R254バイパス」などの表記が追加された。

また1日当たりの交通量は、無料開放前は2008年度(平成20年度)の約9,200台[4]から無料開放後の2009年(平成21年)9月時点で約3.5倍の32,000台に増加した[8]

年表[編集]

地理[編集]

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

交差する道路 交差点名
国道254号(和光富士見バイパス)・和光方面
国道463号国道254号(浦和所沢バイパス) 下南畑(旧:富士見有料入口) 富士見市
富士見市道三芳富士見通り線 鶴馬
埼玉県道334号三芳富士見線 ※立体交差
富士見市道勝瀬苗間通り1号線
埼玉県道272号東大久保ふじみ野線 ※立体交差 ふじみ野市
ふじみ野市道けやき通り
埼玉県道56号さいたまふじみ野所沢線 渋井交差点 川越市
城北埼玉学園
埼玉県道335号並木川崎線 木野目※立体交差
埼玉県道336号今福木野目線 木野目(北)
南田島
川越警察署入口
国道16号・八王子方面
埼玉県道15号川越日高線 小仙波
国道254号(川越バイパス)・東松山方面

沿線施設[編集]

接続するバイパスの位置関係[編集]

東京方面)国道463号浦和所沢バイパス - 富士見川越バイパス - 川越バイパス松本方面)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 富士見川越道路が8月から無料に MSN産経ニュース 2009年7月16日
  2. ^ 富士見川越有料道路マップインターネットアーカイブ参照)
  3. ^ 料金所が1ヶ所しかないため木野目(北)交差点から一般道と交差する渋井交差点までも実質的に無料で通行可能とされた。
  4. ^ a b c 「きょうから無料開放 富士見川越有料道路 未収21億円、県負担」、朝日新聞埼玉地域版、2009年8月1日
  5. ^ 平成21年度埼玉県道路公社収入支出決算書、埼玉県道路公社
  6. ^ 平成20年度包括外部監査結果に添付する意見に対する対応、埼玉県ホームページ
  7. ^ 富士見川越有料道路の無料開放について、埼玉県政ニュース、2009年7月16日
  8. ^ 平成22年9月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (土屋恵一議員) - 埼玉県ホームページ、2010年10月21日

関連項目[編集]