小島彗星

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小島彗星
70P/Kojima
彗星
周期彗星の一覧 / 非周期彗星の一覧
発見
発見者  小島信久
発見日  1970年12月27日(UTC)
符号・別名  70P/1970 Y1=1970 XII=1970r;

70P/1977 X1=1978 X=1977r;
1986 VII=1985o;
1994 VI=1992z

軌道要素 - IAUNASA
元期 2014年10月30.0日TT
離心率 (e)  0.45408
近日点距離 (q)  2.00678 AU
軌道長半径 (a)  3.67 AU
遠日点距離 (Q)  -
公転周期 (P)  7.05
軌道傾斜角 (i)  6.60°
近日点引数 (ω)  1.99°
昇交点黄経 (Ω)  119.27°
前回近日点通過  2007年10月05.94日TT
次回近日点通過  2014年10月20.76日TT

小島彗星(こじますいせい、Comet Kojima)は、1970年に発見された短周期彗星。

発見[編集]

愛知県のアマチュア天文家小島信久は、高知県関勉と分担して[1] 1970年に回帰予報が出ていた行方不明のネウイミン第2彗星を検出するため、写真による捜索を行っていた。

1970年12月28日朝(JST)撮影した写真から、小島は、ネウイミン第2彗星予報のΔT=-6.5日の位置に14等級の彗星状天体を発見した。予想されるネウイミン第2彗星とはモーションが異なっていたため、2日後の30日朝、小島はこの彗星を再度撮影して存在を確認し、31日に新彗星として報告した。

発見時の話題[編集]

  • 当時、アマチュアによる彗星発見はほぼ眼視によって行われていた。写真による微光彗星の発見は非常に珍しく、日本人としては初めてであった。
  • 新彗星として公表[2] された際に与えられた仮符号は1970rで、当時としては彗星の年間発見数の新記録であった。
  • 軌道要素がネウイミン第2彗星に似ていたため、この彗星の再来の可能性が指摘されていたが現在では否定されている。

彗星の歴史[編集]

発見以来、毎回帰順調に観測されている。しかし、1973年に木星に0.15auまで接近したため、近日点距離が1.6auから2.4au以上に拡大し、20等級程度の回帰が続いた。

1996年には再び木星に0.14auまで接近したため近日点距離は2.0auまで縮まり、2007年の回帰では15等級で観測されている。

脚注[編集]

参考文献[編集]


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テイラー彗星
周期彗星
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