少年の町ZF

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少年の町ZF
ジャンル SF漫画
漫画
原作・原案など 小池一夫
作画 平野仁
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックオリジナル
レーベル ビッグコミックス
発表期間 1976年 - 1979年
巻数 全9巻
道草文庫:全6巻
ラジオドラマ
制作 TBSラジオ
放送局 TBSラジオ
番組 ラジオ劇画傑作シリーズ
発表期間 1977年11月28日 - 同年12月16日
話数 全15話
真庭典明
囁き子
神谷明
岡本茉莉
テンプレート - ノート
ポータル 漫画

少年の町ZF』(しょうねんのまちゼフ)は、原作:小池一夫、作画:平野仁漫画。「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて、1976年から1979年まで連載された。

1977年11月28日から同年12月16日まで、TBSラジオの『ラジオ劇画傑作シリーズ』でラジオドラマ化され、放送された。 テレビブロス「ブロス・コミックアワード2011」SF部門1位を受賞した。

あらすじ[編集]

ある夜、東京郊外に突如「ラボック光」と呼ばれるUFOの編隊が空に現れ、そのうちの一つが多摩市の東北東にそびえる高陣山の樹海で消えてしまった。翌日、それを目撃した真庭典明をはじめとする11人は、光の正体を確認するために高陣山へ向かった。早速光の正体の探索を始めると、どこからともなく不気味な笑い声が響いてきた。かと思えば突然11人のうちの1人、向井洋介の悲鳴が聞こえた。驚いた一同は急いで悲鳴のもとへ駆けつけた。そこには仰向けに倒れている向井と、“囁き子”と名乗る少女が向井のそばに立っていた。

囁き子が予告した通り、朝になって街に戻った少年たちは、誰一人外にいる者がいないという異変に気付く。日が沈むと人々が出てきて、学校や会社に通い始めた。囁き子に会わなかった少年たち以外の人類はほぼすべて、昼間になると眠り、日が沈むと動き出す吸血鬼のようになっていたのだった。まだ変化していない人間に襲いかかって生き血をすする吸血鬼たちや、彼らを操る宇宙人たちに少年は追われる。物流が途絶し、物資がなくなってゆく街で、少年たちは持てる限りの知識を使って生き延び、宇宙人や吸血鬼たちとの戦いを開始する。

主な登場人物[編集]

真庭 典明(まにわ てんめい)
少年たちの中のリーダー格の存在。剣道4段。常に冷静さを保っている。愛犬コザック号の散歩中にラボック光を目撃した。
探題 剣司(たんだい けんし)
真庭典明とほぼ同格の存在だが、真庭よりも攻撃的な性格をしている。同級生で恋人の遠山百合子との初キッスの最中にラボック光を目撃した。
乾 太郎(いぬい たろう)
全員の中で最年少。2階に自室を持つ乾が、1階のトイレへ降りるのが面倒で、薄気味悪かったために、窓から屋根に向かって小便をしているが、それをしている最中にラボック光を目撃した。
麓 月夫(ふもと つきお)
甲子園を目指している野球少年で、所属チームの4番打者。慣習の早朝・深夜に行う素振りの最中にラボック光を目撃した。
村地 日出男(むらじ ひでお)
機械類に詳しく、アマチュア無線を使用できる。友人の向井洋介との無線交信中にラボック光を目撃した。
向井 洋介(むかい ようすけ)
村地洋介の友人。村地と同じく無線交信中にラボック光を目撃した。
三村 信(みむら しん)
植物などの理系に詳しい。育てている花を観察しているときにラボック光を目撃した。
横手 正臣(よこて まさおみ)
ラボック光を目撃したときに、いち早く天体望遠鏡を使って観測をした。そのため、光を目撃した者の中で唯一母船を確認することができた。
海出 一郎(かいで いちろう)、海出 次郎(かいで じろう)、一色 大(いっしき だい)
3人で同じ塾に通っている。塾の帰りにラボック光を目撃した。
囁き子(ささやきこ)
生物の存在を確認するために派遣されてきた悪魔の巫妖。
TBSラジオ ラジオ劇画傑作シリーズ
前番組 番組名 次番組
少年の町ZF