少年濡れやすく恋成りがたし

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少年濡れやすく恋成りがたし
ジャンル 恋愛漫画ヤング・レディース
漫画
作者 高口里純
出版社 角川書店
[文庫版]双葉社
掲載誌 ヤングロゼ
レーベル ヤングロゼコミックス
[文庫版]双葉文庫名作シリーズ
発売日 1992年10月 - 1997年8月
[文庫版]2005年
発表号 1991年4月号 - 1997年8月号
巻数 全7巻
[文庫版]全4巻
小説:少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)
著者 高口里純
イラスト 高口里純
出版社 角川書店
掲載誌 小説ASUKA
レーベル ASUKAノベルス
発行日 1996年12月10日
掲載号 1996年10月号
巻数 全1巻
その他 スピンオフ作品
小説:少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)
-過ちを犯す月-
著者 高口里純
イラスト 高口里純
出版社 角川書店
レーベル 角川ルビー文庫
発行日 2001年12月1日
巻数 全1巻
その他 スピンオフ作品
実写イメージビデオ
脚本 沙藤いつき
演出 柏本俊平
発売日 1995年8月1日
収録時間 36分
ドラマCD
脚本 沙藤いつき
発売元 日本コロムビア
発売日 1 - 1995年4月21日
2 - 1996年3月30日
収録時間 1 - 39分
2 - 59分
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

少年濡れやすく恋成りがたし』(しょうねんぬれやすくこいなりがたし)は高口里純による日本漫画作品、小説、及びそれを原作としたドラマCD、実写イメージビデオである。

概要[編集]

角川書店の雑誌『ヤングロゼ』に1991年4月号から1997年8月号まで連載された。コミックスは角川書店ヤングロゼコミックスより全7巻、文庫版が2005年に双葉社より全4巻刊行されている。略称〝少濡れ〟。

外伝小説に『少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)』がある。

2000年から2006年にかけて同人誌「悪態」シリーズで西宮翼朗と並木水人を主人公にした『28階に湧くシルクの水』が連載され、のち電子書籍化した。続きの構想は練られていたが中断されたままである。

外伝漫画、外伝小説、外伝同人誌で主役となる登場人物、西宮翼朗と並木水人の物語は通称〝翼水〟と呼ばれコアな人気がある。

同じ作者の漫画『虹色仮面』には同一の人物が数人登場する。世界観を共有している。

あらすじ[編集]

本編[編集]

高校1年生の石田欧彦は担任の笹生美穂子からセクハラされレイプされる。欧彦は美穂子との関係に溺れ、やくざの並木水人と三人で3か月の同棲生活を送るが美穂子は香港に旅立ってしまう。

3年生になった欧彦は同じクラスの木暮容に誘われ、涼風のどかの少年売春グループで働き始める。のどかの顧客リストには美穂子の写真があった。のどかは売春グループを摘発されるが、精神鑑定で「咬む女」「悟す女」のふたつの人格を持っていることが判明し、殺人事件の容疑がかかる。木暮と欧彦は小暮の家の金を狙う暴力団に拉致される。欧彦は一人逃げ出すが、脱走してきたのどかにホテルで殺されそうになる。だが警察にふみこまれ、欧彦は難を逃れる。欧彦は雪沢沙絵子と言い争ったあと、肉体関係に溺れた我が身をふりかえり、「僕は恋をする」とつぶやく。

外伝(神戸編)[編集]

  • 時系列順
    1. 外伝1(並木水人と笹生美穂子との高校時代)
    2. 外伝2(並木水人と西宮翼朗との高校時代での出会い)
    3. 外伝4(母の亡くなった並木水人を竜亜会が引き取る)
    4. 『(神戸編)』(高校時代の西宮翼朗と並木水人が竜亜会から逃げ出し東京へ行く)
    5. 外伝3(西宮翼朗と加夜子との婚約)
    6. 『28階に湧くシルクの水』(西宮翼朗が柿崎に全身に刺青を入れられる)
    7. 『(神戸編)-過ちを犯す月-』(西宮翼朗が罠に嵌り東京へ向かう)
    8. ナーヴァス『(神戸編)-過ちを犯す月-』(西宮加夜子が出産間近)
外伝1
外伝2
留年して高校三年だった並木水人は、下校中いきなり初対面の西宮翼朗から石を投げつけられ、額に傷を負う。西宮翼朗は「俺には傷を手当てする権利がある」と自宅に招く。並木水人に執着心を持った西宮翼朗は、翌日竜亜会組員に並木水人を自宅に連れて来させる。西宮翼朗は並木水人との心中を望んだが、並木水人はペインティングナイフで西宮翼朗の額に傷を作る。喧嘩になった後、西宮翼朗は「友達と家来どっちになりたいか」と問い、並木水人は「家来」と選ぶ。
外伝4
母子家庭だった並木水人は母親を亡くし天涯孤独となる。竜亜会が並木水人の後見人となるが、西宮翼朗は「並木水人は自分の家来。竜亜会のものではない」と駄々をこねる。並木水人は「運命には逆らうわけにはいかない」と組員となる。
ある日、並木水人は竜亜会から逃亡するが、組員に見つけられ連れ戻される。並木水人は西宮翼朗に「自分は一人でも大丈夫だが、翼朗が一人でいるのは心配なのでこれでいい」と語る。
神戸編
(小説ASUKA1996年10月号)
外伝3
28階に湧くシルクの水
(同人誌)
過ちを犯す月
(書き下ろし小説)
ナーヴァス
(描き下ろし漫画)
  • 『28階に湧くシルクの水』と『(神戸編)-過ちを犯す月-』には時系列や設定に矛盾点がある。

登場人物[編集]

声の記述はドラマCD版。

主要登場人物[編集]

石田欧彦(いしだ おうひこ)
声 -佐々木望
  • 高校1年16歳
担任の笹生美穂子からセクハラされレイプされる。父親は亡くなっており、母と姉との三人家族。プラモデルおたく。笹生美穂子にレイプされた際、理性では拒んだのだが体が反応してしまった。笹生美穂子が教師辞職した後も自宅に会いに行き、肉体関係を続ける。左の乳首が感じる。笹生美穂子との関係を続けながらも雪沢沙絵子に告白され付き合い始める。
笹生美穂子のマンションでヤクザの並木水人と出会う。
笹生美穂子との関係を持て余し、「抱かれてから好きになるより、好きになってから抱ければよかった」と思い悩む。笹生美穂子からは恋情を感じられず、雪沢沙絵子からは恋情を感じる。雪沢沙絵子とは一度キスしただけの関係のまま。
笹生美穂子と何度もセックスするようになり、笹生美穂子のマンションに住み着き、家にも帰らず学校にも行かなくなる。そして笹生美穂子と並木水人との三人での同棲生活が始まる。三ヶ月のち、レンタルビデオ屋でバイトを始める。
笹生美穂子が突然姿を消した後、バイト先の女性と、笹生美穂子以外の女性と初めてとのセックスをした。鳴海加乃に覚醒剤入りの紅茶を飲まされ犯された。
関係を持ってきた女性への気持ちが何なのか、並木水人に答えを出させるために「抱いて欲しい」と頼みセックスする。「セックスと言うのは一瞬の愛」と言われ、今の自分にピッタリの言葉だと納得する。
  • 高校3年17歳
木暮容の入っている売春グループに、笹生美穂子を見付けるため入会する。
笹生美穂子(ささお みほこ)
声 - 石井直子
欧彦が高校1年生の時の担任教師。当時24歳。担当科目は英語。口元にホクロがある。内申書を盾にとって脅し、家庭訪問に行った際、欧彦をレイプした。数人の生徒にセクハラをしたことが明らかになり教師を辞職した。立川市のマンションに住んでいる。高校生達の無邪気さをセックスで汚したくなったと述懐する。欧彦、並木水人と三ヶ月間ほど同棲生活をしていたが、突然姿を消す。
欧彦の母親
声 - 有馬瑞香
欧彦に依存し子離れ出来ない。欧彦が家に戻って来なくなってからは新興宗教にハマる。
欧彦が売春をしていることを知り、客として欧彦の前に現れる。
石田しおり(いしだ しおり)
欧彦の姉。
涼風のどか
声 -山田美穂
美形の男子高校生を集めた売春グループを作っている。男子高校生としかセックスしない。解離性同一性障害。本名、敷島蘭子。主婦。31歳。

欧彦と同じ高校の生徒[編集]

雪沢沙絵子(ゆきざわ さえこ)
声 - 橘ひかり
欧彦のクラメイト。以前から欧彦のことが好きで告白し、付き合い始める。
田村(たむら)
声 - 佐藤幹雄
高校1年の時の欧彦のクラスメイト。
鳴海加乃(なるみ かの)
声 - 松下美由紀
欧彦の1年先輩。木場の恋人だが欧彦に興味を持つ。欧彦に笹生美穂子との関係をバラすと脅し、交際を迫るが断られる。木場とはSM関係にあり、奴隷扱いしている。笹生美穂子のセックスフレンドだった。
笹生美穂子の部屋で暮らしていた欧彦を自宅に誘う。紅茶に覚醒剤を入れ欧彦に飲ませ、犯した。「セックスで感じられれば、好きという感情はちっぽけ」「石田くん、処女の頃の私より汚れてない」と言う。
鳴海建設の令嬢でハイソサエティな生活を送っている。笹生美穂子から覚醒剤を入手している。
桜庭由江(さくらば よしえ)
高校1年の時、同級生の欧彦に告白するが断られる。美人。本命はテニス部の先輩の木場。木場の恋人の鳴海加乃が欧彦を好きだと聞き、欧彦に告白した。
鳴海加乃の勧めでショートカットにした。その姿を見た岡田まち絵に目をつけられ、ストーキングされマンションに誘われ、写真を撮られる。のち、テニス部も辞め、岡田まち絵のマンションに入り浸るようになる。
木場(きば)
鳴海加乃の恋人。鳴海加乃に逆らえられない。
木暮容(こぐれ いるる)
声 -保志総一朗
高校3年時の欧彦のクラスメイト。薬丸グループの御曹司。男子高校生売春グループの一員。並木水人に一目惚れし肉体関係を持つ。
森岡窓奈(もりおか まどな)
欧彦が雪沢沙絵子と付き合ってるのを承知で欧彦に告白する。

竜亜会[編集]

関西最大の広域暴力団

並木水人(なみき みずと)
声 - 大塚明夫
ヤクザ。二十代後半。額に傷跡がある。笹生美穂子の幼馴染で高校時代から笹生美穂子との肉体関係が続いている。笹生美穂子が高校教師を辞職したころ同棲しており、笹生美穂子を訪ねてきた欧彦と出会う。女でも男でも惹きつける魅力がある。ヤクザの中では「薔薇」と呼ばれる、女を蝶のように吸い寄せる役割を担っている。
欧彦とのセックス中、「セックスといのは一瞬の愛だ」と悟す。
竜亜会で重要な地位を担い、多くの男女と関係を持つが、常に西宮翼朗のことを一番大事に考えている。高校三年(ダブり)のとき西宮翼朗に出会い、彼の傍にいるうちに可哀想に思うようになり、不憫で愛おしさがつのるようになっていった。「西宮翼朗の死体を見たら自分は狂う」とまで思い入れている。
同作者の漫画『虹色仮面』5巻に登場。正礼装で海外でオペラをみる。
  • 『28階に湧くシルクの水』
西宮翼朗(にしみや よくろう)
声 - 飛田展男
竜亜会の三代目組長。二十代後半。並木水人より一つ年下。美形で実年齢よりも5歳ほど若く見える。額に並木水人につけられた横一文字の傷跡がある。組長になった頃から髪を金髪にしている。癇癪持ちでかなり精神不安定だが、組長としては次第に有能になっていく。根本的には人情家である。画家になる夢があった。
高校三年の時、並木水人と出会う。極道の世界にいることを死ぬほど嫌がっているが、18歳のとき並木水人と「並木水人が自分のものになる代わりに、並木水人が『もう死んでもいい』と言うまでは生きる」と約束した。並木水人には甘えきっている。「並木水人は竜亜会のものではなく、自分のもの」と何度も言う。
加夜子を愛しているが、並木水人との絆のため、心も命も半分しか与えられないと密かに思う。
同作者の漫画『虹色仮面』5巻に登場。正礼装で海外でオペラをみる。
  • 『28階に湧くシルクの水』
西宮加夜子(にしみや かやこ)
西宮翼朗の妻。日光アレルギーで日向に出られない。大物官僚の妾の娘。西宮翼朗とは政略結婚させられたが愛し合うようになっていく。西宮翼朗との子供を妊娠する。
同作者の漫画『虹色仮面』5巻に登場。ドレス姿。
  • 『28階に湧くシルクの水』
宝田等(たからだ ひとし)
西宮翼朗の教育係だった。西宮翼朗の父である二代目組長の死から西宮翼朗の三代目襲名までの間、二代目組長代行の地位あった。並木水人が19歳で母親を亡くし天涯孤独になった時、後見人となり竜亜会の組員にした。並木水人に「お前は西宮翼朗の友人でも兄弟でも家来でもない」と言い聞かせながら、常に西宮翼朗の傍にいさせる。
展子(てんこ)
声 - 神宮司弥生
宝田の愛人。西宮翼朗の家庭教師だった。西宮翼朗が14歳のとき彼の筆下ろしをし、思春期だった頃の性交渉相手を務めた。
半田拡(はんだ ひろむ)
[小説『-過ちを犯す月-』に登場]
竜亜会顧問弁護士。西宮翼朗に惹かれ肉体関係を持つ。
塩野祐樹(しおの ゆうき)
[小説『-過ちを犯す月-』に登場]
竜亜会のチンピラ。

警察(別作品とリンク)[編集]

伊武(いぶ)
警視庁捜査一課の警部。女性。並木とは顔見知り。身長185㎝、縦ロールの長髪、広い肩幅、特注のスーツ、タラコ唇という大変目立つ外見をしている。
  • 『28階に湧くシルクの水』
出張ついでに西宮翼朗の家に行き、ヒロの情報を並木水人へ与える。
蓮華(れんげ)
伊武の供をしている刑事。印象の薄い外見をしている。
  • 『28階に湧くシルクの水』
伊武の命令により、並木水人をヤクザの抗争のあったホテルへ内密に入らせる。
有坂真子(ありさか まこ)
セラピスト。博士。伊武とは昔馴染み。

その他[編集]

岡田まち絵(おかだ まちえ)
声 - 手塚ちはる
笹生美穂子のマンションの隣室に住む女。美少年おたくの腐女子。極めて自己中心的。欧彦をストーキング、監禁し、欧彦の写真を自分の同人誌に載せようとする。部屋は男子高校生に関する代物で溢れかえっている。生々しさを嫌悪し、セックスや生活臭があるものを遠ざける。リップクルームに異常に執着する。
ショートカットにした桜庭由江に目をつけ、ストーキングののち自分のマンションに誘う。写真を撮り、男装させようとする。
りこ
欧彦のバイト先のレンタルビデオ屋の店員。欧彦に惹かれセックスフレンドになる。不感症だと欧彦に告白するが、電車の中で痴漢されると感じ、わざわざ痴漢に近寄っていく。
男装の客
声 -山田美穂
男装して欧彦とセックスした客。欧彦に男に襲われて嫌がる演技をさせる。職業は占い師。
凱(がい)
通称「箱男」。箱を使ったウィンドウディスプレイを仕事にしている。街で欧彦と出会い部屋へ連れて帰る。
早(さき)
通称「縄女」。凱とウィンドウディスプレイのコンビを組んでいる。
塚本 修次(つかもと しゅうじ)
サラリーマン。雪沢沙絵子に関わる。
星野(ほしの)
[小説『神戸編』に登場]
柿崎 辰巳(かきざき たつみ)
[小説『神戸編』、同人誌『28階に湧くシルクの水』に登場]
  • 『28階に湧くシルクの水』
自分の死期を悟り西宮翼朗を拉致監禁し、自分の生きた証として全身に刺青を入れた。小説『神戸編』の時、西宮翼朗を殺せなかったせいでヤクザの組から破門され、以来、西宮翼朗を「彼岸の男」としてずっと忘れないでいた。
刺青を入れ終ったあと意識を失った。すぐに逮捕され、西宮翼朗の命令でヤクザに殺された。
ヒロ
[小説『神戸編』、同人誌『28階に湧くシルクの水』に登場]
柿崎の子分。
  • 『28階に湧くシルクの水』
30歳前後。サオ師。柿崎の命令でヤクザの抗争中、西宮翼朗を誘拐しレイプした。西宮翼朗を解放した翌日、再び携帯電話のメールで呼び出す。

小説[編集]

少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)[1996年、ASUKAノベルス、角川書店]

「少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)」
『少年濡れやすく恋成りがたし』のスピンオフ作品(小説ASUKA1996年10月号)
「空は美しく僕は悲しく」
『少年濡れやすく恋成りがたし』とは無関係(小説ASUKA1995年VOL.2)

少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)-過ちを犯す月-[2001年、角川ルビー文庫、角川書店]

「ナーヴァス」
(書き下ろし)漫画8ページ
「少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)」
『少年濡れやすく恋成りがたし』のスピンオフ作品(小説ASUKA1996年10月号)
「過ちを犯す月」
(書き下ろし)

ドラマCD[編集]

ドラマCD1[編集]

『少年濡れやすく恋成りがたし』
1995年4月21日発売
  • スタッフ
    • 脚本:沙藤いつき
    • ディレクター:鳥島和也、長谷川展洋
    • 効果:坂本隆
    • 音楽:葦澤伸太郎
    • プロデューサー:斎藤博志、長谷川展洋、野手英恵、田中彰
    • 他キャスト:バーのママ(有馬瑞香
  • 主題歌「DOG WALK」
    • 作詞・作曲:中妻尚 / 編曲:芦澤伸太郎 / 歌手:RICHARD

ドラマCD2[編集]

『少年濡れやすく恋成りがたし2 -彷徨える迷宮-』
1996年3月30日発売
  • 他キャスト
    • 容の家庭教師(神宮司弥生
    • ブラックリストの女(神宮司弥生)
  • 主題歌「Truth -本当の愛-」
    • 作詞・VOICE:上原麗子 / 作曲・編曲:堀江顕 / 歌手:中沢有里子
  • 主題歌「Faithless Moon -不実な月-」
    • 作詞:高口里純 / 作曲・編曲:堀江顕 / 歌手:大島信一

イメージビデオ[編集]

1995年8月1日発売。40分。

主人公の石田欧彦役を演じるのは、美少年コンテストでグランプリとなった佐藤幹雄と、準グランプリとなった大島信一のダブルキャスト。ドラマCDで配役された声優がセリフを入れている。

  • スタッフ
    • 監督:柏本俊平
    • 脚本:沙藤いつき
  • キャスト
  • 主題歌「DOG WALK」
    • 作詞・作曲:中妻尚 / 編曲:芦澤伸太郎 / 歌手:RICHARD

『28階に湧くシルクの水』[編集]

28階に湧くシルクの水
ジャンル ヤクザボーイズラブ18禁
漫画
作者 高口里純
出版社 電子書籍
掲載誌 同人誌
発売日 2000年3月19日 - 2006年8月15日
巻数 2巻
話数 10話
その他 中断
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

28階に湧くシルクの水』(にじゅうはっかいにわくしるくのみず)は高口里純による日本同人誌で創作発表された漫画作品である。

小説ASUKA1996年10月号掲載の『少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)』で物語れた事件を発端とする外伝漫画が、同人誌「悪態」シリーズにて2000年から2006年にかけて発表された。続編の構想はあったが中断されたままである。

「ブクログのパブー」「mixPaper」にて、第一部、第二部がデジタル版で発売されている。

あらすじ『28階に湧くシルクの水』[編集]

五代組の手打ちのために上京した竜亜会三代目組長・西宮翼朗は、10年前誘拐された柿崎とヒロに再び拉致された。翼朗はヒロに犯されながら柿崎によって全身に刺青を入れられる。翼朗が拉致されたとき海外にいた並木水人は、翌日東京に着き状況を知る。水人は翼朗が監禁されている場所は拉致されたホテル内だと推理し、ホテルに入り込む。刺青を入れ終わり、持病で血を吐き意識を無くした柿崎と、気絶している翼朗を残してヒロはホテルを出る。水人はそのドアの音に気付き、翼朗が監禁されている部屋を突き止め、救い出す。意識を取り戻した翼朗は、傍に水人がいることに安心し眠りについた。

同人誌発表作品 - 電子書籍化[編集]

書誌情報[編集]

  • 高口里純『少年濡れやすく恋成りがたし』〈角川書店・ヤングロゼコミックス〉全7巻
    1. ISBN 978-4-049-28025-8
    2. ISBN 978-4-049-28040-1
    3. ISBN 978-4-049-28052-4
    4. 1995年8月1日発売、ISBN 978-4-049-28067-8
    5. 1996年4月1日発売、ISBN 978-4-049-28077-7
    6. 1996年12月1日発売、ISBN 978-4-0492-8084-5
    7. 1997年8月1日発売、ISBN 978-4-049-28091-3
  • [文庫版]高口里純『少年濡れやすく恋成りがたし』〈双葉社・双葉文庫名作シリーズ〉全4巻
    1. 2005年2月発売、ISBN 4-575-72546-3
    2. 2005年3月発売、ISBN 4-575-72547-1
    3. 2005年4月発売、ISBN 4-575-72552-8
    4. 2005年5月発売、ISBN 4-575-72554-4
  • [小説]高口里純『少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)』 〈角川書店・ASUKAノベルス〉全1巻
    • 1996年発売、SBN ISBN 4-047-01314-5
  • [小説]高口里純『少年濡れやすく恋成りがたし(神戸編)-過ちを犯す月-』〈角川書店・角川ルビー文庫〉全1巻
    • 2001年11月発売、ISBN 4-04-443502-2

関連作品[編集]

虹色仮面
同作者による漫画。『少年濡れやすく恋成りがたし』から、伊武と蓮華(第2巻、第6巻、第7巻)、西宮翼朗と並木水人と西宮加夜子(第5巻)が、クロスオーバー的に登場している。
叫んでやるぜ!
同作者による漫画。ドラマCD『少年濡れやすく恋成りがたし』のアフレコシーンがあり、台本、パッケージイラストが掲載されている。
幸運男子 -ラッキーくん-
『少年濡れやすく恋成りがたし』に登場する、美少年おたくの腐女子が「ラッキー君を探せ!!」と題する同人誌を持っている。