山浦久司

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山浦 久司(やまうら ひさし、1948年5月11日 - )は、日本会計学者、監査論研究者。明治大学教授や、会計検査院長を経て、会計検査院顧問、明治大学名誉教授。日本監査研究学会会長などを歴任。商学博士一橋大学)。

来歴・人物[編集]

  • 1948年福岡県出身。
  • 1971年長崎大学卒業後、一橋大学大学院商学研究科修士課程(番場嘉一郎ゼミ)[1]、一橋大学大学院商学研究科博士課程(中村忠ゼミ)を修了。
  • 1976年千葉商科大学専任講師に任用され、その後1979年に助教授に昇格。簿記原理・会計監査論の授業を担当する(1989年まで)。
  • 1985年千葉大学法経学部助教授・1991年に同大学教授となる。1989年から1990年にかけて、海外留学(イギリス)している。
  • 1994年には、著書『英国株式会社会計制度論』で一橋大学から商学博士の学位を授与される。
  • 1995年から1997年にかけて、国税庁税理士試験委員(簿記論担当)、2000年から2003年にかけて、金融庁公認会計士2次試験委員(監査論担当)を歴任する。
  • 1997年に明治大学経営学部教授に就任、学部・大学院で会計学・会計監査論の講義・演習を担当する傍ら、2005年に新設された会計専門職大学院の創設に関わり、初代研究科長を勤めた(2008年2月まで)。
  • また企業会計審議会においては監査部会長を歴任し、監査基準の2度に亘る改訂作業に携わる。
  • 2008年2月、検査官に任命され、明治大学を辞職する。
  • 2012年11月24日に会計検査院長の重松博之が定年で退任したが、衆議院が解散してしまっていたため国会の同意が必要な院長が当分の間空席になることに伴い、翌日より院長代行に就任[2]。2013年3月11日に会計検査院長に就任。5月10日に定年退官。会計検査院顧問に就任。
  • 2013年9月、明治大学会計専門職大学院会計研究科教授に復職。
  • 2018年11月、秋の叙勲で瑞宝重光章を受章。
  • 2019年3月、明治大学会計専門職大学院会計研究科教授を退任。明治大学名誉教授[3]

著書[編集]

  • 『英国株式会社会計制度論』(単著。1993年。白桃書房
  • 『体系演習上級簿記』(単著。1994年。白桃書房)
  • 『初級簿記の知識』(大倉学と共著。1996年。日本経済新聞社。第3版、2006年)
  • 『会計監査論』(単著。1999年。中央経済社。第5版、2008年)
  • 『ガイダンス企業会計入門』(廣本敏郎と編著。2000年。白桃書房)
  • 『会計士情報保証論』(編著。2000年。中央経済社)
  • 『監査の新世紀』(単著。2001年。税務経理協会)
  • 『公認会計士監査』(児嶋隆・小澤康裕と共訳。2001年。白桃書房)
  • 『監査論テキスト』(単著。2006年。中央経済社。第6版、2015年)
  • 『逐条解説 四半期会計・レビュー基準』(新井武広と編著。中央経済社。2008年)

門下生(研究者として活躍している者)[編集]

出典[編集]


先代:
重松博之
会計検査院長
2013年
次代:
河戸光彦