マルナカ (チェーンストア)

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イオングループ > マルナカ (チェーンストア)
株式会社マルナカ
Marunaka Company, Limited
Marunaka Main Office.jpg
本社・旧物流センター(旧物流センターは2019年解体)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
761-8585
香川県高松市円座町1001番地
設立 1952年(昭和27年)3月(中山青果株式会社)(創業:1926年(大正15年/昭和元年))
業種 小売業
事業内容 スーパーマーケットチェーン
代表者 代表取締役社長 平尾健一
資本金 1億円
売上高 1777億7000万円(2019年02月28日時点)[1]
営業利益 4億5400万円(2019年02月28日時点)[1]
経常利益 16億4800万円(2019年02月28日時点)[1]
純利益 8億0300万円(2019年02月28日時点)[1]
純資産 432億1100万円(2019年02月28日時点)[1]
総資産 1027億2700万円(2019年02月28日時点)[1]
従業員数 8782名(2008年3月31日現在)※ パート含む
決算期 毎年3月31日
主要株主 マックスバリュ西日本 100%(2019年3月1日現在)
外部リンク http://www.marunaka.net/ (日本語)
特記事項:イオン連結子会社
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株式会社山陽マルナカ
Sanyo Marunaka Company, Limited
Sanyo marunaka office.jpg
本部・物流センター
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 702-8043
岡山県岡山市南区平福一丁目305番地2
設立 1987年(昭和62年)9月
業種 小売業
事業内容 スーパーマーケットチェーン
代表者 代表取締役社長 宮宇地剛
資本金 2,500万円
売上高 1,241億4,400万円(2011年3月期)
営業利益 43億7,000万円(2011年3月期)
純利益 25億1,200万円(2011年3月期)
純資産 233億1,600円(2011年3月期)
総資産 831億7,600万円(2011年3月期)
従業員数 6264名
決算期 毎年3月31日
主要株主 マックスバリュ西日本 100%(2019年3月1日現在)
外部リンク http://www.sanyo-marunaka.co.jp/ (日本語)
特記事項:イオンの連結子会社。
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株式会社マルナカ(Marunaka Company, Limited)は、香川県高松市円座町に本拠を置く日本小売業者である。なお本項目では同社と同じ事業を展開している株式会社山陽マルナカ(さんようマルナカ)および、以前この2社を傘下に収めていた創業家による持株会社の株式会社マルナカホールディングス(旧商号:株式会社マルナカ開発)も併せて解説する。

資本上においては「マルナカ」と「山陽マルナカ」は親子関係ではなく兄弟会社の関係で、現在はいずれもイオングループの企業となっている。一方で「マルナカホールディングス」そのものはイオン株を所持している法人株主のうちの一社である。

両社は元々地場のスーパーマーケットグループであったが、2011年11月25日にイオンが「マルナカ」を子会社化、「山陽マルナカ」を完全子会社化した。その後、マルナカはイオンの完全子会社となった。その後、2019年3月1日に「マルナカ」「山陽マルナカ」の両社は株式交換により同じイオングループのマックスバリュ西日本の完全子会社となった。

概要[編集]

会社と同名のスーパーマーケットグループ『マルナカ』各店舗の経営およびフランチャイズ管理を主業務としている、瀬戸内(特に岡山・香川)地区を代表する企業である。

発祥の地でもある高松市のある四国内(兵庫県淡路島を含む)においてはマルナカ本社がチェーン展開を行っているが、岡山県をはじめとする本州側のマルナカは、株式会社山陽マルナカがマルナカ本社と契約を執り行って店舗運営を行っている。

複合型店舗にはパワーシティスーパーセンターの名称を使用している。 前者に入居している店舗に対してはザ・マイケルの店名を使用していたが、老朽化に伴う店舗リニューアルの際に順次店名をマルナカパワーシティ◯◯店に変更している。

小規模な店舗にはマルイの店名を使用していたが、2018年(平成30年)2月28日をもって松島店が閉店し、「マルイ」業態の店舗は消滅する事となった。

2014年には早朝・深夜営業とストリートカフェ(イートイン)のシステムを取り入れ、冷凍・惣菜等の少人数世帯向け商品に特化させた品揃えを持つ、コンビニエンスストアを意識させた新形態店舗ma:ru(マール)を実験的にスタートさせている。

また同一市内・商圏などにおいて、これまで使用のなかった「本店」という名称をマルナカ新居浜本店(2007年(平成19年)11月11日開店)より使用している。

なお一部の一定敷地を持つ店舗では、宮脇書店が併設ないしテナントで入居しているケースが多い。そのためかマルナカ本体の書籍コーナーは申し訳程度しか置いていない。

徳島県鳴門市には「マルナカマート」という無関係なスーパーマーケットがあるので注意を要する。

旧体制(2012年以前)[編集]

代表取締役会長であった中山芳彦は『瀬戸内の暴れん坊』の愛称を持つ。イオン譲渡以前の旧体制下では、中山社長夫妻と資産管理会社のマルナカホールディングス(旧:マルナカ開発)がほとんどの株式を持つ非上場企業で、毎年日経未公開株上位にランクされていた。

旧体制下ではマルナカホールディングスが掲げる「瀬戸内リージョナルチェーン構想」の元、地盤の香川県以外の四国地方岡山県以外の中国地方関西地方にも多数出店予定とし、四国(マルナカ本社)側では愛媛県高知県を中心に出店、本州(山陽マルナカ)側では関西圏に集中出店する予定とされていた。

顧客も多く、香川県内だけで60余店舗を有している。

しかしながら、近年においては県内のマルヨシセンターきむらムーミーとの競合に加え、県外からもフジママイサニーマートキョーエイハローズ大黒天物産イズミイオングループなどが進出。また山陽マルナカにおいても、岡山県内において天満屋ハピータウンニシナ、ハローズ、大黒天物産、イオングループなどとの競争が激化していた。

大都市圏への出店を加速させるため、2009年(平成21年)より関西圏への集中出店と本社及び拠点を神戸市六甲アイランドに移転する計画や、関西圏での店舗数が30店舗になる2011年(平成23年)を目処にマルナカと山陽マルナカで共同持株会社を設立して経営統合することを発表した。2011年(平成23年)10月に実質持株会社であり不動産開発を行なっていたマルナカ開発をマルナカホールディングスに事業再編を目的に社名変更させた。

2009年(平成21年)に香川厚生年金会館(ウェルシティ高松)を買収。全館リニューアルを施した上で4月に「ホテルパールガーデン」として開業、ホテル事業に進出した[2]。さらに2010年(平成22年)10月には、テーブルマーク株式会社(旧・株式会社加ト吉)の子会社である加ト吉フードレックから「琴参閣」と「観音寺グランドホテル」を買収し、ホテル事業の拡充を図っている[3]

これまでどこのボランタリー・チェーンにも属さず完全独立を守っていたが、2010年(平成22年)8月11日に、イオン株式会社ならびに三菱商事株式会社と包括業務提携契約を締結、物流システムの効率化・商品の共同調達・プライベートブランドの開発など様々な面で両社と協力することとなった[4]

しかし、その提携・協力は徐々にその枠を超える事となる。イオンとの提携を通し、近年の小売業における情報技術の進化を伴った業界の加速度的に進む変容(電子マネーの運営やPBの連続した充実、他にも細かなサービスの導入など)についていくためには莫大な資本を要する現実に直面し、以前よりプランとして掲げていた「瀬戸内リージョナルチェーン構想」を断念するに至る。

ついに2011年10月には、11月を目処にイオンがマルナカと山陽マルナカを子会社化すると発表し、イオングループ入りすることが確実となった。その一方でマルナカホールディングス側もイオンの株式を持つこととなり、マルナカ本体よりの直接経営からは手を離すものの、イオンを通じての影響力をある程度残す形となった。

イオン体制下(2012年以降)[編集]

山陽マルナカでは2012年春より順次イオン食品レジと同様の型のWAON対応型レジに更新し、WAONおよびクレジット決済対応を行っている。ただし、イオン店舗で通常対応しているICOCAおよび電子マネー相互利用可能な交通系ICカード・iDQUICPayには全店舗にICカードリーダーが設置完了されるまで対応しなかった。WAONにしか対応していなかった頃は、ICカードの種類を選択する機械の対応していないカードのロゴマークの部分を白い紙を貼って隠していた。ICカードの入金に関してはWAONと全国相互利用可能な交通系ICカードに対応している。またイオンオーナーズカードについては、イオングループ入り初期は非対応だったが、2015年現在は、年に2回ある返金処理を含め対応している。2012年5月20日より、WAON導入店舗で「お客さま感謝デー」が開催されている。OMCカード(セディナカードクラシックなど、セディナが発行する券面にOMCロゴが表示されているカードを含む)については2014年6月20日から2016年2月28日までの「お客さま感謝デー」では5%割引が適用されていた。一度2016年2月28日をもって終了したため同年3月20日以降の感謝デーではOMCカードを利用しても割引は適用されなくなったが2016年6月30日以降の感謝デーにおいてはWAONPOINTカード又はイオンカードを提示することで支払い方法に関係なく割引が適用されるようになったためそれらとの併用に限りOMCカードでのクレジット払いでも再び割引が適用されるようになった。また、イオンと同様のカタリナクーポンも使用可能となっているが、当初は発行店舗でのみの使用しか認められていなかった。2015年6月からはマルナカ発行分に関してはマルナカ全店舗での使用が可能となった。(システムがイオンと共通なので、他のイオングループ店舗発行分発行分もスキャン登録できる仕組みになっているが、使用は認められていない。)

2014年8月20日には、マルナカが新業態店舗「ma:ru(マール)」を立ち上げ、その第1号店として、香川県高松市にma:ru牟礼店をオープンした。「ma:ru」はスーパー+コンビニ+カフェをコンセプトに、イートインコーナーを設置し、営業時間を早朝(朝6時)から深夜(夜24時)までに設定するなど、各業態のメリットを取り込んだハイブリッド業態である。[5]同年5月には、イオングループ入りしてからは初の新店舗である二軒屋店が開業している。

同年10月17日には、奈良県奈良市のイオンタウン富雄南の核店舗として、マックスバリュ富雄南店をオープンした。「マックスバリュ」はイオンが従前から展開しているスーパーマーケットのブランドであるが、山陽マルナカでは初の「マックスバリュ」店舗となる。また、奈良県への出店やイオンタウンへの出店も初となった[6]。その後、大阪府内にも1店舗(大東寺川店)を出店していたが、2017年4月1日から山陽マルナカにリブランド(店舗転換)した[7]。なお、大阪府・奈良県内の他の「マックスバリュ」はグループ会社の光洋が運営している。

2015年10月24日には、旧宇多津ビブレ跡に開業した香川県初のイオンタウンであるイオンタウン宇多津の核店舗として、マルナカが運営するマルナカイオンタウン宇多津店をオープン。「マルナカ」の店舗ブランドとしては初めてイオングループのショッピングセンターへの出店となった。

2015年11月21日には、徳島県2店舗目の「パワーシティ」ブランドの店舗で、オープンモール形式が採用されたマルナカパワーシティ鴨島店をオープン。生鮮加工場の見える化やデリカ部門の店内調理、各部門の品揃えの拡充など、競合店との差別化を図った。

2016年5月27日には、新社長としてイオングループ出身者の平尾健一が就任した。マルナカ初の創業者一族以外の社長となる。前社長である中山明憲は取締役相談役として会社への影響力を残す形となった。また、イオン四国代表も兼務する。

2018年5月25日、取締役相談役中山明憲が退任した。

イオングループ入り後に新規出店、改装リニューアルされた店舗には外壁にイオンのロゴマークが取り付けられていたが、近年[いつ?]改装された店舗はその限りではない。

2019年3月1日を目処に、マルナカ・山陽マルナカの全株式をマックスバリュ西日本がイオンから取得する。また、山陽マルナカの店舗のうち大阪府・奈良県の全店舗と兵庫県の西宮店・新在家店をダイエーに譲渡する。将来的にはマックスバリュ西日本がマルナカ・山陽マルナカを吸収合併する計画となっている[8]

マルナカホールディングス(2012年以降)[編集]

一方でマルナカホールディングスそのものはイオンに譲渡したストア事業を切り離す形で再編。マルナカ本部から独立し、それ以外のグループ会社(不動産業・ホテル等レジャー業・物流業など)の持株会社兼事業運営会社として再スタートを切ることになった。そのため2012年2月3日高松市中新町に新社屋を建設した[9]。2014年には債権問題で競売となっていた朝鮮総連中央本部を落札した(後述)。後に朝鮮総連の意向に沿う形でビルを転売した。

シンボルマーク[編集]

田町の「マルナカフードセンター」時代より、丸に毛筆で描かれた「中」の文字が入った企業名の通りのシンボルマークを使用していた。なお同店の後身である、マルナカ田町店には、現在も旧シンボルが掲げられている。また、マルナカ広場店の大規模小売店舗法プレートにもマルナカの旧ロゴの文字が現存している。

現在は、グループ各店のマークとして、鮮やかな赤丸にアルファベットの「m」をモチーフとした、三本の波のようなカーブの入ったマークが使われている。

マークの丸はマルナカの「ま~あるい愛」を表し、イニシャルの「m」の三本柱は経営理念である「サービス」、「フレッシュ」、「情報」を表している。

このマークは、中山青果問屋時代の主力商品であったバナナをイメージしたもの、とも言われている。

事業所所在地[編集]

株式会社マルナカ[編集]

代表取締役社長 平尾健一

株式会社山陽マルナカ[編集]

代表取締役社長 宮宇地剛

沿革[編集]

  • 1926年大正15年) - 香川県高松市に中山青果問屋を創業。
  • 1960年昭和35年) - 香川県高松市田町の商店街にスーパーマーケット「マルナカフードセンター(現・マルナカ田町店)」が誕生。
  • 1965年(昭和40年) - 食料品から家庭用品・日用品・衣料品へと取扱商品を増加。
  • 1977年(昭和52年) - 株式会社マルナカに社名を変更。
  • 1980年(昭和55年) - 福屋(現在の山陽マルナカ。広島県にある同名の百貨店、福屋とは無関係)と業務提携を結び、本州に初進出を果たす。
  • 1987年(昭和62年) - 福屋が再編されて株式会社山陽マルナカが設立される。
  • 2000年平成12年) - マルナカ、愛媛県および高知県に出店を開始。
  • 2003年(平成15年) - マルナカ、徳島県に同社最大店舗、スーパーセンター業態1号店「スーパーセンターマルナカ徳島店」がオープン。
  • 2005年(平成17年) - 山陽マルナカ、広島県に進出。1号店「白島店」がオープン。
  • 2006年(平成18年) - マルナカ、兵庫県淡路島に進出。1号店、「南あわじ店」がオープン。
  • 2007年(平成19年) - マルナカ、愛媛県新居浜市に同県最大店舗、「マルナカ新居浜本店」がオープン。「愛媛事業部」を新設。
  • 2008年(平成20年) - マルナカ、ヤマダ電機との合弁会社、「株式会社デンキランド」を設立。
  • 2009年(平成21年)
    • マルナカ - ホテル・ブライダル事業に進出、「株式会社パールガーデン」を設立。
    • マルナカ - ディスカウントストア事業に進出、1号店の「スーパーセンター宇多津店」がオープン。同時にグループ200店舗を達成。
  • 2010年(平成22年)
    • マルナカ流通グループ「創業50周年」(マルナカフードセンター開店から起算)。
    • イオンならびに三菱商事と包括業務提携契約を締結。
  • 2011年(平成23年)
    • グループ企業のマルナカ開発が マルナカホールディングスに社名変更。
    • 山陽マルナカが納入業者に対し無償での作業やイベントの協賛金を強要したとして、公正取引委員会から2億2,216万円の課徴金納付命令を受けた[10]
    • 11月25日 - イオンがマルナカを子会社化し、山陽マルナカも完全子会社化。
    • 12月1日 - イオングループのプライベートブランドトップバリュ」商品の販売を開始。
  • 2012年(平成24年)
    • 4月 - 早島店リニューアルと伴に、WAON・クレジットカード対応型レジを導入。以降、各店舗へ順次導入開始。
    • 4月27日 - イオン高松東店の青果売場がマルナカに移管される。既存の従業員はマルナカへの出向扱いとなる[11][12]
    • 5月20日 - WAON導入店舗でお客さま感謝デーを実施
    • 9月1日 - 山陽マルナカの店舗で「イオンオーナーズカード」が利用可能となる(併せて、キャッシュバック特典の対象店舗になる)
  • 2014年(平成26年)
    • 8月20日 - マルナカが新業態店舗1号店としてma:ru牟礼店をオープン。
    • 10月17日 - 山陽マルナカがイオンタウン富雄南(奈良県奈良市)の核店舗として、マックスバリュ富雄南店をオープン[6]
    • 12月19日 - 兵庫県・淡路島内で営業していた「リベラル」が自己破産により営業停止していた3店舗を譲り受けて営業を開始する[13]
    • 12月20日 - マルナカがイオングループ入り以降では初の新店舗として林店をオープン。
  • 2015年(平成27年)
  • 2017年(平成29年)4月1日 - 山陽マルナカが運営していた「マックスバリュ」2店舗を「山陽マルナカ」に屋号変更する[7]
  • 2019年(平成31年)3月1日 -
    • 株式交換に伴い、マルナカ・山陽マルナカがマックスバリュ西日本の完全子会社となる[16]
    • 山陽マルナカが運営する店舗のうち、大阪府・奈良県の全店舗と兵庫県の一部店舗(西宮店・新在家店)の運営を同じグループ会社のダイエーへ事業継承[17](なお、店舗ブランド・店舗名はそのまま引き継がれる)。

米国産牛肉の取扱い[編集]

2005年(平成17年)12月米国産牛肉の輸入が解禁された際には、いち早く取扱いを決め、全国ニュースに取り上げられ話題になった。しかし、その直後の輸入再禁止で店頭からの回収を余儀なくされ、多大な損害を出したことから、2006年(平成18年)9月の輸入解禁時には取扱いを見送った。

朝鮮総連本部ビル売却問題への関与[編集]

2014年3月にマルナカホールディングスが東京都千代田区にある朝鮮総連中央本部の競売に参加し落札した。入札額はモンゴル企業よりも低く22億1千万円であったが、モンゴル企業が不適格となったためマルナカが落札した。マルナカは当初、朝鮮総連には退去してもらう方針だとしていたが、2014年11月17日には高松市内で、朝鮮総連の南昇祐(ナム・スンウ)副議長がマルナカ幹部と面会し、朝鮮総連が退去せずに済むように、山形県の企業グリーンフォーリストに総連ビルを転売した。資金を拠出したのは北朝鮮系の組織で、グリーンフォーリストをダミー会社とした又貸しで、朝鮮総連はそのまま総連ビルを使用できる事になった[18][19][20][21]。詳しくは朝鮮総連本部ビル売却問題を参照。

WAONカード・クレジットカード[編集]

  • イオン傘下入りに伴い、各店POSシステム更新のタイミングで、WAONおよびイオンクレジットを始めとする各種クレジットカード、iDQUICPayが使用可能になった。イオン傘下入り前にあった、マドンカードはイオングループ統一のPOSシステム導入により使用ができなくなったことより廃止された。また、四国マルナカの展開エリアである四国地区以外のイオングループ店舗で使用できるSuicaICOCAなどの交通系電子マネーには非対応である。
    • 1980年代までは、東京電気(現在の東芝テック)のキャッシュレジスターを使用していたが、消費税導入を契機に日本NCRの機器に更新していた。(店舗の開店時期や導入時期により操作側の画面の液晶に差異があった。)今回、イオングループ標準レジの導入に伴い、再び東芝テック製に戻った。なお、イオングループ全体のPOSシステムの更新に合わせ、2017年以降順次富士通フロンテック製のレジスターが導入され始めている。また、イオングループ共通のセルフレジを導入している店舗もあり、こちらは日本NCR製のものが使用されている。
  • WAONカードは、マルナカオリジナル(後述の「ナカマカナ」の楽譜がデザインされたもの)が用意された。また、マルナカAEONカード(クレジットカード)の発行も開始された。店内ではレジでのチャージの他、各店舗にWAONステーションとイオン銀行ATMが導入され、そちらでのチャージも可能となっている。

マドンカード・商品券[編集]

  • 四国・淡路島のマルナカではプリペイドカードであるマドン(maDon)カードを販売していた。券種は10,000円(10,200円使用可)と20,000円(20,500円使用可)。当初は磁気式(裏面破壊感熱式)で、利用額と残額が書き込まれた。また、使用済みカードを一定枚数集めると、商品券と交換できた。その後、感熱リライタブル領域を持つ接触型ICカードシステムに更新された(この際、先の商品券交換サービスは終了している)。IC式マドンカードは、残高がなくなったら回収され、本部システムにて再度残高が追加された上で販売され、再利用された。
    • なお、元々山陽マルナカの店舗では利用できなかった上、WAONの導入に伴い、2013年2月25日の小豆島地区を最後に全店舗利用できなくなっているので、資金決済に関する法律および前払式支払手段に関する内閣府令にもとづき、2013年2月26日から約1年後の2014年2月末日まで四国、淡路島のマルナカ全店で現金による残高の払い戻し受付が行われていた[22]。現在は払い戻しも終了している。よってマドンカードの残額は無効である。発売終了日は高知県が2012年9月9日、愛媛県が同年9月30日、淡路島と徳島県の店舗が同年10月31日、最後まで残っていた香川県が同年12月31日であった。
  • マドンカード以外には商品券があるが、こちらについては、マルナカ及び山陽マルナカ各店で引き続き利用可能である。券面金額は500円と1000円の2種類で釣り銭も出るため券面金額以下の買い物でも使用可能。(マルナカ本体の商品券を山陽マルナカでも利用可能であり、その逆で山陽側の券を本体(四国、淡路島)での利用が可能である。)こちらは販売や利用の中止は予定されていない。長らくイオングループ他社では利用出来なかったが2019年3月1日の山陽マルナカ一部店舗移管に伴いダイエー、グルメシティなどでの利用も可能になった。株式会社ダイエー以外は現時点では拡大していない。
  • 2013年6月7日より山陽マルナカ店舗において現行イオン商品券、イオンギフトカードの使用が可能になった。(ジャスコ商品券、マイカル商品券(旧ニチイ商品券含む。)、ボンベルタ商品券、ボンベルタ伊勢甚商品券、橘百貨店商品券(現在はイオングループ全体で利用不可)などは利用不可。)イオン商品券は、マルナカ商品券同様釣り銭が出せるため券面金額以下の買い物でも利用できる。
  • 2014年6月16日からはマルナカの店舗でもイオン商品券(旧券面も可)やイオンギフトカードが使用可能になったうえ、JCBとVISAの各ギフトカードの使用も可能となった。その他クレジット会社のギフトカードにも同日から対応している。こちらは、券面金額以上での使用を前提としている。(額面未満でも利用可能だがお釣りは出ない。)また、従来から使用できていたおこめ券やビール券も引き続き使用できる。
  • 2015年3月1日からマックスバリュ各店舗においてダイエー商品券の使用が可能になっているが山陽マルナカが当時運営していた2店舗では利用出来なかった。山陽マルナカ、マルナカでも利用出来なかったが前述の2店舗を含むダイエーに移管された店舗では当然のことながら現在は利用可能である。移管されていない店舗では現在も利用出来ない。
  • 2016年2月1日から山陽マルナカの店舗でUC、三菱UFJニコスギフトカードも利用可能となった。(お釣りは出ない。)なお現在もAMEXギフトクーポン、ダイナースロイヤルチェック及びイオンでも利用出来ない楽天KCギフトカード、日専連ギフトカード、JR東日本発行のびゅう商品券、全国百貨店共通商品券は利用不可。

オリジナルソング[編集]

「ナカマカナ」というタイトルのオリジナルソングがあり、テレビCMや店頭BGMで流されている。ちなみに同曲は「ご当地ソングの女王」こと演歌歌手水森かおりが15歳の時に収録されたもの。

これとは別に、山陽マルナカでは独自のサウンドロゴがCMの最後に流れている。また、四国マルナカでも2017年7月以降、識別のため独自のサウンドロゴを流している。

イオングループ加入後は、「ナカマカナ」をBGMに四国マルナカと山陽マルナカで共通のCMも制作され、主にお客さま感謝デーやG.G.感謝デーのCMを放送している。また、イオンの共通CMでも双方のロゴがグループ他ブランドと共に表示されている。

マルナカホールディングスの事業企業[編集]

マルナカホールディングス本部
(香川県高松市中新町

マルナカでは、これらの関連企業を総称して「マルナカ流通グループ」と呼んでいる。マルナカのイオンへの参入に伴い、ほぼ全てがマルナカホールディングスの社内カンパニーおよび子会社となった。

  • マルナカホールディングス(実質持ち株会社。保険契約代理業・中山家の資産管理会社)
    上記の通り、かつてはマルナカの第2位の大株主、山陽マルナカの完全親会社であった。2011年(平成23年)10月にマルナカ開発から社名変更。
  • カラオケVegas
  • スーパーセンターTheBIG(ザ・ビッグ)
    イオングループのディスカウントストアにも同名のブランドがあるがもちろん無関係である。
  • 株式会社味彩工房(1994年(平成6年)3月マルナカの惣菜部門が独立して作られた会社)
  • ハッピーライフ愛(介護事業・結婚相談事業)
  • マルナカツーリスト旅行代理店
    JTB総合提携店
  • ほりだし市場(リサイクルショップ)
  • CAS -キャス- (ドラッグストア)
  • ヴァーサス(スポーツクラブ)
  • ORYX -オリックス-(清掃会社)
  • 関西石油(ガソリンスタンド、いわゆる無印スタンド。2014年3月までにすべて閉店)
  • ブルーセブン(ヘリコプターによる空撮をメインとした航空会社)
  • 大洋水産(水産品の冷凍保管輸送会社。副社長が中国産うなぎの偽装に関わっていた)
  • オリーブ温泉(小豆島に在するホテル・温泉施設運営会社)
  • 天仁製茶類の卸会社)
  • 西条ミネラルミネラルウォーターの販売会社)

山陽マルナカの関連会社

グループがフランチャイズを引き受けている企業[編集]

  • デンキランド
    2005年(平成17年)にフランチャイズ先をベスト電器からヤマダ電機に変更。
    2005年11月1日ヤマダ電機、マルナカ、ダイナマイトコーポレーション3社による合弁会社、「株式会社中四国テックランド」(マルナカは25%を出資)を設立。既存のベスト電器FC店舗を全店閉鎖した。(ただしマルナカ徳島店内にテナントとして出店しているベスト電器マルナカ徳島店はそのまま存続している[23])閉鎖店舗のうち後述する店舗は数ヶ月をかけて、「デンキのダイナマイト」に改装し営業を再開。2008年(平成20年)10月15日にヤマダ電機が中四国テックランドを完全子会社化(現在は同じヤマダ電機の子会社であるダイクマに合併)したことにより、同年11月17日に新たな合弁会社として株式会社デンキランド(資本比率はマルナカ60%、ヤマダ電機40%)を設立し、名称も変更した。マルナカがイオン傘下になったのに伴い、2012年中に全店舗とも閉鎖され、同年11月24日付で解散、2013年2月13日付で清算が終了して完全消滅し、家電販売から撤退した。
    • デンキランド小豆島店(マルナカ新土庄店内)
    • デンキランド三木店(マルナカ三木店内)
    • デンキランド琴平店(マルナカ琴平店内)
    • デンキランドビッグ綾南店(ザ・ビッグ綾南店内、営業本部を併設)
    • デンキランド宇多津店(スーパーセンター宇多津店内)
  • フォード東四国
    かつてはフォード車を取り扱う自動車ディーラー「オートラマ」→ 「フォード」(フォード東四国)の販売網に参加していたが、フォードの日本撤退に伴い、ルノーの正規ディーラー権を取得し2017年3月より、社名をフォード東四国のままで「ルノー高松」として新装開店。

マルナカがフランチャイズを委託している企業[編集]

  • 山陽マルナカ
    岡山県を中心とした中国地方近畿地方域の「マルナカ」運営会社。
  • ミワ商店(~2013年2月)[24]
    本社:香川県三豊市。三豊市、仲多度郡多度津町の4店舗
    2011年11月にマルナカがイオングループになった後にマルナカのFCを解消・独立し、2013年3月からピカソとして上記4店舗を営業している。

また、1990年代には経営不振に陥ったヤマト(高松市)をマルナカのFC[25]とし、その後事業譲渡を受け直営化している。旧ヤマト店舗の鬼無店の看板には「FC」を消した跡が残っていた。

店舗[編集]

2019年3月時点で、運営する3社を合わせたマルナカの店舗数は221店舗(近畿・中国・四国地区)ある。

営業エリアはマルナカ本体は四国4県、山陽マルナカは岡山県と広島県、ダイエーは奈良県と大阪府にそれぞれ展開している。兵庫県では地区によって営業エリアが異なり、淡路島地区(淡路市洲本市南あわじ市)の店舗はマルナカ本体、神戸市西区姫路市加古川市揖保郡の店舗は山陽マルナカ、神戸市灘区西宮市の店舗はダイエーがそれぞれ運営している(ダイエーが運営する店舗は2019年2月までは山陽マルナカが運営していた店舗で、移管時に店舗ブランドの変更を受けなかったため3社目の運営店舗となる)。

また、マルナカ本体運営の香川県の牟礼店は新業態店舗「ma:ru」として出店する。

過去に存在した店舗[編集]

香川県
鬼無店
屋島店
マルイ松島店
徳島県
板野店
小松島店
浜田店
愛媛県
川之江店
高知県
赤岡店
岡山県
西市店
上庄店
十日市店

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 株式会社マルナカ 第68期決算公告
  2. ^ 厚生年金会館、ホテルにリニューアル/マルナカ(四国新聞社 2009/03/18 09:38)
  3. ^ マルナカ「琴参閣」取得/観音寺グランドホテルも(四国新聞社 2010/07/30 09:34)
  4. ^ マルナカ、イオンなどが包括業務提携(SankeiBiz 2010/8/11 22:10)
  5. ^ マルナカが新業態オープン(四国新聞社・2014年8月20日記事)
  6. ^ a b イオンタウン富雄南 10月17日(金)午前9時 グランドオープン (PDF) - イオンタウン・山陽マルナカ 2社連名によるリリース(配信元:山陽マルナカ株式会社) 2014年9月26日(2014年10月21日閲覧)
  7. ^ a b マックスバリュ2店舗は装い新たに山陽マルナカに生まれ変わります! - ニュースリリース(2017年3月15日)
  8. ^ MV西日本、マルナカ、山陽マルナカ/経営統合で2025年売上7000億円目標”. 流通ニュース (2018年10月12日). 2018年10月19日閲覧。
  9. ^ 新社屋が完成/マルナカホールディングス 四国新聞 2012年2月3日
  10. ^ 協賛金を強要 山陽マルナカに課徴金2.2億円 改正独禁法で初適用産経MSNニュース、2011年6月23日)
  11. ^ マルナカ青果運営受託/イオン高松東店四国新聞2012年4月25日
  12. ^ 2013年7月頃に青果売場はマルナカから直営に戻っている。
  13. ^ 株式会社リベラルスーパーチェーンの一部店舗譲り受けに関するお知らせ マルナカ公式ホームページ 2014年12月19日
  14. ^ “小型24時間営業店 岡山に開店 山陽マルナカ、総菜や弁当充実”. 山陽新聞 (山陽新聞社). (2015年5月28日). http://www.sanyonews.jp/article/180557/1/ 2015年5月31日閲覧。 
  15. ^ “「山陽マルナカ西市店」閉店のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社山陽マルナカ, (2019年1月8日), https://www.sanyo-marunaka.co.jp/_data/info/20190109_info01.pdf 2019年1月8日閲覧。 
  16. ^ “マックスバリュ西日本株式会社、株式会社マルナカ及び株式会社山陽マルナカの株式交換並びにマックスバリュ西日本株式会社から株式会社光洋への会社分割及び株式会社山陽マルナカから株式会社ダイエーへの会社分割に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), マックスバリュ西日本、マルナカ、山陽マルナカ、イオン(4社連名), (2018年12月14日), https://www.sanyo-marunaka.co.jp/_data/info/20181214_info.pdf 2019年3月2日閲覧。 
  17. ^ “山陽マルナカ14店舗の株式会社ダイエーへ事業承継について” (PDF) (プレスリリース), 株式会社山陽マルナカ, (2019年2月27日), https://www.sanyo-marunaka.co.jp/_data/info/20190227_info01.pdf 2019年3月2日閲覧。 
  18. ^ 「迂回転売」で維持画策 “ダミー”業者利用、マルナカに接触…600億円債権回収骨抜き 産経ニュース 2015年1月13日
  19. ^ 朝鮮総連本部44億円で転売 マルナカ、山形の会社に 福井新聞(2015年1月29日)
  20. ^ 朝鮮総連、本部ビルを事実上取り戻す 朝鮮日報日本語版 2015年2月5日(木)9時19分配信
  21. ^ 朝鮮総連、本部ビルを事実上取り戻す 朝鮮日報日本語版 2015年2月5日(木)9時19分配信
  22. ^ maDon(マドン)カードサービスの終了と終了に伴う払戻し等のご案内(PDF)
  23. ^ のちにヤマダ電機のグループ入りしたことに伴い、ベスト電器運営の「テックランドマルナカ徳島店」となっている。
  24. ^ ビジネス香川 プライムパーソン 2013年10月17日
  25. ^ 郷東店、檀紙店、鬼無店、香西店の4店舗。その後香西店は2006年に現在地(イオンモール高松の北西)に移転している。

関連項目[編集]