山陽百貨店

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株式会社山陽百貨店
Sanyo Department Store Co.,Ltd.
170107 Sanyo department store Himeji Hyogo pref Japan01n.jpg
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
670-0912
兵庫県姫路市南町1番地[1]
設立 1952年昭和27年)2月1日[1]
業種 小売業
法人番号 6140001058951 ウィキデータを編集
事業内容 百貨店[1]
代表者 代表取締役社長 高野勝
資本金 4億500万円
売上高 連結203億23百万円
(2020年2月期)
純資産 単体21億42百万円
連結23億65百万円
(2020年2月末日現在)
総資産 単体105億45百万円
連結128億65百万円
(2020年2月末日現在)
従業員数 258名
(2020年2月末日現在・契約社員等を含まず)
決算期 2月末日
主要株主 山陽電気鉄道 100%
(2021年3月29日現在)
主要子会社 山陽友の会
山陽デリバリーサービス
外部リンク https://www.sanyo-dp.co.jp/
特記事項:※ A.D.Oグループ加盟(伊勢丹を中心とする共同仕入機構)
全国百貨店店舗別売上高86位(2011年度)
全国百貨店企業別売上高45位(2011年度)
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株式会社山陽百貨店(さんようひゃっかてん)は、兵庫県姫路市にある日本の百貨店である[1]山陽電気鉄道子会社日本百貨店協会加盟店。

概説[編集]

山陽姫路駅と直結したターミナルデパートで、姫路駅前バスターミナルを併設する。JR西日本姫路駅も徒歩圏内にあり、当店周辺は姫路市の中心市街地にあたる。戦災復興による姫路都心市街地の再構築につき、大手前通りの建設と合わせたメイン事業の一つとして企画された。山陽電気鉄道神姫バスの共同出資で、1952年(昭和27年)2月に資本金3750万円で株式会社 山陽百貨店を設立[1]、同年9月に開業した。

2021年(令和3年)1月13日、山陽百貨店の親会社である山陽電鉄が株式公開買付け(TOB)を実施する事が発表され[2]、同年3月5日付で山陽電鉄が96.70%の株式を取得した[3][4]。山陽百貨店は同年3月25日に上場廃止となり、同年3月29日付で山陽電鉄の完全子会社となった[5]

店舗[編集]

開業以降、第1期から第7期にわたり増改築工事を重ねることで店舗内外の整備をおこない、1991年(平成3年)に姫路駅西再開発に伴い現在の西館を増床し店舗面積を28,000m2とする。

店舗部分は地下1階から地上6階だが本館1階は山陽電鉄姫路駅コンコース部分と重なるため極めて狭く、西館1階部分も再開発に伴い、旧地権者中心の専門店であるため立地環境の一部が百貨店としての雰囲気に欠ける側面もある。阪神・淡路大震災直後は神戸地区の壊滅を受けて最高345億円の売上げを記録するも、現在は神戸・大阪地区への顧客流出に苦戦を強いられている。一方で、2005年(平成17年)に婦人服フロアを中心とする大規模なリニューアルを行った。また2009年(平成21年)には西館5階部分に姫路ロフトを誘致したり、夏季は屋上においてビアガーデンを展開するなど活性施策を打ち出している[6]

工事履歴
実施年月 概要
第1期 1953年(昭和28年)6月 現在の本館北側建物に相当する部分が地上3階で完成 
第2期 1954年(昭和29年)11月 現在の本館北側建物に相当する部分が地上4階で完成
第3期 1956年(昭和31年)10月 現在の神姫バスターミナル部分の建物を含めた
現在の本館全体に相当する部分が地下1階、地上4階で完成 
第4期 1962年(昭和37年)6月 現在の本館に相当する部分が地下1階、地上6階で完成 
第5期 1972年(昭和47年)11月 現在の本館が完成 
第6期 1987年(昭和62年)10月 本館北側のシースルークロスエスカレーター部分や本館西側部分を増築
第7期 1991年(平成3年)10月 姫路駅西地区再開発に伴い現在の西館部分を建築・増床し現在に至る

社長[編集]

歴代の社長は親会社である山陽電気鉄道から派遣されていたが、1983年(昭和58年)に木村孝が就任して拡大路線を進んだ。1991年(平成3年)に売場面積の大幅増床をするも、バブル経済の終焉により経営は一時大きく傾いた。その後、阪神大震災による特需景気などで過去最高の売上高を記録するなど中堅規模の百貨店として全国トップクラスとなる。しかし神戸地区復興により売上高は再び減少傾向となり、そのような中、2000年(平成12年)生え抜きの花尻昱雄が就任する。この間においてフロア構成を変更するという大規模なリニューアルを行ったが抜本的な経営改革には至らず、2008年(平成20年)5月の第79回定時株主総会にて元天満屋常務・高野勝が代表取締役社長に就任し、創立以来初めて同業他社出身の社長が誕生した。

他の百貨店との交流[編集]

店舗展開[編集]

  • 登記上の所在地は兵庫県姫路市南町1番地であるが、西館の所在地は姫路市西駅前町88番地である。山陽姫路駅姫路駅前バスターミナルが併設されており、典型的なターミナル百貨店(駅ビル)である。また姫路市のメインストリートである大手前通りに面しており、同社の所有施設ではないが、地下2階には駐車場も完備している(同社直営のSパーキングは店舗より徒歩5分の場所にある)。
  • 広畑網干福崎龍野赤穂和田山豊岡に、ギフトショップ兼外商出張所がある。
  • 現在のCI・ロゴマークは、1991年(平成3年)のリニューアルオープンに合わせてデザインされたものである。
  • 公式キャラクターとして、姫路城のお姫様をイメージした“夢見ちゃん”が存在する。

POSシステム[編集]

関連会社[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f 流通会社年鑑 1990年版, 日本経済新聞社, (1990-11-24), pp. 33 
  2. ^ 各位(全47頁) (PDF) - 山陽電気鉄道株式会社、2021年1月13日、同月14日閲覧
  3. ^ 支配株主である山陽電気鉄道株式会社による当社株式に対する公開買付けの結果並びにその他の関係会社及び主要株主の異動に関するお知らせ (PDF) - 株式会社山陽百貨店、2021年3月2日、同月7日閲覧
  4. ^ 山陽電気鉄道が山陽百貨店にTOB 1株につき2630円 - 上場廃止の見込み”. JIJI.COM (2021年1月13日). 2021年1月14日閲覧。
  5. ^ 山陽電気鉄道株式会社による当社株式に係る株式売渡請求を行うことの決定、当該株式売渡請求に係る承認及び当社株式の上場廃止に関するお知らせ (PDF) - 株式会社山陽百貨店、2021年3月8日、同日閲覧
  6. ^ 屋上は昭和30年代には観覧車や比較的大きな遊具を有する遊園地を展開しており、その後、平成初期まで規模を縮小したプレイランドとして展開していた。

座標: 北緯34度49分43.7秒 東経134度41分24.4秒 / 北緯34.828806度 東経134.690111度 / 34.828806; 134.690111