岐阜県立加茂高等学校
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岐阜県立加茂高等学校 | |
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過去の名称 |
加茂郡立農林学校 岐阜県立加茂農林学校 岐阜県立加茂農林高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 |
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学区 |
全県学区 全日制は旧可茂学区 |
併合学校 | 岐阜県立白川高等学校 |
校訓 | 明朗進取・誠実努力・親愛奉仕 |
設立年月日 | 1911年 |
共学・別学 | 男女共学 |
分校 |
七宗 (1960年閉校) 白川 (2009年閉校舎) |
課程 |
全日制課程 定時制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 |
普通科 理数科 |
高校コード | 21135E |
所在地 | 〒505-0027 |
岐阜県美濃加茂市本郷町二丁目6番地78 ![]() 北緯35度26分54.5秒 東経137度2分8.3秒 / 北緯35.448472度 東経137.035639度座標: 北緯35度26分54.5秒 東経137度2分8.3秒 / 北緯35.448472度 東経137.035639度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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岐阜県立加茂高等学校(ぎふけんりつ かもこうとうがっこう)は、岐阜県美濃加茂市本郷町二丁目にある県立高等学校。2007年(平成19年)4月 岐阜県立白川高等学校(加茂郡白川町)を統合した。
学校概要[編集]
- 1911年(明治44年)創立。
- 設置学科:全日制普通科・理数科、定時制普通科(単位制)
- 教育目標:あらゆる教育活動を通して、知・徳・体の調和のとれた豊かな人間性と確かな学力の育成を目指して、生徒一人一人の可能性を最大限に発揮させ、望ましい自己実現を図らせる。
- 制服:男子はブレザー。デザインは白川高校との統合とともに変更。
沿革[編集]
- 1911年(明治44年)10月 - 加茂郡立農林学校として設立が認可される。
- 1923年(大正12年)4月 - 県立移管、岐阜県立加茂農林学校となる
- 1948年(昭和23年)4月 - 岐阜県立加茂農林高等学校と改称
- 1948年(昭和23年)8月 - 岐阜県立加茂高等学校と改称[1]。農業科、畜産科、普通科を設置。蜂屋分校を設置。
- 1950年(昭和25年)4月 - 商業科設置。神渕分校を設置。
- 1951年(昭和26年) - 蜂屋分校を廃止。
- 1955年(昭和30年) - 神渕分校を七宗分校に改称する。
- 1960年(昭和35年) - 神渕分校と武義高校津保谷分校が統合され、中濃高校となる。
- 1961年(昭和36年)4月 - 岐阜県立加茂農林高等学校を分離、農業科廃止[1]。
- 1972年(昭和47年)4月 - 理数科設置
- 1973年(昭和48年)4月 - 商業科募集停止
- 1995年(平成7年)4月 - 普通科国際文化コース設置
- 2007年(平成19年)4月 - 岐阜県立白川高等学校(加茂郡白川町)を統合。普通科国際文化コース募集停止。
- 2009年(平成21年)3月 - 加茂高等学校白川校舎閉校舎式挙行
学校行事[編集]
- 加茂高祭:文化祭2日間・体育祭1日間の日程で9月上旬に行われる。
- 文化祭では各クラスや文化系部活動単位で参加し、展示やパフォーマンス、舞台劇の発表が行われる。過去には有志による発表もあった。最も優れた企画には加茂高大賞が、ほかにも優秀賞や特別賞が贈られる。
- 体育祭では出身地域別に東部・西部・南部・北部に分かれるという組み分けを行い、その4つの団で競技優勝・応援優勝・総合優勝を争う。
進路状況[編集]
1990年代までは、毎年、東京大学や京都大学に合わせて5~10名程度、名古屋大学等の旧帝大に30名程度、合計国公立大学に170~200名近くの合格者があった。 最近数年の国公立大学合格者数については公式サイトを参照[2] 。主な進学先は、国公立大学は岐阜大学や信州大学・金沢大学・富山大学など、私立大学では隣県の愛知県の名城大学や中京大学・南山大学など。
部活動[編集]
- ボート部は1960年(昭和35年)創部、その後の主な全国大会優勝歴は、
- 1965年(昭和40年)岐阜国体女子ナックルフォア優勝
- 1966年(昭和41年)大分国体女子ナックルフォア優勝
- 1967年(昭和42年)埼玉国体女子ナックルフォア優勝
- 1968年(昭和43年)福井国体女子ナックルフォア優勝(国体4連覇)
- 1987年(昭和62年)インターハイ女子ナックルフォア優勝
- 1998年(平成11年)インターハイ男子シェルフォア優勝
- 2004年(平成16年)インターハイ女子ダブルスカル優勝
- 2007年(平成19年)インターハイ女子クォドルプル優勝
- 2013年(平成25年)インターハイ女子舵手つきクォドルプル優勝
- 2014年(平成26年)インターハイ女子舵手つきクォドルプル優勝(2年連続優勝)
- 2017年(平成29年)インターハイ女子舵手つきクォドルプル優勝
- その他、個人でのインターハイ優勝もある。自然科学部や囲碁将棋部も全国大会に出場している。
著名な卒業生[編集]
文化人[編集]
- 北川悦吏子 - 脚本家[1](『ロングバケーション』、『ビューティフルライフ』など)
- 池井戸潤 - 作家[1](半沢直樹シリーズ)、第145回直木賞受賞(受賞作『下町ロケット』)
- マイクスギヤマ - 作詞家(ドラえもん、進撃の巨人、スーパー戦隊シリーズなど)
- 小島康史 - 映像作家、常葉学園浜松大学准教授、日本文理大学教授
- 日比野玲 - アーティスト、俳優
- 赤座ひではる - 漫画家
- 野尻哲史 - エコノミスト、フィデルティ退職・投資教育研究所長
- 竹地祐治 - 中部日本放送元アナウンサー、現在は経営企画局経営企画部勤務
- トム兼松 - 音楽家
- 林和希 - DOBERMAN INFINITYボーカル
スポーツ[編集]
- 若井江利 - 女子ボート競技選手、2006年アジア大会銀メダリスト、2010年アジア大会金メダリスト
学者[編集]
政治家[編集]
その他[編集]
- 佐古則男 - ユニーグループ・ホールディングス社長兼ユニー社長、ユニー・ファミリーマートホールディングス副社長
- 加藤三郎 - 元新左翼活動家、テロリスト
交通機関[編集]
上記の通り、鉄道駅からかなり離れているため自転車で通学する生徒が多い。周辺はほぼ平地であるため可児市や御嵩町、川辺町からでも通学が可能である。
その他[編集]
- 大学入試センター試験の際、隣接する可児市にある名城大学可児キャンパスではなく、やや遠方の岐阜市にある岐阜大学などが会場として割り当てられていた(可児市内には可児高校があるため)が、平成21年度以降は岐阜大・名城大の2会場に分かれて受験している。
- 学区制撤廃前に全日制で通学可能だった区域は、特別な事情があって県教育委員会の承認を得た場合を除いて、県教委が定める可茂学区の区域および調整学区の下呂市金山町となっていた。
- 本校出身の北川悦吏子が脚本を担当した2018年上期NHK連続テレビ小説『半分、青い。』で本校弓道場や美術室などがロケ地として使われた。
関連項目[編集]
- 岐阜県立加茂農林高等学校
- 新潟県立加茂高等学校 - 同名の高等学校
- 岐阜県高等学校一覧
- 日本の理数科設置高等学校一覧