岩崎栄

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岩崎栄(いわさき さかえ、1891年6月29日[1]1973年3月5日[2])は、日本の作家。

岡山県児島郡琴浦町(現・倉敷市)に農家の次男として生まれる。岡山商業学校(現岡山県立岡山東商業高等学校)卒。郷里の商工学校で教えたりしたが上京し、早稲田大学予科および明治大学中退。帰郷し、岡山新聞、大阪時事新報支局の記者をしたのち1920年大阪毎日新聞に入社、28年東京日日新聞社会部に転じ、社会部副部長を務め39年に退社。1934年8月、佐山栄太郎の筆名で『改造』に発表した「天保忠臣蔵」が35年片岡千恵蔵によって映画化された[3]。はじめ政治家伝などを書き、戦後はエロティック歴史小説を書いた。原作映画として『徳川女系図』がある。

著書[編集]

  • 『戦ひのあと 附・事変日誌』東京日日新聞社 1932
  • 広田弘毅伝』新潮社 1936 
  • 平沼騏一郎伝』偕成社 1939
  • 岸田吟香』新興亜社 1941
  • 『万歳』泉書房 1944
  • 山岡鉄舟』開成館 1945
  • 『恋愛と結婚の門』信友社 1949
  • 『アナタハン』タイムズ出版社 1953
  • 『情炎の千代田城』住吉書店, 1956
  • 『OK人生』光風社 1957
  • 『喧嘩中納言』光風社 1957
  • 『競艶よろめき御殿』同光社出版 1958
  • 『好色城』同光社出版 1958
  • 『喧嘩獅子』同光社出版 1958
  • 徳川家康婦系図』芸文社(芸文新書) 1965
  • 『徳川女系図 家康 戦乱の巻』徳間書店 1965
  • 『徳川女系図 秀忠家光 花嵐の巻』徳間書店 1965 のち文庫(以下同)
  • 『徳川女系図 家綱綱吉 乱れ蝶の巻』徳間書店 1965
  • 『徳川女系図 家宣 妖炎の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家継 草萠えの巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 吉宗 春宵の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 吉宗 狂い花の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家重 紅裾の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家重 濡れ牡丹の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家治 むら雲の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家治 流れ星の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家斉 十六夜の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家斉 ひぐらしの巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家斉 忍ぶ夜の巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家斉 肌恋いの巻』徳間書店 1966
  • 『徳川女系図 家慶 春想の巻』徳間書店 1967
  • 『徳川女系図 家慶 残り香の巻』徳間書店 1967
  • 『徳川女系図 家慶 すすり泣きの巻』徳間書店 1967
  • 『徳川女系図 家定 激情の巻』徳間書店 1967
  • 『徳川女系図 幕末 情炎の巻』徳間書店 1967
  • 『徳川女系図 慶喜 大奥落日の巻』徳間書店 1968
  • 『徳川大奥秘帖』日本文華社(文華新書) 1968

映画化作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『文藝年鑑』1955
  2. ^ 『人物物故大年表』
  3. ^ 池田一之「新聞紙面における農民像」『政経論叢』1984-02