岩石学

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岩石学(がんせきがく、petrology)は岩石の多様性とその成り立ちについて研究する地質学地球科学の一分野である。

地質調査岩石顕微鏡での観察などに基づき、岩石の産状、構成する鉱物造岩鉱物)の種類や形状、組織などを検討する記載岩石学petrography)がかつて主流であったが、後に鉱物の物理学化学に基づき、岩石の成因に基づき研究する岩石成因学(petrogeny)が主となった。その結果、地球物理学地球化学と研究手法において重なる部分が多くなった。しかし、これら物理化学が発展した現在でも、記載岩石学の持つ重要性は全く失われていない。

日本への岩石学の移植[編集]

津和野藩出身の小藤文次郎(1856~1935)は、1881年にドイツに留学し、岩石学をZirkelに学び、この学問を我が国に伝えた。

脚注[編集]


関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 坪井誠太郎 『岩石学Ⅰ』 (岩波全書 91、1950年)
  • 都城秋穂久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 (共立全書、1975年)、ISBN 4-320-00205-9。
  • 都城秋穂、久城育夫 『岩石学III - 岩石の成因』 (共立全書、1977年)、ISBN 4-320-00214-8。
  • 黒田吉益諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 (共立出版、1983年)、ISBN 4-320-04578-5。
  • 周藤賢治、小山内康人 『岩石学概論 上 記載岩石学』 (共立出版、2002年)、ISBN 4-320-04639-0。
  • 周藤賢治、小山内康人 『岩石学概論 下 解析岩石学』 (共立出版、2002年)、ISBN 4-320-04640-4。