岸田麗子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動

岸田 麗子(きしだ れいこ、1914年4月10日 - 1962年7月26日)は、日本の画家。洋画家岸田劉生の娘で、劉生の連作集「麗子像」のモデル。「麗子微笑」(重要文化財東京国立博物館所蔵他)等がある。

麗子九歳 1923
岸田劉生作「麗子微笑」

人物[編集]

岸田劉生と母岸田蓁の娘として生まれる。

1929年(昭和4年)15歳で父を喪う。1937年武者小路実篤新しき村で知り合った歯科医師の瀧本貞次郎と結婚し和歌山市に住んで、1940年娘夏子を儲ける(夏子の他に姉弟もいる)。戦後は東京に住むが、瀧本と別れ、年下の臼井幸四郎と結婚し、臼井は岸田姓を名のった[1]

岸田麗子作「1923年8月の思い出」1958年

1962年7月26日急逝。享年48歳。

夫、岸田幸四郎(1925年4月8日(戸籍では15日)-1989年2月21日)は東京高等師範学校国漢科卒。東京都立九段高等学校定時制教諭、成蹊高等学校教諭。作家となり、同人誌『イワン』『断崖』、新しき村の機関誌『この道』、成蹊学園雑誌などに小説・評論を発表[2]

娘の岸田夏子は油絵画家で、清春白樺美術館の館長。

著書[編集]

岸田麗子[編集]

  • 『父 岸田劉生』 雪華社、1962年
中公文庫、1987年 ISBN 978-4122014626
中央公論新社(愛蔵版、解説岸田夏子)、2021年 ISBN 978-4120054365

岸田幸四郎[編集]

岸田夏子[編集]

  • 『記憶の約束 岸田夏子画文集』求龍堂 2002年 ISBN 978-4763002068
  • 『麗子と麗子像 肖像画の不思議』編・著 求龍堂 2009年 ISBN 978-4763009104

脚注[編集]

  1. ^ 岸田夏子『麗子と麗子像』参照
  2. ^ 『劉生・1925年』著者紹介