島根県第2区

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日本の旗島根県第2区
衆議院小選挙区 島根県7.svg衆議院小選挙区 凡例.svg
行政区域 浜田市出雲市(旧平田市域を除く)、雲南市(旧飯石郡域)、益田市大田市江津市飯石郡邑智郡鹿足郡
(2017年7月16日現在)
比例区 中国ブロック
設置年 1994年2002年区割変更)
選出議員 竹下亘
有権者数 297,701人
1.27 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2019年9月登録日)
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島根県第2区(しまねけんだい2く)は、日本衆議院における選挙区である。1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。2002年(平成14年)に一部区割りの見直しが行われた。

区域[編集]

2002年の公職選挙法改正以前の区域は以下の通りであった。

区割り改正の結果、新2区は島根県の3分の2を占める長大な範囲となり全国でも12位の広さを持つことになった。広さは京都府の総面積(4,613km2)とほぼ一致する。

歴史[編集]

島根県は俗に「竹下王国」と呼ばれるほど故竹下登元首相の影響力が強い地域であり、選挙においても本人が選挙区入りせずとも後援会による選挙活動のみで勝利を収めてきた。小選挙区制が導入された後も竹下登とその後継候補である実弟の竹下亘の組織力が強く、野党候補は比例復活もできなかったが、2005年第44回衆議院議員総選挙において自民党を離党した国民新党亀井久興(2区に編入された旧島根3区を地盤としていた)が初めて比例復活した。さらに、青木幹雄元参議院議員会長(2区内の旧大社町出身)の勢力低下や2007年参議院議員選挙での景山俊太郎元参院議員(同じく2区内の旧三刀屋町出身)落選など、自民党の力にも陰りが見え始めていた。

しかし2009年第45回衆議院議員総選挙では自民党逆風の中、竹下亘が再選し、前回比例復活した亀井の再度の比例復活を許さず、また、1区選出の自民党幹事長・細田博之も小選挙区で再選(ただし、所属政党の関係上細田は比例復活を許したが、惜敗率は亀井が上回る)され、竹下王国の面目を保った。その後は2012年実施の第46回衆議院議員総選挙でも竹下が大差をつけて当選し、2010年2013年の参議院議員選挙で自民党候補が連勝するなど、自民党回帰が鮮明になっている。

小選挙区選出議員[編集]

選挙名 当選者 党派 備考
第41回衆議院議員総選挙 1996年(平成8年) 竹下登 自由民主党 旧区域
第42回衆議院議員総選挙 2000年(平成12年) 竹下亘
第43回衆議院議員総選挙 2003年(平成15年)
第44回衆議院議員総選挙 2005年(平成17年)
第45回衆議院議員総選挙 2009年(平成21年)
第46回衆議院議員総選挙 2012年(平成24年)
第47回衆議院議員総選挙 2014年(平成26年)
第48回衆議院議員総選挙 2017年(平成29年)

選挙結果[編集]

解散日:2017年(平成29年)9月28日 投票日:2017年(平成29年)10月22日
当日有権者数:302,782人 最終投票率:61.98%(前回比:+1.56ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘70自由民主党123,332票
67.8%
――公明党推薦
福原宗男70社会民主党35,576票
19.6%
28.8%民進党島根県総支部連合会推薦
向瀬慎一46日本共産党22,938票
12.6%
18.6%

解散日:2014年(平成26年)11月21日 投票日:2014年(平成26年)12月14日
当日有権者数:303,849人 最終投票率:60.42%(前回比:-6.6ポイント)

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘68自由民主党123,584票
69.2%
――公明党推薦
山本誉57社会民主党34,558票
19.3%
28.0%
向瀬慎一43日本共産党20,479票
11.5%
16.6%

解散日:2012年(平成24年)11月16日 投票日:2012年(平成24年)12月16日
当日有権者数:307,126人 最終投票率:67.02%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘66自由民主党135,270票
67.7%
――
石田祥吾32民主党48,046票
24.1%
35.5%
向瀬慎一41日本共産党16,442票
8.2%
12.2%

解散日:2009年(平成21年)7月21日 投票日:2009年(平成21年)8月30日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘62自由民主党135,296票
54.9%
――
亀井久興69国民新党108,192票
43.9%
80.0%
相浦慎治41幸福実現党2,925票
1.2%
2.2%

解散日:2005年(平成17年)8月8日 投票日:2005年(平成17年)9月11日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘58自由民主党127,118票
51.9%
――
比当亀井久興65国民新党72,098票
29.4%
56.7%
小室寿明44民主党34,999票
14.3%
27.5%
向瀬慎一34日本共産党10,704票
4.4%
8.4%
  • 亀井は3区の第42回限りの消滅にともない、第43回は比例単独候補で当選していた。
  • 小室は第45回は1区に国替えし比例復活。

解散日:2003年(平成15年)10月10日 投票日:2003年(平成15年)11月9日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘57自由民主党145,555票
63.8%
――
石田良三71民主党50,951票
22.3%
35.0%
出島千鶴子59社会民主党20,965票
9.2%
14.4%
向瀬慎一32日本共産党10,774票
4.7%
7.4%

解散日:2000年(平成12年)6月2日 投票日:2000年(平成12年)6月25日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下亘53自由民主党112,774票
66.1%
――
錦織淳54民主党51,026票
29.9%
45.2%
佐々木洋子49日本共産党6,857票
4.0%
6.1%
  • 竹下登は選挙直前の6月19日に死去。実弟の亘が後継者となった。

解散日:1996年(平成8年)9月27日 投票日:1996年(平成8年)10月20日

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
竹下登72自由民主党86,462票
54.4%
――
錦織淳51新党さきがけ62,790票
39.5%
72.6%
佐々木洋子45日本共産党9,822票
6.2%
11.4%

関連項目[編集]