川原由美子

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川原 由美子(かわはら ゆみこ、1960年4月20日[1] - )は、日本漫画家北海道函館市生まれ、東京都育ち[1]血液型はO型[1]

経歴[編集]

小学生の頃から漫画を書き始め、中学生の頃から投稿を始める[1]。中学の頃から登校拒否をするなど学校が嫌いで、高校に進学するも1か月で辞めてしまった[1]。原稿を持って『週刊少女コミック』(小学館)編集部へ見学に行ってアシスタントになりたいと訴えたところ河野やす子を紹介してもらい、8月から約1年半、アシスタントを務めた[1]。アシスタント中も『週刊少女コミック』や『花とゆめ』などに持ち込みを続けた[1]

デビュー以前はSFっぽい作品を描いていたが、河野やす子の担当者に見せたところ、「マニアックな方面へ行きたいんだったらいらない」と言われ、路線変更[1]。『週刊少女コミック』の「まんが研究生」に応募し、努力賞に選ばれた[1]。もう1作描いた後、1978年、『週刊少女コミック』10号に掲載の「こっちむいてマリー!!」でデビュー[1]

1979年、『週刊少女コミック』に「風のおとしもの」を初連載[2]。以後、同誌には『KNOCK!』『すくらんぶるゲーム』を連載。

1983年から『別冊少女コミック』(小学館)に『前略・ミルクハウス』を連載。1985年、同作で第31回小学館漫画賞少女部門を受賞した。

1990年代以降は『月刊ASUKA』(角川書店)や『ネムキ』(朝日新聞出版)などに作品を発表する。

受賞歴[編集]

作品リスト[編集]

1983年までは「川原由美子作品リスト」(『ぱふ』1984年3月号)参照[3]

  • いみていしょんみすてりあす(1977年、雑誌未発表、単行本『風のおとしもの』収録)
  • こっちむいてマリー!!(『週刊少女コミック』(小学館)1978年10号) - デビュー作
  • スプリング・ブルー(『週刊少女コミック』1978年17号) - 単行本未収録
  • 春・まんなか(『週刊少女コミック増刊』1978年5/3号)
  • ペパーミント・グリーン(『週刊少女コミック』1978年21号)
  • 雨色の宇宙船(『週刊少女コミック』1978年29号)
  • 本日快晴!(『週刊少女コミック』1978年39号)
  • まじかる★ぼっくす(『週刊少女コミック増刊』1978年11/25号)
  • 冬の海鳥(『週刊少女コミック』1979年1号)
  • 風のおとしもの(『週刊少女コミック』1979年4-6号) - 初連載
  • 午前3時のティータイム(『週刊少女コミック』1979年11号)
  • 風街便り(『週刊少女コミック増刊』6/28号)
  • 気まぐれ四銃士(『週刊少女コミック』1979年17号 - 1980年5号)
  • やねうらべや通信(『週刊少女コミック』1980年3号)
  • KNOCK!(『週刊少女コミック』1980年8号 - 1981年2号)
  • ゆきどまりの森から(『コロネット』(小学館)初春の号)
  • ストリート・キッズ(『週刊少女コミック』1981年5号)
  • 25時のシンデレラ(『週刊少女コミック』1981年8-12号)
  • 万華鏡(『コロネット』初夏の号)
  • ムーンナイト・ららばい(『週刊少女コミック』1981年15号)
  • サマー・チャイルド(『週刊少女コミック』1981年16号)
  • そふと・タッチ(『週刊少女コミック』1981年17号)
  • ミルキーロード(『週刊少女コミック』1981年18号) - 「やねうらべや通信」の続編
  • すくらんぶるゲーム(『週刊少女コミック』1981年2号 - 1982年23号)
  • 花盗人たちの夜(『週刊少女コミック』1983年1-3号) - 連作短編
  • 前略・ミルクハウス(『別冊少女コミック』 (小学館)1983年3月号 – 1986年5月号)
  • 吟遊詩人の街(『週刊少女コミック』1983年8号)
  • 曇りガラスのむこうはいつも晴れている(『週刊少女コミック増刊』5/25号)
  • ミッドナイトモーション(『週刊少女コミック』1983年17号)
  • オータムプリンセス(『週刊少女コミック』1983年21号)
  • ばいばいストロベリーデイズ(『週刊少女コミック』1984年6号)
  • グルーミィ・ディ・ドリーム(『ちゃお』(小学館) 1984年10月号)
  • ソルジャーボーイ(『ちゃお』 1984年12月号 - 1987年5月号) - 原作佐々木守
  • CLIMB THE MOUNTAIN(『別冊少女コミック』1986年)
  • ペーパームーンにおやすみ(『mimi Excellent』(講談社) 1989年 - 1990年])
  • ななめの音楽(『LaLa』(白泉社)1990年1月号) - 佐藤道明との共作。読切作品。
  • センチメンタル(講談社、1991年)
  • 観用少女(『 眠れぬ夜の奇妙な話』(朝日ソノラマ)1992年 - 1998年)
  • あなたに逢いたい(『月刊Asuka』(角川書店) 1992年)
  • ななめの音楽(『ネムキ』(朝日新聞出版)2009 - 2011年)
  • TUKIKAGEカフェ(『シンカン』(朝日新聞出版)2012年-) - 連載中

アシスタント[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j 「インタビュー 川原由美子」、『ぱふ』第10巻第3号(通巻86号)、雑草社、1984年3月号(3月1日発行)、7-14頁、1984年。
  2. ^ 「川原由美子 全作品グラフィティ」、『ぱふ』第10巻第3号(通巻86号)、雑草社、1984年3月号(3月1日発行)、15-26頁、1984年。
  3. ^ 「川原由美子作品リスト」、『ぱふ』第10巻第3号(通巻86号)、雑草社、1984年3月号(3月1日発行)、41頁、1984年。
  4. ^ 「御友人からひとこと 麻原いつみ」、『ぱふ』第10巻第3号(通巻86号)、雑草社、1984年3月号(3月1日発行)、32頁、1984年。