川那部浩哉

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川那部 浩哉(かわなべ ひろや、1932年5月10日 - )は、日本生物学者滋賀県立琵琶湖博物館前館長(名誉学芸員)、京都大学名誉教授。専門は群集生態学、動物社会学。理学博士(京都大学)(1960年)。京都市出身。

学問上の関心[編集]

淡水生物の生態を主に研究。ことに種間の相互作用を重視した群集の研究を行う。実地調査においては、1977年開始のアフリカ・タンガニーカ湖における魚類の群集生態学および動物社会学的研究。インドネシアにおけるアゼネズミの個体群の動態研究を行う(いずれも、具体的な研究・調査上の方法・内容不明。研究成果不明)[1]

略歴[編集]

受賞[編集]

著書[編集]

単著[編集]

  • 川那部浩哉『川と湖の魚たち』中央公論社中公新書〉、1969年、ISBN 4121001834。
  • 川那部浩哉『生物と環境 - 川魚の生態を中心に』人文書院、1978年、ISBN 4409240064。
  • 川那部浩哉『川と湖の生態学』講談社講談社学術文庫〉、1985年、ISBN 4061587080。
  • 川那部浩哉『偏見の生態学』農山漁村文化協会〈人間選書〉、1987年、ISBN 4540860976。
  • 川那部浩哉『曖昧の生態学』農山漁村文化協会〈人間選書〉、1996年、ISBN 4540950894。
  • 川那部浩哉『生物界における共生と多様性』 人文書院、1996年、ISBN 4409240498。
  • 川那部浩哉『魚々食紀 - 古来、日本人はどう魚を食べてきたか』平凡社〈平凡社新書〉、2000年、ISBN 4582850413。

共著[編集]

  • 宮地伝三郎・川那部浩哉・水野信彦 『原色日本淡水魚類図鑑』 保育社〈保育社の原色図鑑〉、1963年。
  • 川那部浩哉、桜井淳史写真 『アユの博物誌』 平凡社、1982年、ISBN 4582618022
  • 川那部浩哉・水野信彦 『検索入門 川と湖の魚1』 保育社、1989年、ISBN 4586310332。
  • 川那部浩哉・水野信彦 『検索入門 川と湖の魚2』 保育社、1990年、ISBN 4586310340。
  • 小原秀雄林良博・川那部浩哉 『対論 多様性と関係性の生態学』 農山漁村文化協会〈人間選書〉、1999年、ISBN 4540990306。

編著・監修[編集]

  • 川那部浩哉・水野信彦編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1989年、ISBN 4635090213。
  • 川那部浩哉監修『淡水魚 改訂版』東海大学出版会〈フィールド図鑑〉、1993年、ISBN 4486009533。
  • 川那部浩哉・水野信彦編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚 第2版7刷(改定刷)』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、1995年、ISBN 4635090213。
  • 川那部浩哉編著『博物館を楽しむ - 琵琶湖博物館ものがたり』(岩波書店岩波ジュニア新書〉、2000年、ISBN 4005003605。
  • 川那部浩哉・水野信彦・細谷和海編・監修、桜井淳史ほか写真『日本の淡水魚 改訂版』山と溪谷社〈山溪カラー名鑑〉、2001年、ISBN 4635090213。
  • 川那部浩哉編『生物多様性の世界 - 人と自然の共生というパラダイムを目指して - 第17回「大学と科学」公開シンポジウム講演収録集』 クバプロ、2003年、ISBN 4878050330。

訳書[編集]

  • チャールズ・S. エルトン 『侵略の生態学』 川那部浩哉・大沢秀行・安部琢哉訳、思索社、1971年、ISBN 4783500045。
  • チャールズ・S. エルトン 『動物の生態』 川那部浩哉・井原敏明・谷田一三・松井宏明・堀道雄訳、思索社、1978年、ISBN 4783500649。
  • チャールズ・S. エルトン 『侵略の生態学 新装版』 川那部浩哉・大沢秀行・安部琢哉訳、思索社、1988年、ISBN 478350153X。
  • チャールズ・S. エルトン 『動物の生態 新装版』 川那部浩哉・井原敏明・谷田一三・松井宏明・堀道雄訳、思索社、1989年、ISBN 4783500649。
  • チャールズ・S. エルトン 『動物群集の様式』 川那部浩哉監訳、遠藤彰・江崎保男訳、思索社、1990年、ISBN 4783501831。

その他[編集]

  • 高橋健 『川の自然を残したい - 川那部浩哉先生とアユ』 ポプラ社〈未来へ残したい日本の自然〉、2001年、ISBN 4591067866。

脚注[編集]

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  1. ^ 京都大学百年史委員会編『京都大学百年史 部局史編一』財団法人京都大学後援会、1997年、635頁。

関連項目[編集]