巡捕 (関東州)

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巡捕(じゅんほ)は、関東州の警察に配属された警察職員。

概要

内地人・朝鮮人に任用資格がある「巡査補」、関東州人(現地の中国系住民)と朝鮮人に任用資格がある「巡捕」の2種類があった。官公庁職員の官等では雇員とされた。

関東州の人口の大半は中国系住民が占め、朝鮮人も比較的多かった。そのため、この地での警察業務を円滑に遂行するためには、彼らの中から職員を募集する必要があったのである。

かつては、巡捕の任用や教育を警務署(警察署)長に一任していたが、1927年(昭和2年)に一括して任用・教育するようになった。

また巡捕については、後に「巡捕長」に昇任させることが可能になった。

参考文献

  • 外務省条約局法規課『関東州租借地と南満州鉄道付属地 前編』外務省、1966年

関連項目