常光寺 (藤沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
常光寺
Jōkō-ji, Fujisawa, Kanagawa.jpg
常光寺 本堂
所在地 神奈川県藤沢市本町四丁目5番21号
位置 北緯35度20分48.9秒
東経139度28分53.2秒
座標: 北緯35度20分48.9秒 東経139度28分53.2秒
山号 八王山
宗旨 浄土宗
本尊 阿弥陀三尊
創建年 元亀3年(1572年
開山 明蓮社光誉(西隠)
中興年 享保年間(1716年 - 1736年
中興 遵冏
正式名 八王山 摂取院 常光寺
札所等 藤沢七福神福禄寿
法人番号 8021005000182
常光寺 (藤沢市)の位置(神奈川県内)
常光寺 (藤沢市)
常光寺 (藤沢市)の位置(日本内)
常光寺 (藤沢市)
テンプレートを表示

常光寺(じょうこうじ)は、神奈川県藤沢市にある浄土宗寺院山号は、八王山。正式名は「八王山 摂取院 常光寺」[注釈 1]鎌倉光明寺末寺だった[1]

常光寺 山門

本尊[編集]

本尊は阿弥陀三尊立像で、中尊阿弥陀如来は像高99センチメートル、全高204センチメートル、印相は上品下生の来迎印を結んでいる。南北朝頃の作でもとは鎌倉扇ヶ谷阿弥陀堂奉安仏の阿弥陀如来[注釈 2]。両脇侍は後世(江戸時代頃)の作[3]

歴史[編集]

文化財[編集]

藤沢市指定彫刻
  • 木造阿弥陀如来立像 - 1998年平成10年)2月12日市指定[4]
  • 木造地蔵菩薩立像 - 像高91.5センチメートル、割矧造、玉眼入、漆伯、衣彩色、南北朝時代作[5][6]、宋風、大庭の廃寺より施入[7]2016年(平成28年)2月1日市指定[4]
藤沢市指定有形民俗文化財
藤沢市指定天然記念物
  • 常光寺の樹林 - 1984年(昭和59年)に「かながわ名木100選」に選定されたカヤの木[8]を中心に藤沢宿の名残を残す。1976年(昭和51年)4月15日市指定[4]

著名人の墓[編集]

所在地情報[編集]

所在地
交通

その他[編集]

  • 弁慶塚 - 武蔵坊弁慶首塚跡と伝わる寺の裏にある塚(地図)。首塚は新編相模国風土記稿が成立した頃には廃絶しており、その頃は白旗神社の社領で、八王子権現が祀られていた[1]
  • 亀女の墓 - 美人で藤沢の阿亀(おかめ)と麦搗唄にも唄われたほどの娘がいたが短命で、17歳の時に百日咳で亡くなった。石碑には地蔵の立像が彫られ、寛文五年乙の巳九月十五日とある。咳に苦しむものが祈願に訪れたという[9]
  • 藤沢七福神 - 福禄寿

脚注[編集]

[ヘルプ]

注釈

  1. ^ 『新編相模国風土記稿』のように、八王山無量院と記述されていることもあるが、小川泰二『我がすむ里』(文政13年(1830年))や常光寺の印刷物では、八王山摂取院と記述されている。
  2. ^ 伝承では安阿弥(快慶)の作で源頼朝の持仏であるとされていた[2]

出典

  1. ^ a b 新編相模国風土記稿 第3巻273p
  2. ^ 新編相模国風土記稿. 第3輯 大住・愛甲・高座郡』 - 国立国会図書館デジタルコレクション 間宮士信 等編 、鳥跡蟹行社、明治17-21年、430コマ。
  3. ^ 『藤沢の文化財-仏像を訪ねて-』1997年。10頁。
  4. ^ a b c d e 指定文化財目録”. 藤沢市. 2019年10月20日閲覧。
  5. ^ 神奈川)常光寺の地蔵菩薩、修復終わり公開 藤沢”. 朝日新聞デジタル. 2019年10月20日閲覧。
  6. ^ 議案第34号藤沢市指定重要文化財の指定について次の歴史資料を藤沢市指定重要文化財に指定する2016年(平成28年)1月13日提出 (PDF)”. 藤沢市. 2019年10月20日閲覧。
  7. ^ 『藤沢の文化財-仏像を訪ねて-』1997年。11頁。
  8. ^ 「かながわ名木100選」029番”. 一般社団法人 日本樹木医会 神奈川支部(かながわ樹木医会). 2015年11月21日閲覧。
  9. ^ 小川泰二『我がすむ里』。

参考文献[編集]

関連項目[編集]