幸村誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索

幸村 誠(ゆきむら まこと、1976年5月8日 - )は、日本漫画家神奈川県横浜市出身。多摩美術大学美術学部中退。血液型B型。既婚、三児の父。

経歴・人物[編集]

大学中退後、守村大アシスタントを経て、2000年モーニング』にてスペースデブリの掃除屋を描いたSF漫画『プラネテス』でデビュー。『プラネテス』は同誌で不定期連載となり、2002年に星雲賞コミック部門を受賞した。また2003年にはNHK BS2アニメ化もされ、2005年に星雲賞メディア部門を受賞した(全26話)。

2004年4月13日号の『イブニング』に、新選組沖田総司の晩年を描いた読み切り作品「さようならが近いので」を掲載。

2005年4月から北欧ヴァイキング(Viking)を描いた歴史漫画『ヴィンランド・サガ』を連載中。当初は『週刊少年マガジン』にて毎号連載だったのだが、幸村の遅筆が原因で休載がしばしばあり10月で連載を中断。同年12月より『月刊アフタヌーン』に移り連載を再開した。

2009年に第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞(受賞作は『ヴィンランド・サガ』)。

2012年に第35回講談社漫画賞一般部門を受賞(受賞作は同上)。

ステッドラー製の三角定規を愛用。

もやしもん』の石川雅之と親交があり[1][2]、2007年には京都精華大学にて対談形式の講演会もおこなっている[3]

2013年には『プラネテス』の作者として、日本宇宙フォーラム主催の「第2回 人類の持続的宇宙開発利用のための国際シンポジウム」にて特別講演した[4][5]

作品[編集]

漫画[編集]

  • プラネテス』 - 『モーニング』(1999年 - 2004年、全4巻)
  • 「宇宙葬」 - 『Quick Japan』Vol.41(2002年2月)pp.4-5,78-80(冒頭2pカラー) ISBN 978-4-87-233652-8
    • のちに『プラネテス公式ガイドブック 2075年宇宙への挑戦』(ISBN 978-4-06-334845-3)へ収録。
  • 「さようならが近いので」 - 『イブニング』(2004年8号)
  • ヴィンランド・サガ』 - 『週刊少年マガジン』(2005年4月 - 10月)→『月刊アフタヌーン』(2005年12月 - 連載中、既刊19巻)
  • 「イノシシの牙 ~イソップ童話より~」 - 『We are 宇宙兄弟』Vol.02(2011年3月)pp.17-20(フルカラー) ISBN 978-4-06-389539-1 [6]

イラスト[編集]

その他[編集]

2011年には安彦良和『愛蔵版 機動戦士ガンダム THE ORIGIN』第8巻(VIII オデッサ編)の巻末に寄稿し[7]、また『ガンダムエース』2012年1月号にてガンダム4コマを4本描いている[8]

インタビュー・対談記事[編集]

雑誌[編集]

  • Quick Japan』Vol.41(2002年2月)特集「SFマンガ新時代宣言」pp.4-5,54-80(うちインタビュー部分はpp.56-59) ISBN 978-4-87-233652-8
  • コミッカーズ』2003年冬号「Space SF対談 幸村誠×太田垣康男

Web[編集]

北欧紙による取材[編集]

2006年11月下旬、「ヴィンランド・サガ」の連載を聞きつけたノルウェーの新聞「アフテンポステン」紙の記者・ビョルケングと、スウェーデンのコミック協会会長・ストロンバーグの訪問取材を仕事場で受けている。両名は本物のヴァイキングの末裔で、資料として仕事場に置いてあったヴァイキングの斧と盾で幸村とチャンバラを演じた。取材の様子は、『月刊アフタヌーン』2007年2月号に掲載された。また、ストロンバーグのブログにも掲載されている[13]

脚注[編集]

  1. ^ ねりまくみんだもの: 日記
  2. ^ 幸村誠さんが遊びに来ます: 日記
  3. ^ 対談 石川雅之(マンガ家)×幸村誠(マンガ家)「〈描くこと〉が世界を創る」:アセンブリーアワー講演会
  4. ^ 日本宇宙フォーラム | お知らせ 2013.03.13 「人類の持続的宇宙開発利用のための国際シンポジウム」を開催しました
  5. ^ 第2回 人類の持続的宇宙開発利用のための国際シンポジウム:幸村誠氏講演 - Togetter
  6. ^ We are 宇宙兄弟 Vol.02 | 小山宙哉「宇宙兄弟」ムック特設サイト
  7. ^ 愛蔵版「ガンダム THE ORIGIN」8巻は、幸村誠が特別寄稿 - コミックナタリー
  8. ^ 幸村誠のガンダム4コマ&安彦のORIGIN外伝ダムエーに掲載 - コミックナタリー
  9. ^ 「漫画家リレー訪問記」は日本漫画学院発行『漫画新聞』と連動した連載企画。
  10. ^ 「まんが☆天国」は「まんがの日」委員会(講談社、集英社、小学館、白泉社)が運営していた漫画情報サイト。
  11. ^ 「Tekna TOKYO」は平本正宏氏の音楽レーベルウェブサイト。
  12. ^ 「KENBUNDEN」は学生団体・東京大学見聞伝ゼミナールのウェブサイト。
  13. ^ Fredrik Strömberg (2006年12月20日). “Tokyo Tour - Afternoon”. 2010年8月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年3月3日閲覧。