広島拘置所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
広島拘置所
広島拘置所01.jpg
所在地 日本の旗 日本広島県広島市中区[1]
座標 北緯34度24分7.3764秒 東経132度27分51.9667秒 / 北緯34.402049000度 東経132.464435194度 / 34.402049000; 132.464435194座標: 北緯34度24分7.3764秒 東経132度27分51.9667秒 / 北緯34.402049000度 東経132.464435194度 / 34.402049000; 132.464435194
現況 運用中
管理運営 法務省矯正局広島矯正管区[2]
著名な収監者
管轄 法務大臣
根拠法令 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律
テンプレートを表示

広島拘置所(ひろしまこうちしょ)は、法務省矯正局広島矯正管区に属する拘置所[2]。所在地は広島県広島市中区上八丁堀二番地6号[1]

全国に8箇所(東京立川名古屋京都大阪神戸・広島・福岡)ある拘置所のひとつである[2]。通称「広拘(ひろこう)」。

現在の施設は1970年昭和45年)に全面改築したもので、外堀に描かれた壁画は広島市の観光スポットとなっている[5]

被収容者[編集]

定員[編集]

  • 392名

交通手段[編集]

組織[編集]

所長の下に2部1課を置く2部制の施設である。

  • 総務部(庶務・会計・用度)
  • 処遇部(処遇・企画)
  • 医務課

外観・設備[編集]

  • 死刑場があり、死刑判決が確定した者(死刑囚)が収監されている[7]。死刑執行は1970年より現拘置所で開始された[8]
  • 外塀には、1808年頃の広島の地図や当時の生活習慣を描いた『江山一覧図』を参考にした壁画が高さ2m・長さ190mにわたって描かれており、名所の一つになっている。広島城築城400年を記念して広島市が企画したものであり、1989年に画家の入野忠芳によって制作された。

確定死刑囚[編集]

一部例外はあるが、基本的には広島矯正管区管轄の中国地方5県(広島高等裁判所の本庁および岡山支部松江支部管内)[注 1]で死刑が確定した死刑囚(死刑確定者)を収監している[8]

※は第一審・裁判員裁判の死刑囚。なお死刑囚の人数は特記なき場合、1事件につき1人である。

過去の死刑囚[編集]

同所にて死刑を執行された、あるいは過去に収監されていた死刑囚(獄死した死刑囚・恩赦を受け減刑された死刑囚・冤罪により釈放された死刑囚)のうち代表的な者を記載する。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 本庁(広島県および山口県)・松江支部(島根県および鳥取県)・岡山支部(岡山県)それぞれの管内。
  2. ^ 共犯死刑囚3人のうち妻(兄弟の母親)・次男は引き続き福岡拘置所に収監されているが、長男は確定後に大阪拘置所へ移送された[11]

出典[編集]

  1. ^ a b 施設所在地及び面会受付時間一覧(平成29年12月1日現在)” (日本語). 法務省 公式ウェブサイト. 法務省 (2017年12月1日). 2020年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  2. ^ a b c d 刑事施設一覧(平成25年1月15日現在) (PDF)” (日本語). 法務省 公式ウェブサイト. 法務省 (2013年1月15日). 2020年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  3. ^ a b c d e 年報・死刑廃止 2019, p. 269.
  4. ^ a b 麻原彰晃死刑囚ら7人死刑執行 早川・井上・新実・土谷・中川・遠藤死刑囚」『産経ニュース』産業経済新聞社、2018年7月6日。2020年8月31日閲覧。オリジナルの2020年8月31日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ たてものがたりフェスタ2017の開催について” (日本語). 広島県 公式ウェブサイト. 広島県 (2017年10月23日). 2020年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  6. ^ 広島拘置所 交通手段 (PDF)” (日本語). 法務省 公式ウェブサイト. 法務省. 2020年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月31日閲覧。
  7. ^ 坂本 2010, p. 13.
  8. ^ a b 村野 2006, p. 85.
  9. ^ a b c 年報・死刑廃止 2019, p. 265.
  10. ^ 鈴木智彦 2017, p. 11.
  11. ^ a b フォーラム90 2012, p. 123.
  12. ^ 年報・死刑廃止 2019, p. 270.
  13. ^ a b 年報・死刑廃止 2019, p. 273.
  14. ^ a b 年報・死刑廃止 2019, p. 252.
  15. ^ a b 年報・死刑廃止 2019, p. 256.
  16. ^ 地下鉄サリン23年 執行準備か分離目的か オウム死刑囚移送に広がる観測」『産経ニュース産業経済新聞社、2018年3月20日、1面。2020年8月30日閲覧。オリジナルの2020年8月30日時点におけるアーカイブ。

参考文献[編集]

  • 年報・死刑廃止編集委員会『無実の死刑囚たち 年報・死刑廃止2004』(編集委員:岩井信・江頭純二・菊池さよ子・菊田幸一・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:フォーラム90実行委員会・国分葉子)、インパクト出版会、2004年9月20日、第1刷発行。ISBN 978-4755401442。
  • 村野薫『死刑はこうして執行される』講談社講談社文庫〉、2006年1月15日、第1刷発行、141-142頁。ISBN 978-4062753043。
  • 坂本敏夫「第三章 死刑執行というメッセージ」『死刑と無期懲役筑摩書房、2010年2月10日、第1刷発行、13頁。ISBN 978-4480065339。
  • 死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90『死刑囚90人 とどきますか、獄中からの声』(編集委員:可知亮、国分葉子、高田章子、中井厚、深瀬暢子、安田好弘、深田卓 / 協力=福島みずほ事務所、死刑廃止のための大道寺幸子基金)、インパクト出版会、2012年5月23日、発行。ISBN 978-4755402241。
  • 鈴木智彦全員死刑 大牟田4人殺害事件「死刑囚」獄中手記小学館文庫、2017年11月12日、初版第1刷発行。ISBN 978-4094064759。 - 大牟田4人殺害事件の加害者次男による獄中手記
  • 年報・死刑廃止編集委員会『オウム大虐殺 13人執行の残したもの 年報・死刑廃止2019』(編集委員:岩井信・可知亮・笹原恵・島谷直子・高田章子・永井迅・安田好弘・深田卓) / (協力:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90・死刑廃止のための大道寺幸子基金・深瀬暢子・国分葉子・岡本真菜)、インパクト出版会、2019年10月25日、初版第1刷発行、259頁。ISBN 978-4755402982。