広島電鉄1080形電車

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阪急210系電車 > 広島電鉄1080形電車
広島電鉄1080形電車
1081になった元212(1977.12.26 荒手車庫)
1081になった元212(1977.12.26 荒手車庫)
主要諸元
軌間 1435 mm
編成定員 110(着席 38)人
編成重量 28.3t
全長 15,080 mm
全幅 2,744 mm
全高 4,210 mm
台車 M-12
主電動機 TDK531-B
主電動機出力 56kW×4
駆動方式 吊り掛け式
備考 全金属製
両数:2両
スペックデータは『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』P.160に基づく
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広島電鉄1080形電車(ひろしまでんてつ1080かたでんしゃ)は、1977年から運行された広島電鉄宮島線専用の電車である。

阪急電鉄からの譲渡車両であり、低床の路面電車である同社市内線車両に対し、特に「高床車」として区別された宮島線専用の通常型電車の一系列であった。

阪急時代[編集]

元々、阪急京都本線系統の支線用車両210形として、1956年ナニワ工機(後にアルナ車両へ継承)で電動貨車の車体更新によって建造された。製造当時は電動車2両で付随車を挟んだ3両編成であった。阪急での末期には小型・低出力であったことから支線の嵐山線で運用されていた。

概要[編集]

1977年1月に阪急電鉄より広島電鉄に譲渡され、中間車を外した2両編成となった。阪急から広電への譲渡は、阪急500形広電1070形に続く事例である。

車番は1081・1082となり、入線にあたり扉の移設を行ったほか、偶数車に予備のパンタグラフを設置した[1]。塗装は腰部をオレンジバーミリオン、窓まわりをクリーム色、ウインドシル部をマルーンとした[1]

終始宮島線で運用されたが、1989年に廃車となり、全車解体された。

各車状況[編集]

車番 阪急時代
車番
阪急建造 広電入線 廃車
1081 212 1956年5月 1977年1月31日 1989年11月15日
1082 211

脚注[編集]

  1. ^ a b 飯島厳『私鉄の車両5 阪急電鉄』保育社、1985年(ネコ・パブリッシング、2002年復刊)。93頁。

参考文献[編集]

  • 『ローカル私鉄車両20年 路面電車・中私鉄編』(JTBパブリッシング・寺田裕一) ISBN 4533047181
  • 『私鉄の車両3 広島電鉄』( 保育社・飯島巌) ISBN 4586532033
  • 『広島の路面電車65年』(毎日新聞ニュースサービス社・広島電鉄)

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