廣瀬英行

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廣瀬 英行 Portal:陸上競技
Hideyuki Hirose 2008.jpg
選手情報
フルネーム ひろせ ひでゆき
ラテン文字 Hideyuki Hirose
国籍 日本の旗 日本
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 400m
所属 富士通
大学 慶應義塾大学
生年月日 (1989-07-20) 1989年7月20日(28歳)
出身地 佐賀県
身長 176cm
体重 62kg
成績
世界選手権 400m : 予選1組7着 (2009年)
4x400mR : 予選1組4着 (2013年)
地域大会決勝 アジア大会
4x400mR : 2位 (2010年)
国内大会決勝 日本選手権
400m : 2位 (2009年, 2011年)
自己ベスト
200m 21秒52 (2009年)
400m 45秒84 (2009年, 2011年)
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廣瀬 英行(ひろせ ひでゆき、1989年7月20日 - )は、佐賀県出身の陸上競技選手。専門は短距離走400m。自己ベストは45秒84。2009年ベルリン世界選手権2011年大邱世界選手権2013年モスクワ世界選手権と、3大会連続で世界選手権に出場した実績を持つ。

経歴[編集]

佐賀県出身。佐賀県立佐賀北高等学校慶應義塾大学環境情報学部卒業。富士通所属。

高校生時代まで[編集]

小学校時代は水泳とソフトボールをやっていて、陸上は中学の時に兄から誘われて始める[1]。400mを始めたのは高校1年の時で、それまでは100mや200m、ハードルや走幅跳などをやっていた。高校2年の時に47秒95をマークしてその年のユースランキング1位になり、翌年のインターハイでは優勝候補にもなったが怪我の影響で決勝に進めず、高校時代は全国タイトルを獲得できなかった。

大学生時代[編集]

2008年慶應義塾大学に進学し、同大学陸上競技部に入部。

1年時にはアジアジュニア選手権世界ジュニア選手権などの国際大会を経験した。

2年時には静岡国際400mで自身初の45秒台となる45秒98をマークし、それまでの自己ベスト47秒00を大幅に更新した。初出場となった日本選手権400mで45秒84をマークして2位に入り、自己ベストを更新すると共にベルリン世界選手権のB標準を突破。初出場となった世界選手権400mは予選で敗退したが、翌月の日本インカレ400mを初制覇した。

3年時には日本選手権400mで2年連続の表彰台に上ると、日本インカレ400mで2連覇を達成。アジア競技大会の4×400mリレーでは3走を務めて銀メダル獲得に貢献した。

4年時には日本選手権400mで自己ベストタイの45秒84をマークして2位に入り3年連続で表彰台に上った。アジア選手権では金丸祐三を上回る日本人最高順位の2位、4×400mリレーでは3走を務めて金メダル獲得に貢献した。2大会連続の世界選手権出場となった大邱世界選手権は初のリレー種目出場だったが予選で敗退した。

社会人時代[編集]

2012年富士通に入社し、同社陸上競技部に入部。

2013年7月のアジア選手権4×400mリレーに出場。4走を務め、モスクワ世界選手権参加標準記録(3分05秒00)突破の3分04秒46をマークして銀メダル獲得に貢献した。後日、モスクワ世界選手権4×400mリレー日本代表に選出された[2]

2013年8月のモスクワ世界選手権4×400mリレーに出場し、世界選手権に3大会連続の出場を果たすも予選敗退に終わった。

2015年10月をもって富士通陸上競技部を退部[3]。富士通に残って社業に専念する傍ら、2016年以降も競技を続けている。

自己ベスト[編集]

  • 記録欄の( )内の数字は風速m/s)を意味する。
種目 記録 年月日 場所 備考
200m 21秒52 (0.0) 2009年10月3日 日本の旗 新潟市
400m 45秒84 2009年6月28日
2011年6月12日
日本の旗 広島市
日本の旗 熊谷市

主な成績[編集]

  • 主要大会を記載。備考欄の記録は当時のもの

国際大会[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2008 (大1) アジアジュニア選手権 (en インドネシアの旗 ジャカルタ 400m 4位 47秒50
世界ジュニア選手権 ポーランドの旗 ブィドゴシュチュ 400m 準決勝 48秒30 全体23位
4x400mR 予選 3分09秒61 (4走) 全体8位
2009 (大2) ユニバーシアード (en セルビアの旗 ベオグラード 400m 準決勝 46秒84
4x400mR 3位 3分06秒46 (1走)
世界選手権 ドイツの旗 ベルリン 400m 予選 46秒80 全体37位
アジア選手権 (en 中華人民共和国の旗 広州 400m 8位 48秒52
4x400mR 優勝 3分04秒13 (3走)
2010 (大3) アジア大会 中華人民共和国の旗 広州 4x400mR 2位 3分02秒43 (3走)
2011 (大4) アジア選手権 日本の旗 神戸 400m 2位 46秒03
4x400mR 優勝 3分04秒72 (3走)
ユニバーシアード (en 中華人民共和国の旗 深圳 400m 準決勝 47秒07
4x400mR 2位 3分05秒16 (3走)
世界選手権 大韓民国の旗 大邱 4x400mR 予選 3分02秒64 (4走) 全体13位
2013 (社2) アジア選手権 インドの旗 プネー 4x400mR 2位 3分04秒46 (4走)
世界選手権 ロシアの旗 モスクワ 4x400mR 予選 3分02秒43 (3走) 全体10位
2014 (社3) 日中韓3カ国陸上 中華人民共和国の旗 金華 400m 3位 46秒54

日本選手権[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2009 (大2) 第93回 広島市 400m 2位 45秒84 自己ベスト
2010 (大3) 第94回 丸亀市 400m 3位 46秒05
2011 (大4) 第95回 熊谷市 400m 2位 45秒84 自己ベストタイ
2012 (社1) 第96回 大阪市 400m 予選 47秒66
2013 (社2) 第97回 調布市 400m 6位 46秒34
2014 (社3) 第98回 福島市 400m 6位 46秒75
2015 (社4) 第99回 新潟市 400m 8位 47秒49
2016 (社5) 第100回 名古屋市 400m 8位 46秒64

その他[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
2006 (高2) インターハイ 大阪市 400m 予選 49秒76
4x100mR 予選 42秒11 (2走)
4x400mR 予選 3分22秒02 (4走)
国民体育大会 神戸市 400m 準決勝 48秒65
2007 (高3) インターハイ 佐賀市 400m 準決勝 52秒46
国民体育大会 秋田市 400m 準決勝 48秒46
日本ジュニア選手権 大分市 400m 予選 48秒60
2008 (大1) 日本インカレ 東京都 400m 予選 47秒73
4x400mR 予選 3分13秒09 (1走)
日本ジュニア選手権 鳥取市 400m 2位 47秒00
2009 (大2) 静岡国際 袋井市 400m 2位 45秒98 自己ベスト (自身初の45秒台)
日本インカレ 東京都 400m 優勝 46秒94
4x400mR 予選 3分12秒44 (2走)
国民体育大会 新潟市 200m 準決勝 21秒69 (-0.3)
2010 (大3) 静岡国際 袋井市 400m 8位 46秒56
日本インカレ 東京都 400m 優勝 46秒30
4x400mR 7位 3分09秒67 (4走)
国民体育大会 千葉市 400m 2位 46秒12
2011 (大4) 静岡国際 袋井市 400m 8位 46秒25
日本インカレ 熊本市 400m 決勝 DNS 予選46秒75
4x400mR 5位 3分07秒58 (4走)
国民体育大会 山口市 400m 予選 48秒01
2012 (社1) 静岡国際 袋井市 400m 決勝 47秒53
東日本実業団選手権 熊谷市 400m 2位 46秒98
全日本実業団選手権 福岡市 400m 3位 48秒12
4x100mR 予選 39秒77 (4走) 決勝進出[注 1]
4x400mR 優勝 3分11秒96 (3走)
国民体育大会 岐阜市 400m 予選 47秒97
2013 (社2) 静岡国際 袋井市 400m 8位 46秒25
東日本実業団選手権 那珂市 400m 2位 46秒48
全日本実業団選手権 熊谷市 400m 6位 59秒10
4x400mR 予選 3分14秒12 (4走) 決勝進出[注 2]
2014 (社3) 静岡国際 袋井市 400m 決勝 47秒31
東日本実業団選手権 福島市 400m 優勝 47秒25
全日本実業団選手権 山口市 400m 2位 46秒97
4x400mR 2位 3分08秒38 (4走)
国民体育大会 諫早市 400m 4位 46秒78
2015 (社4) 織田記念 広島市 400m 予選 47秒30
静岡国際 袋井市 400m 優勝 46秒66
東日本実業団選手権 熊谷市 400m 優勝 46秒07
全日本実業団選手権 岐阜市 400m 2位 46秒80
2016 (社5) 静岡国際 袋井市 400m 決勝 47秒43
東日本実業団選手権 熊谷市 400m 2位 47秒12
全日本実業団選手権 大阪市 400m 3位 47秒18
4x400mR 3位 3分12秒15 (2走)
国民体育大会 北上市 400m 予選 48秒55
2017 (社6) 全日本実業団選手権 大阪市 400m 予選 48秒22
国民体育大会 松山市 400m 予選 48秒56
2018 (社7) 東日本実業団選手権 熊谷市 400m 予選 49秒52

脚注[編集]

  1. ^ 富士通は決勝を棄権
  2. ^ 予選のみ出場。決勝の富士通は3分09秒56で優勝
  1. ^ 塾生インタビュー # 63 世界陸上経験者! 競走部廣瀬英行選手(環4)”. 慶應ジャーナル (2011年6月4日). 2015年1月28日閲覧。
  2. ^ 世陸代表メンバーに山崎謙吾ら3人追加”. 日刊スポーツ (2013年7月17日). 2015年1月28日閲覧。
  3. ^ 陸上競技部 選手引退のお知らせ”. 富士通 (2015年11月7日). 2015年11月8日閲覧。