後藤昭

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後藤 昭(ごとう あきら、1950年11月17日[1] - )は、日本法学者。専門は刑事法学位法学博士一橋大学教授を経て、青山学院大学教授、一橋大学名誉教授。日本刑法学会理事、法と心理学会理事長、法科大学院協会常務理事、臨床法学教育学会理事長。元弁護士

人物[編集]

東京都出身[1]東京都立新宿高等学校を経て、1969年一橋大学法学部入学。大学在学中に旧司法試験に合格し、弁護士活動をした後、1981年千葉大学助手に就任し、研究活動に入る。1983年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(法学博士)。一橋大学では刑事訴訟法講座初代教授の鴨良弼に、東京大学大学院では松尾浩也及び平野龍一に師事[2]

一橋大学法科大学院の創設に尽力。2004年初代の大学院法学研究科法務専攻長(法科大学院長)に就任。指導学生に緑大輔一橋大准教授などがいる[3]

略歴[編集]

研究[編集]

  • 公設弁護人制度、上訴制度の研究。

主要論文[編集]

  • 「裁判員制度に伴う上訴の構想」(一橋法学2巻1号、2003年)
  • 「公的弁護制度」(刑事訴訟法の争点(第3版)、2002年)
  • 「予備的訴因と訴訟条件」『松尾浩也先生古稀祝賀論文集下巻』(有斐閣、1998年)
  • 「「疑わしきは被告人の利益に」ということ」(一橋論叢117巻4号、1997年)
  • 「捜査法理論の一つの方法」(法律時報69巻9号、1997年)
  • 「取調べ受認義務否定論の展開」『平野龍一先生古稀祝賀論文集下巻』(有斐閣、1991年)
  • 「控訴審における破棄と事実の取調べ」『刑事裁判の復興・石松竹雄判事退官記念論文集』(勁草書房、1990年)
  • 「自由心証主義・直接主義と刑事控訴」(千葉大学法経論集2巻2号、1988年)

著書[編集]

単著
  • 『わたしたちと裁判(新版)』(岩波書店、2006年10月)
  • 『捜査法の論理』(岩波書店、2001年3月)
  • 『刑事控訴立法史の研究』(成文堂、1987年5月)
共著
  • 『刑事法演習』(平川宗信と共編著)(有斐閣、2008年2月)
  • 『法科大学院ケースブック刑事訴訟法(第2版)』(加藤克佳川崎英明白取祐司、高田昭正、村井敏邦と共著)(日本評論社、2007年4月)
  • 『刑事訴訟法(第四版)』(上口裕、安冨潔、渡辺修と共著)(有斐閣、2006年4月)
  • 『実務家のための裁判員法入門』(四宮啓、西村健、工藤美香と共著)(現代人文社、2004年12月)
  • 『基礎演習刑事訴訟法』(上口裕、安冨潔、渡辺修と共著)(有斐閣、1996年4月)
  • 『現代令状実務25講』(村井敏邦と共編著)(日本評論社、1993年10月)

脚注[編集]

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.317
  2. ^ 緑大輔「献辞(後藤昭先生)」一橋法学, 15(2): 1-2  2016-07-10
  3. ^ 緑大輔「献辞(後藤昭先生)」一橋法学, 15(2): 1-2  2016-07-10