恋する二人

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恋する二人
ビートルズ楽曲
収録アルバム ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
リリース 1964年7月10日
録音 1964年2月25日26日
ジャンル ポップ・ロック
時間 2分46秒 (monaural version)
2分42秒 (stereo version)
レーベル パーロフォン
作詞者 レノン=マッカートニー
プロデュース ジョージ・マーティン
チャート順位

  • 1位(ノルウェー)
  • 6位(ドイツ)
  • 30位(イギリス)
  • 4位(日本、ミュージック・マンスリー洋楽チャート、1964年当時[1]

ビートルズシングル盤 U.K. 年表
レット・イット・ビー
b/w
ユー・ノウ・マイ・ネーム
(1970年)
イエスタデイ
b/w
恋する二人
(1976年)
バック・イン・ザ・USSR
b/w
ツイスト・アンド・シャウト
(1976年)
ビートルズシングル盤 U.S. 年表
シー・ラヴズ・ユー(ドイツ語)
b/w
アイル・ゲット・ユー
(1964年)
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
b/w
恋する二人
(1964年)
ぼくが泣く
b/w
すてきなダンス
(1964年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
b/w
今日の誓い
(1964年)
恋する二人
b/w
ぼくが泣く
(1964年)
アンド・アイ・ラヴ・ハー
b/w
恋におちたら
(1964年)
ビートルズシングル盤 日本 年表
ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード
b/w
フォー・ユー・ブルー
(1970年)
イエスタデイ
b/w
恋する二人
(1976年)
ヘルター・スケルター
b/w
ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
(1976年)
ハード・デイズ・ナイト 収録曲
A面
  1. ハード・デイズ・ナイト
  2. 恋する二人
  3. 恋におちたら
  4. すてきなダンス
  5. アンド・アイ・ラヴ・ハー
  6. テル・ミー・ホワイ
  7. キャント・バイ・ミー・ラヴ
B面
  1. エニイ・タイム・アット・オール
  2. ぼくが泣く
  3. 今日の誓い
  4. 家に帰れば
  5. ユー・キャント・ドゥ・ザット
  6. アイル・ビー・バック

恋する二人」 ("I Should Have Known Better") はイギリスロックバンドビートルズの楽曲である。

解説[編集]

本作は1964年に発表されたビートルズのイギリス盤公式オリジナル・アルバムビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』、A面2曲目の収録曲である。レノン=マッカートニーとなっているが、実質的にはジョン・レノンの作品である[2][3]フォークロック調の楽曲でハーモニカフィーチュアされている。ヴォーカルはジョンのダブルトラックで、サビの部分のファルセットもこの曲の魅力のひとつである。

映画『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』では、列車で移動中の貨物置場の檻の中で歌われ、ラストのコンサートシーンでも再び歌われる[4]ジョージ・ハリスン12弦ギターとジョン・レノンのアコースティック・ギターのコンビネーションが聴きどころである。またジョージの間奏を弾くシーンでの内股ステップは特徴的である。

なおこの曲は、アメリカ盤シングル「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」のB面曲として1964年7月13日にリリースされた[5][6]。アメリカでは、ビルボード誌最高位53位、キャッシュボックス誌最高位43位を記録している。英国オリジナルの同シングルB面は「今日の誓い」であり、オリジナル・シングルのカップリング変更は異例の措置である[注釈 1]。また、1976年にはイギリスで「イエスタデイ」のB面曲としてシングルカットされている。

ミキシング[編集]

モノラル・ヴァージョンとステレオ・ヴァージョンではイントロのハーモニカの旋律の一部が異なるうえ、ステレオ・バージョンではハーモニカの音色が一時的にドロップアウトする箇所が存在する[7]。ただしアメリカ盤『リール・ミュージック』に収録されているステレオ・ヴァージョンは、モノラル・ヴァージョンと同じ旋律となっている。なおアメリカ盤"A Hard Day's Night (United Artists)"のステレオ盤にはモノラル・ヴァージョンからの疑似ステレオ・ヴァージョンが収録されているため、イントロはモノラル・ヴァージョンの旋律である。

プレイヤー[編集]

出典は、イアン・マクドナルド英語版の書籍[8]

収録盤[編集]

主なカバー・バージョン[編集]

  • ザ・ナチュラルズ - 1964年にカヴァー・ヴァージョンがシングル・リリースされ、全英最高位30位を記録している。
  • ジョニー・リヴァース - 1964年のライブ・アルバム『In Action』に収録。
  • ザ・ビーチ・ボーイズ - 1965年のアルバム『ビーチ・ボーイズ・パーティ』に収録。
  • メリー・ウェルズ - 1965年のアルバム『Love Songs to the Beatles』に収録。
  • ジャン&ディーン - 1965年のアルバム『Command Performance - Live in Person』に収録。
  • フィル・オクス - 1980年のコンピレーション・アルバム『The Broadside Tapes 1』に収録。
  • スライ&ロビー - 1981年のアルバム『The Sixties Seventies + Eighties = Taxi』に収録。
  • シー&ヒム - 2008年のデビュー・アルバム『Volume One』に収録。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ オリジナル・シングル盤のカップリングに米キャピトルが従わなかった事例は、キャピトル・デビュー・シングルの「抱きしめたい」のB面が「ジス・ボーイ」から「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」に変更されたケースがあるのみである。
  2. ^ ダブルトラック処理が施されている。

出典[編集]

  1. ^ 『日経BPムック 大人のロック!特別編集 ザ・ビートルズ 世界制覇50年』日経BP社、2015年、97頁。ISBN 978-4-8222-7834-2
  2. ^ Sheff, David (2000). All We Are Saying: The Last Major Interview with John Lennon and Yoko Ono. New York: St. Martin's Press. p. 194. ISBN 0-312-25464-4. 
  3. ^ Miles, Barry (1997). Paul McCartney: Many Years From Now. New York: Henry Holt & Company. p. 164. ISBN 0-8050-5249-6. 
  4. ^ Dowlding, William (1989). Beatlesongs. p. 68. 
  5. ^ Cross, Craig (2005). The Beatles: Day-by-Day, Song-by-Song, Record-by-Record. Lincoln, NE: iUniverse, Inc.. p. 530-531. ISBN 0-595-34663-4. 
  6. ^ Lewisohn, Mark (1988). The Beatles Recording Sessions. New York: Harmony Books. p. 201. ISBN 0-517-57066-1. 
  7. ^ Cross, Craig (2005). The Beatles: Day-by-Day, Song-by-Song, Record-by-Record. Lincoln, NE: iUniverse, Inc.. p. 384. ISBN 0-595-34663-4. 
  8. ^ MacDonald, Ian (2005). Revolution in the Head: The Beatles' Records and the Sixties (Second Revised ed.). London: Pimlico (Rand). p. 109-110. ISBN 1-84413-828-3. 

関連項目[編集]