悪魔の棲む家

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悪魔の棲む家
The Amityville Horror
監督 スチュアート・ローゼンバーグ
脚本 サンドール・スターン英語版
原作 ジェイ・アンソン
『アミティヴィルの恐怖』
製作 ロナルド・サランド
エリオット・ガイシンガー
製作総指揮 サミュエル・Z・アーコフ
出演者 ジェームズ・ブローリン
マーゴット・キダー
ロッド・スタイガー
音楽 ラロ・シフリン
撮影 フレッド・J・コーネカンプ
編集 ロバート・ブラウン・Jr
配給 アメリカ合衆国の旗 AIP
日本の旗 ヘラルド
公開 アメリカ合衆国の旗 1979年7月
日本の旗 1980年3月29日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $86,432,000[1]
次作 悪魔の棲む家PART2
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悪魔の棲む家』(あくまのすむいえ、The Amityville Horror)は、1974年にロングアイランドのアミティヴィルで起きたと言われる超常現象を題材にしたジェイ・アンソン著のベストセラー『アミティヴィルの恐怖』を映画化した1979年アメリカ合衆国ホラー映画

ストーリー[編集]

1974年11月13日ニューヨーク州ロングアイランドオーシャン・アベニュー112番地の大邸宅でデフェオ一家が惨殺される事件が起こる。犯人は長男のロナルド・デフェオ・ジュニア

地下室に閉じこもっていたという彼は就寝中の両親と4人の弟妹たちをライフルで次々と射殺。我に返ったロナルドは自ら警察に通報した。逮捕後、彼は「家が家族を殺すよう命じた」と主張したという。

それから1年後、子供たちとの暮らしのために新しい住まいを探していたジョージとキャシーのラッツ夫妻は、その日、新聞広告に載っていたこのアミティヴィルの大邸宅を訪れた。案内した不動産屋はこの邸宅で起きた殺人事件の事を話すが、値段の安さにひかれ夫妻は購入を決めた。

引っ越し当日、ラッツ夫妻と3人の子供たちはこれからの生活に心を躍らせるが、その夜からジョージは気分が悪くなり、やがて数々の不気味な現象が彼等を襲い始める。

キャスト[編集]

※括弧内は日本語吹替

スタッフ[編集]

『アミティヴィルの恐怖』[編集]

実話を映画化した」という触れ込みの本作だが、ジェイ・アンソンのこの原作にはかなりの嘘があることが指摘されている。とはいえ、一家惨殺のあった家にラッツ一家が越してきたことや最後の結末は事実である。しかしそれは映画とは違い、経済面でのトラブルによるものである[注 1]

そんな夫妻の前に現れたのが、惨殺事件の裁判でロナルドの弁護を担当した弁護士であり、彼が夫妻に持ちかけたのが映画の設定にもあった“家に棲みつく悪魔の仕業”にし、一方で夫妻にとっては、体験談を出版することで多額の収入を得ることが出来るという話であった。そして1974年、折りしも『エクソシスト』の公開によりオカルト・ブームが巻き起こり、『アミティヴィルの恐怖』はベストセラーとなった。

評価[編集]

ラロ・シフリンは本作の音楽を手掛けたことにより、第52回アカデミー賞作曲賞にノミネートされた。

シリーズ[編集]

1979年のオリジナル以降本作は21本も続編が制作されており、2作目にはダミアーノ・ダミアーニ、3作目にはリチャード・フライシャーが監督に起用されている他、4作目では1作目の脚本家サンドール・スターンが監督と脚本を務めている。また、俳優面では3作目には無名時代のメグ・ライアンが主人公の娘の友人役で出演している。

  • 悪魔の棲む家PART2』シリーズ2作目(監督ダミアーノ・ダミアーニ、脚本トミー・リー・ウォーレス、出演ジェームズ・オルソン英語版バート・ヤングルターニャ・アルダ
  • 悪魔の棲む家PART3D』シリーズ3作目 立体映画(3-D)(監督リチャード・フライシャー、脚本ウィリアム・ウェルズ、出演トニー・ロバーツ英語版、テス・ハーパー、ロバート・ジョイ)
  • 悪魔の棲む家 完結編』シリーズ4作目(監督・脚本サンドール・スターン、出演パティ・デュークジェーン・ワイアット、ノーマン・ロイド)
  • 続・悪魔の棲む家』シリーズ番外編 (監督トム・ベリー、脚本マイケル・クルーガー、出演キム・コーツ、ドーナ・ワイトマン、ヘレン・ヒューズ)
  • アミティヴィル1992英語版』シリーズ5作目(監督トニー・ランデル、脚本クリストファー・デファリア、アントニオ・トロ、出演スティーヴン・マクト、ショーン・ウェザリー、ミーガン・ウォード)
  • 真・悪魔の棲む家英語版』シリーズ6作目(監督ジョン・マーロウスキー、脚本クリストファー・デファリア、アントニオ・トロ、出演テリー・オクィン、ジュリア・ニクソン、デヴイッド・ノートン)
  • 悪魔の棲む家・最終章/ザ・ポルターガイスト英語版』シリーズ7作目(監督スティーヴ・ホワイト、脚本ジョシュア・マイケル・スターン、出演ロビン・トーマス、スター・アンドレフ、レイチェル・ダンカン)
  • パラノーマル・エンティティ4』(監督・脚本ジェフ・ミード、出演デヴィン・クラーク、ジョン・コンデリク、ルーク・バーネット)
  • The Amityville Asylum英語版』日本未公開 (監督・脚本アンドリュー・ジョーンズ、出演ソフィア・デル・ピッツォ、サラ・ルイーズ・マディソン、アイリーン・デーリー)
  • Amityville Death House英語版』日本未公開 (監督マーク・ポロニア英語版、脚本ジョン・オーク・ダルトン、出演エリック・ロバーツ、マイケル・マーチャント、ダニエル・ドナウエ)
  • The Amityville Playhouse英語版』日本未公開 (監督ジョン・R・ウォーカー、脚本スティーブ・ハーディ、ジョン・R・ウォーカー、出演ゲイリー・マーティン、アニア・マーソン)
  • Amityville: Vanishing Point英語版』日本未公開 (監督ディラン・グリーンバーグ英語版、脚本ディラン・グリーンバーグ、セレナ・マーズ、ジャーゲン・アザゼル・マンスター、出演キャサリン・コーコラン、ロイド・カウフマン、セレナ・マーズ)
  • The Amityville Legacy英語版』日本未公開 (監督・脚本ダスティン・ファーガソン、マイケル・ジョンソン、出演ジュリア・ファレル、マーク・ポペジョイ、シャイアン・キング)
  • The Amityville Terror英語版』日本未公開 (監督・脚本マイケル・アンジェロ、出演ニコール・トンプキンス、カイウィ・ライマン、キム・ニールセン)
  • Amityville: No Escape英語版』日本未公開 (監督・脚本ヘリンク・クート、出演ジョニ・ドリアン、アリア・ガブリエル・エックハルト)
  • 『Amityville: Evil Never Dies』日本未公開 (監督・脚本ダスティン・ファーガソン、出演ダレン・バルコム、クリント・ビーバー、リュック・ベルニエ)
  • 『Amityville Exorcism』 日本未公開 (監督マーク・ポロニア、脚本ビリー・ダマト、出演マリー・デロレンツォ、ジェフ・カーケンドール、ジェームズ・キャロルス)
  • Against the Night (Amityville prison)英語版』日本未公開 (監督・脚本ブライアン・カヴァッラロ、出演ハンナ・クリーマン、ルーク・ペルシアーニ、フランク・ホエーリー)
  • アミティヴィル:ジ・アウェイクニング』日本未公開 (監督・脚本フランク・カルフン、出演ベラ・ソーン、キャメロン・モナハン、ジェニファー・ジェイソン・リー)
  • 『Amityville: Mt. Misery Road.』日本未公開 (監督チャック・モロンギーロ、カロリーナ・モロンギーロ、脚本チャック・モロンギーロ、出演チャック・モロンギーロ、カロリーナ・モロンギーロ、カーティス・ワイカ)
  • 『悪魔の棲む家 REBORN』 (監督・脚本ダニエル・ファランズ、出演ジョン・ロビンソン、チェルシー・リケッツ、ポール・ベン=ヴィクター)

リメイク[編集]

2005年にマイケル・ベイ製作によってリメイクされた。

オリジナル版とリメイク版の相違[編集]

1979年製作のオリジナル版は家に引っ越した一家と並行し、この家の祝別に訪れた神父も中心人物として描かれており、邸宅で起きたデフェオー一家殺人事件を捜査した刑事が登場するなど、全体的に『エクソシスト』のような感じに作られている。

それに対し、2005年製作のリメイク版はこの神父や刑事の存在を排除し、家に引っ越してきた一家が悪霊に蝕まれていく様を中心に描いている。また、オリジナル版では幽霊少女は姿を現さなかったが、リメイク版では姿を現しているところや、家に越してから態度が豹変してゆくジョージが、リメイク版では家の外に出るとその効力がなくなる等の相違が見られる。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 一応本作中でも、経済的な問題について触れている場面はある。

出典[編集]

  1. ^ The Amityville Horror (1977)”. Box Office Mojo. 2010年9月6日閲覧。