慈雲寺 (長野県下諏訪町)
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慈雲寺 | |
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所在地 | 長野県諏訪郡下諏訪町東町中606 |
山号 | 白華山 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
本尊 | 十一面観音 |
創建年 | 1300年(正安2年) |
開山 | 一山一寧 |
開基 | 金刺遠江守満貞 |
正式名 | 白樺山慈雲寺 |
文化財 | 梵鐘(長野県宝) |
法人番号 |
4100005007943 ![]() |
慈雲寺(じうんじ)は、長野県諏訪郡下諏訪町にある臨済宗妙心寺派の寺院である。山号は白華山。本尊は十一面観音。
歴史[編集]
正安2年(1300年)に臨済宗建長寺派の寺院として、諏訪大社下社大祝の金刺満貞を開基として、一山一寧の開山により創建された。一山の跡を雪村友梅が継ぎ、信州の触頭となった名刹であった。武田信玄は天桂和尚に私淑し、寺紋は武田菱である。
文化財[編集]
- 梵鐘 - 応安元年(1368年)の鋳造。総高114cm、口径66.4cm
- 町指定有形文化財
- 本堂 - 文化5年(1808年)の再建。立川流。棟梁は上諏訪の市蔵。
- 山門 - 安永8年(1779年)の建立。棟梁は村田長左衛門。
- 阿弥陀如来立像 - 木喰の作。高さ112cm。文化4年(1807年)の作。
交通アクセス[編集]
寺院周辺[編集]
参考文献[編集]
外部リンク[編集]
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