憂国のラスプーチン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
憂国のラスプーチン
ジャンル 青年漫画
漫画
原作・原案など 佐藤優(原作)
長崎尚志(脚本)
作画 伊藤潤二
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミック
レーベル ビッグコミックス
発表号 2010年16号 - 2012年24号
巻数 全6巻
テンプレート - ノート
ポータル 漫画

憂国のラスプーチン』(ゆうこくのラスプーチン)は、佐藤優原作、長崎尚志脚本、伊藤潤二作画による日本劇画

概要[編集]

2010年8月10日発売の『ビッグコミック』(小学館)同年16号より2012年24号まで連載された。佐藤の拘置所体験や取調べ検事とのやりとり、および外交官としてのロシア体験が内容である。

なお人名は、外国人については実名が出てくるが、日本人については主人公の「憂木衛」や歴代首相も含め、仮名となっている。

1991年ソ連8月クーデターにてミハイル・ゴルバチョフが無事であることをクーデターグループに近いイリイン第二書記より確認したエピソードや、ソ連に駐在する日本人外交官の不祥事についても取り上げている。

登場人物[編集]

主人公[編集]

憂木衛
日本の専門職外交官。京都にある私立大学(同人舎大学)大学院で神学を専攻。
ロシア問題の専門家で、北方領土問題の解決に尽力している。
モデルは佐藤優。同人舎大学のモデルは同志社大学
都築峰雄
北海道選出の与党大物政治家。
北方領土問題解決に尽力している。
モデルは鈴木宗男

日本国総理大臣[編集]

尾長角英
尾長美紀子外務大臣の父親。
モデルは田中角栄田中真紀子親娘。
本橋虎太郎
モデルは橋本龍太郎
田渕栄三
モデルは小渕恵三
堀敏朗
モデルは森喜朗
鯉渕純太郎
モデルは小泉純一郎

日本国外務省[編集]

先輩
ソ連に駐在する外務省専門職の先輩。
後藤亮[1]
外務省キャリア官僚。
憂木の後輩で盟友。
東京地検の捜査では憂木に不利な証言をする。
西條和正
外務省幹部。
憂木が尊敬する上司。

東京地検[編集]

高村貴史
東京地検検事。憂木の取り調べを担当する。
検察事務官
東京地検事務官。高村とコンビを組む。
拘置所職員
吉野正義
東京地検検事。高村の先輩格にあたる。

弁護士[編集]

室田、赤川
憂木の担当の弁護士。

日本民間[編集]

今田英明
三つ葉商事社員。

外国[編集]

イリイン
ソ連共産党第二書記。
ソ連8月クーデターを起こしたクーデターグループの1人。
ブルブリス
エリティン大統領側近。「私は馬鹿が嫌い」が口癖。
ソ連崩壊のシナリオを描いた能力主義者。
カルテンブルンナー
エリティン政権に人脈を持つロシア通のスウェーデン人。
正体はロシア諜報機関予備役スパイであり、チェルノムイルジン首相に近い人物である。
黒い大佐
ロシアで最も異端視された政治家。
ソ連空軍予備役大佐。本名はヴィクトル・アルクスニス

単行本[編集]

  • 佐藤優原作・長崎尚志脚本・伊藤潤二作画 『憂国のラスプーチン』小学館〈ビッグコミックス〉、全6巻
    1. 2010年12月25日発売 ISBN 978-4-09-183610-6
    2. 2011年6月30日発売 ISBN 978-4-09-183859-9
    3. 2011年10月28日発売 ISBN 978-4-09-184154-4
    4. 2012年5月2日発売 ISBN 978-4-09-184454-5
    5. 2012年8月30日発売 ISBN 978-4-09-184657-0
    6. 2012年12月27日発売 ISBN 978-4-09-184806-2
  • 『憂国のラスプーチン』小学館〈My First WIDEコミック〉、1巻
    1. 2011年10月13日発売 ISBN 978-4-09-162733-9

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 第1巻17頁では名前が「明」だった。

関連項目[編集]