成田昭次

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成田昭次
出生名 成田昭二
生誕 (1968-08-01) 1968年8月1日(52歳)
出身地 日本の旗 日本, 愛知県名古屋市熱田区
学歴 杜若高等学校中退
ジャンル J-POP、ロック
職業 歌手シンガーソングライターギタリスト
担当楽器 ボーカル
ギター
活動期間 1983年 - 2009年
2020年 -

成田 昭次(なりた しょうじ、1968年8月1日 - )は、日本歌手シンガーソングライターギタリスト愛知県名古屋市熱田区出身。元ジャニーズ事務所所属。元男闘呼組のメンバー。身長175㎝。

2009年に後述の経緯により、長らく近況が明らかにされていなかったが、2020年11月3日に音楽活動を再開した。

ジャニーズ時代の参加ユニット[編集]

来歴[編集]

  • 名古屋市立旗屋小学校、名古屋市立沢上中学校卒業。杜若高等学校中退
  • 1983年、元々1つ年上の兄が先にジャニーズJr.として、東京にあるジャニーズ事務所の合宿所に入っていた。そのつてで、名古屋市立沢上中学校3年生の時、名古屋で行われた近藤真彦のコンサートにて、事務所の社長・ジャニー喜多川に会い、「僕もやりたい」と頼んで事務所に入った。
  • 1984年に中学を卒業すると、愛知県豊田市の私立男子高校である杜若高等学校へ進学。1年生の1学期一杯までは通っていたが、夏休み期間をずっと東京のジャニーズ事務所の合宿所で過ごしていた事もあって、2学期からは高校には行かなくなってしまった。そして同年10月に、完全に合宿所へと引っ越した。(高校はそのまま中退)
  • 社長のジャニー喜多川が、北公次の“”の文字を引用して、「成田昭」という芸名を与える。
  • 1984年12月、「男闘呼組」の前身である「東京(東京男組)」のメンバーになる。
  • 1988年2月、長崎俊一監督の映画「ロックよ、静かに流れよ」に男闘呼組メンバー全員で主役として出演し、映画デビュー[1]。ツッパリグループのリーダー的存在のミネサ役を演じ人気を博した。本映画は、キネマ旬報ベスト・テン4位[2]、第10回ヨコハマ映画祭の作品賞、監督賞、新人賞を受賞するなど高い評価を得た。
  • 1988年8月24日、「男闘呼組」としてレコードデビューを果たす。ボーカルとリードギターを担当し、作詞作曲も手掛けた。第30回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。NHK紅白歌合戦に出場。
  • 1989年には日本武道館でコンサートを行い、NHK紅白歌合戦にも再度出場する[3]
  • 1992年5月に結婚。 同年10月に女児誕生。
  • 1993年1月から日本テレビ系で放映された連続ドラマ「お茶の間」の主人公「花井薫」を演じた[4]。原作は漫画の「バタアシ金魚」である。渡辺満里奈と共演した。
  • 1993年6月30日付けで「男闘呼組」は活動を休止し、事実上の解散となった。 その後、ソロで2枚のアルバム他をリリースしながら、ライブハウスを中心に活動。
  • 1995年、この年いっぱいで12年間所属したジャニーズ事務所を退所。
  • 1997年、昔からの知り合いで、バンド「INORGANIC」を結成。自身が影響を受けた70~80年代のハードロック・サウンドを追求した。 2001年解散[5]
  • 2000年にはザ・サーフコースターズとの共演でフラワートラベリンバンドのトリビュートアルバムに参加するなど、インディーズ・シーンで精力的に活動した[5]
  • 2001年8月1日、NOBODYと新バンド「What's」を結成し、2002年にアルバムを完成させた[5]
  • 日本クラウンに移籍し、2004年1月にソロマキシシングルボクノスベテダッタノニ』をリリース。
  • 2006年9月、芸名を「成田昇司」に改名(公式HPにて発表)。 同年12月、新バンド「SNAG」を結成。
  • 2007年10月21日、旧芸名「成田昭次」に戻す(公式HPにて発表)。
  • 2009年9月27日、自宅に乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反で現行犯逮捕された。10月16日、起訴。12月10日、東京地裁にて懲役6月、執行猶予3年(求刑懲役6月)が言い渡された。これ以降、長らく消息不明の状態が続いた。
  • 2019年5月10日、『ロックよ、静かに流れよ』公開30周年記念上映会トークショーにて岡本健一が、男闘呼組のファーストアルバムに収録されている成田のソロ曲「不良」を弾き語りし、『懐かしいね。この映画ものすごい大好きで誇りに思ってるから、みんなによろしく』という成田の伝言が発表された[6]
  • 2019年9月4日、東京ドームで行われたジャニー喜多川お別れの会に参列し、成田の近影が正木慎也によってツイッターに投稿され話題となった[7][8]
  • 2020年11月3日、ビルボードライブ横浜で開催されたLittle Black Dressのライブに特別ゲストとして出演した。「10年以上ぶりなので緊張しています。コロナ禍にも関わらず、駆け付けてくれてありがとうございます」と挨拶し、男闘呼組の「秋」のアコースティックヴァージョンとデビュー曲「DAYBREAK」を披露した。メインヴォーカルを成田が、コーラスをLittle Black Dress (Ryo)が担当した[9]。高橋や岡本のパートも含め、成田が主旋律を最初から最後まで歌った。なお、本ライブに成田がゲスト参加することが公表されるとチケットはすぐに完売となった。
  • 2020年11月9日、インスタグラムを開設(ページ下部、外部リンク参照)し、約10年ぶりにステージに立つことが出来たことについて感謝の言葉が綴られるとともに、12月27日にビルボードライブ東京にて追加公演が決定したことが発表された。

人物[編集]

  • 愛称は「昭ちゃん」、「昭次くん」、「なりしょう」、「成田くん」、「ナッくん」など。
  • ジャニーズ事務所に入所したものの、ダンスが苦手であったことから、同じくダンスが苦手な高橋一也岡本健一らとともに音楽活動に傾倒して行った。岡本に初めてギターを教えたのは成田である[10]。また、ジャニーズ事務所の先輩である野村義男と親交が深く、野村からギターを教わった。
  • 男闘呼組ではボーカル及びリードギターを担当し作詞作曲も手掛けるとともに、俳優としても活躍した。男闘呼組としての活動が休止した後は、シンガーソングライター及びギタリストとして音楽活動に専念した。
  • ハスキーでキーが高めな歌声が特徴である。男闘呼組時代は、主旋律を歌う高橋一也の声に、途中から成田の上ハモリが加わり、ソロを成田が歌い上げる展開が多くみられた。ハードな楽曲では巻き舌を駆使している。
  • 中学時代の親友がマイケル・シェンカー・グループのアルバム『神』に収録されている「アームド・アンド・レディ(Armed and Ready)」に合わせてギターを弾くのを目の当たりにしてギターに目覚めた。兄もギター好きであり、兄からも多大な影響を受けた[11]
  • 1991年にテレビ出演した際、自身のサウンドルートとして、「子門真人、ベンチャーズ、クールス、ストレイ・キャッツ、マイケル・シェンカー・グループ、UFO、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ロバート・クレイ、マーク・ノップラー」を挙げた[12]
  • シャイで硬派なイメージから、漫画「ホットロード」の実写化の際は、春山役は成田昭次がふさわしいと言われていた。
  • 男闘呼組時代の後期及び、ソロ活動時には、成田作曲の楽曲の多くを小竹正人が作詞している。
  • ドラえもんの大ファンであることを、テレビ出演時に公言していた。
  • 1992年に結婚した妻とはのちに離婚している。

主な出演作品[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • スラブ・ボーイズ (1993年、演出:ロバート・アラン・アッカーマン)

ラジオ[編集]

CM[編集]

ディスコグラフィ[編集]

男闘呼組時代の活動については「男闘呼組」を参照

シングル[編集]

発売日 タイトル カップリング
1 1994年9月21日 永遠のひととき KISSで抱きしめたい
2 1995年7月21日 INFERNO! ピリオド
3 2004年1月21日 ボクノスベテダッタノニ Anytime
4 2004年4月21日 Same old scene Song For You

アルバム[編集]

発売日 タイトル
1 1994年9月21日 WUDDAYACALLIT
2 1995年8月23日 Jack In The Box
3 2004年7月28日 Free Way
4 2007年11月28日 OVER LIFE
5 2009年2月25日 PARALLEL WORLD

ライブアルバム[編集]

発売日 タイトル
1 2009年7月1日 LIVE PARALLEL WORLD


ミニアルバム[編集]

発売日 タイトル
1 2006年11月23日 Welcome My Room

参加アルバム[編集]

  • SHOOT THE GUITARIST1990年5月2日、ギターインスト曲『DAD & SON』の作曲&演奏)
  • FLOWER TRAVELLIN' BAND tribute (2000年9月20日発売)ショウジナリ〜タ名義、5曲目 CRASH

「INORGANIC」名義作品[編集]

アルバム
  • Deep Emotion
  • INORGANIC.2

「What's」名義作品[編集]

アルバム
  • This (2002年)
  • What's (LIVE盤、2002年)

「Snag」名義作品[編集]

アルバム
  • Snag LIVE(LIVE盤、2007年)


非売品

2009年8月1日、2日 バーズデーライブCD2曲入り

バンド活動[編集]

Sheriff[編集]

1997年結成。

メンバー
  • 成田昭次 (ボーカル、ギター)
  • 高橋和也 (ボーカル、ギター)
  • DAIRA(ギター)
  • 近藤洋史 (ベース)
  • 西村ヒロ (ブルースハープ)
  • 石田一郎 (ドラム)

INORGANIC[編集]

1997年、昔からの知り合いで結成。 2001年解散。

メンバー
  • 成田昭次 (ボーカル、ギター)
  • 樋渡尚崇 (ベース)
  • 平山牧伸 (ドラム、愛称:ヒラポン、元「大事MANブラザーズバンド」)

What's[編集]

2001年8月1日結成。

メンバー
  • 成田昭次 (ボーカル、ギター)
  • 山中真一 (ベース、「Yan-G」のメンバー)
  • 四ツ田ヨシヒロ (ドラム、愛称・ヨッシー)
脱退メンバー
  • 村上淳一 (ギター、「MOOZY」のメンバー)
  • 小西昭次郎 (ドラム)

SNAG[編集]

2006年12月結成。

メンバー
  • 成田昭次 (ボーカル、ギター)
  • 慎吾 (ドラム、「KILLERS」などのメンバー)
  • 中村泰造 (ベース、「cune」などのメンバー)
  • 男也(ギター)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ “長崎俊一監督の新作「ロックよ、静かに流れよ」 男闘呼組が初主演”. 読売新聞東京夕刊. (1988年2月19日) 
  2. ^ 寺脇研『昭和アイドル映画の時代』光文社、2020年、516頁。ISBN 978-4334787868。
  3. ^ 不可解だった「男闘呼組」の解散劇……メンバーは新聞報道で解散を知った!?”. exiteニュース. 2018年10月5日閲覧。
  4. ^ “劇画ドラマの主役に 男闘呼組の成田昭次”. 読売新聞東京夕刊. (1992年12月4日) 
  5. ^ a b c 成田昭次”. BARKS. 2020年11月11日閲覧。
  6. ^ 岡本健一がサプライズで「不良」と「LONELY…」をギターで弾き語り!テレビライフ 2019年5月14日
  7. ^ “成田昭次が「お別れ会」に参列 男闘呼組の復活望む声も”. NEWSポストセブン. (2019年9月7日). https://www.news-postseven.com/archives/20190907_1448505.html 2020年4月11日閲覧。 
  8. ^ 正木慎也Twitter 2019年9月5日
  9. ^ Little Black Dress単独公演レポート、元・男闘呼組の成田昭次がゲスト登場” (Japanese). Rolling Stone Japan (2020年11月4日). 2020年11月5日閲覧。
  10. ^ 霜田明寛『ジャニーズは努力が9割(新潮新書)』新潮社、2019年、183頁。ISBN 978-4-10-610824-2。
  11. ^ ソロ再始動!ギターキッズ成田昭次に迫る!!” (Japanese). BARKS (2004年2月2日). 2020年11月5日閲覧。
  12. ^ “男闘呼組 ― 今こそ再評価したい80年代最強のアイドルハードロックバンド”. Re:Minder. (2020年5月20日). https://reminder.top/488530015/ 2020年10月18日閲覧。