我が良き友よ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
検索に移動
我が良き友よ
かまやつひろしシングル
初出アルバム『あゝ、我が良き友よ
A面 我が良き友よ
B面 ゴロワーズを吸ったことがあるかい
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル フォーク
ロック
レーベル EXPRESS / 東芝EMI
作詞・作曲 吉田拓郎
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン)
  • 1975年4月度月間1位 (オリコン)
  • 1975年度年間9位 (オリコン)
かまやつひろし 年表
シンシア
1974年
我が良き友よ
1975年
水無し川
1975年
テンプレートを表示

我が良き友よ」(わがよきともよ)は、1975年2月5日にかまやつひろしが発表したシングル・レコードである。発売元は東芝EMI規格品番:ETP-20098。

解説[編集]

かまやつひろしの代表曲であり、前年にシングル「シンシア」を連名で発表した吉田拓郎(当時はよしだたくろう)から提供を受け、大ヒットした。かまやつのキャリアでは2015年現在唯一のオリコン月間・週間チャート1位獲得曲であり、1975年度オリコンシングル年間チャートで9位を記録した。シングルの累計売上は90万枚[1]

東芝EMIディレクターの新田和長は、この曲を聴いて「絶対にヒットする」と確信したという[2]

イントロのリードギターは高中正義によるものである[3]。歌詞に出てくる蛮カラ風の大学生は吉田の広島商科大学(現広島修道大学)時代の同級生がモデルであるが[4]、吉田がブティックに立ち寄った時、店員から「あれ?今日は下駄じゃないんですか?」と言われたという[5]。 後に吉田は『みんな大好き』(「吉田拓郎とLOVE2 ALL STARS」名義)でセルフカバーした。

一方、かまやつは自身のイメージにそぐわないA面曲の代わりに、カップリング曲の「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」では思い切り好きなことをやらせてもらうことにしたという[2]。折も折、当時かまやつがファンだったタワー・オブ・パワーが来日しており、バックをやってもらえないかとダメもとで依頼したところ、快諾され共演が実現した[2]。この曲の当初の評価は低かったが、1990年代のアシッド・ジャズブームで再評価され[6]、かまやつの代表曲の一つとなった。

収録曲[編集]

  1. 我が良き友よ
  2. ゴロワーズを吸ったことがあるかい
    • 作詞・作曲:かまやつひろし 編曲:Greg Adams

カバーしたアーティスト[編集]

我が良き友よ
※このほか、レコード化はされていないが関根勤が、ジャイアント馬場水森亜土など彼のものまねレパートリーで吹き込んだ音声テープがTBSラジオコサキンDEワァオ!』内で放送された。
ゴロワーズを吸ったことがあるかい

我が良き友よ 人生は愉快じゃないか(ワニの本)[編集]

我が良き友よ 人生は愉快じゃないか
著者 かまやつひろし
発行日 1975年6月5日
発行元 KKベストセラーズ
日本
形態 エッセイ
ページ数 263ページ
[ Wikidata-logo-en.svg ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

「我が良き友よ」のヒットを受けて、1975年(昭和50年)に発行されたかまやつひろしの本。

アーティスト仲間のエピソードを中心に、エッセイ話と、オリジナルの短編小説3話などが掲載されている。

帯に、井上陽水落合恵子小室等のコメントが載る。

目次[編集]

  • チャプター1 ああ、我が良き友よ
    • 9話
  • ムッシュ・メルヘンⅠ 海の好きな少年
  • チャプター2 オレの青春、キミの青春
    • 19話
  • ムッシュ・メルヘンⅡ チャンピオンを夢みた少年
  • チャプター3 おもしろい話を思い出した
    • 13話
  • ムッシュ・メルヘンⅢ もうブルースは歌えない
  • チャプター4 ステージからのメッセージ
    • 10話
  • 我がおしゃれな仲間たち
  • 我が街・我が味=味にうるさい人だけ集まれ!

登場する有名人[編集]

制作スタッフ[編集]

  • カバー・デザイン:川上成夫
  • 写真:田村仁
  • 協力:東芝EMI
  • 本文イラスト:ヒサクニヒコ下島哲朗
  • 本文写真:清水彰
  • エディトリアル・デザイン:宗村友也

脚注[編集]

  1. ^ ムッシュかまやつ『ムッシュ!』日経BP社、2002年、149頁。ISBN 4-8222-4269-2。
  2. ^ a b c 『ムッシュ!』148頁。
  3. ^ かまやつによれば、このフレーズはレコーディング時に高中が即興で弾いたものだという(出典:『ムッシュ!』文春文庫 p.145)
  4. ^ 坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」内での発言。
  5. ^ LOVE LOVE あいしてる[1]」内での発言。
  6. ^ 『ムッシュ!』171-172頁。

関連項目[編集]