技術士生物工学部門

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技術士 生物工学部門(ぎじゅつし せいぶつこうがくぶもん)は、技術士法施行規則第二条十八に定める技術士国家資格の技術部門の1つ。他の部門と同じく、試験は、第一次試験、第二次試験に分けて実施される。第二次試験の合格者は2019年度までで338名。公益社団法人日本技術士会においては、本技術部門に応じた生物工学部会が1990年6月9日に設置されている。当初は8名の技術士によって設立されたが、その後順調に部会員数が増加し、2020年3月31日現在、188名の技術士、161名の技術士補・修習技術者、合計349名が活動する生物工学技術者の組織となっている。2020年には設立30周年を迎えた。

試験科目[編集]

第一次試験[編集]

技術士第一次試験は技術士になるための第1段階の試験と位置付けられている。試験の内容は、大学のエンジニアリング課程(工学、農学、理学等)程度とされる。年齢・学歴・国籍・業務経歴等による制限はなく、多くの技術者・学生が技術士を目指すことを期待されている。詳細は「技術士国家試験」を参照。

試験方法[編集]

基礎科目、適性科目、専門科目について筆記試験(択一式試験)により行われる。

  • 基礎科目:科学技術全般にわたる基礎知識に関するもの。
  • 適性科目:技術士法第四章の規定の遵守に関する適性に関するもの。
  • 専門科目:当該技術部門に係る基礎知識及び専門知識に関するもの。生物工学部門は、細胞遺伝子工学、生物化学工学、生物環境工学、をその範囲とする。

第二次試験[編集]

技術士となるのに必要な技術部門についての専門的学識及び高等の専門的応用能力を有するかどうかを判定する試験であり、幅広い知識と高等な専門技術の豊富な経験による総合的な判断能力が求められる。詳細は「技術士国家試験」を参照。

試験方法[編集]

筆記試験及び口頭試験により行う。

  • 筆記試験 必須科目及び選択科目のうち受験者があらかじめ選択する一科目。
    • 必須科目:生物工学一般
    • 選択科目:生物機能工学、生物プロセス工学
  • 口頭試験 口頭試験は筆記試験に合格した者について行われる。